GWにヨーロッパに行こうかと思っているので、5/1ベルリンと聞くと、聴きに行こうか迷ってしまいます。 今の予定では5/1はヴィーンで「ローエングリン」を観るつもりではいるのですが、5/2にはハンブルク に行くつもり(ヴァントのブルックナー3番)なので、前日にベルリンと言うのは無理じゃないんですが・・・。 アバドの第9は以前ザルツブルクで聴いてあまり面白くなかった記憶があるので、ちょっと悩むところ。 それに、ヴィーンの「ローエングリン」を他の日に振り替えると、ヴィーン滞在8泊中6日が昼夜の ダブルヘッダーと言う超強行軍に・・・。(^^;) でも、今年のGWはすごいですね。イースターが遅いのでザルツから始まって、ベルリンのFesttage ヴィーンではゲルギエフとラトルがヴィーンフィルを振るし、オペラにはシノーポリ、バルツァの「カルメン」に 「ローエングリン」にはマイア−、これにヴァントとアバドが加わって、なんだか頭がおかしくなりそうです。 ところで、BPOの第9と言えば、まだオフィシャルではありませんが6月にフィルハーモニーでソニーの 大賀会長が振る予定です。Potzdammerplatzのソニーのオフィスがオープンする記念セレモニーですので、 一般公開ではありませんが・・・。
そうですか、第九ですか...。 アバドって、結構この曲を取り上げてると思うんですけど、どうなんでしょう? 昨シーズンの芸術週間でも演奏していた記憶があります。 NHKにはぜひ衛星中継してほしいですけど、去年ルツェルン国際音楽祭(98年)の 演奏が放送されたばかりなので恐らく無理でしょうね。私としてはBPOの本拠地での 第九の演奏を聴いてみたいのですが...。
題名の通り、BPOの部屋と直接リンクを張らせていただきました。 宜しくお願い申し上げます。それから、書誌情報ありがとうございました。 DM200かぁ。高いなぁ。別の手を考えなきゃ(^_^;)。http://member.nifty.ne.jp/gus_osamu/index.html
そろそろヨーロッパコンサートのページでも更新しようかと思い、 今年のヨーロッパコンサートについて e-mail で質問したところ、 早速、ご返事をいただきましたので、ご紹介しておきます。 >yes, there will be another Europa-Konzert on >May 1st, this year it will be in Berlin in the Philharmonie: >Montag | 1. Mai 2000 | 11 Uhr > >Europa-Konzert der Berliner Philharmoniker > >Claudio Abbado Dirigent > >Mikhail Pletnev Klavier > >Angela Denoke Sopran, Violeta Urmana Alt >Thomas Moser Tenor, Eike-Wilm Schulte Bas > >Schwedischer Rundfunkchor > >Beethoven Klavierkonzert Nr.2 B-Dur > Symphonie Nr.9 d-Moll > 会場はベルリン、アバドのベートーヴェンシリーズの一環で、第九をやるようですね。 なお、アバド最後の年のヨーロッパコンサート(2002年)は、以前の新聞報道によると、 イタリアのパレルモ(シチリア島)の歌劇場だったはずです。
BPOがマタイ(97年)とロ短調ミサ(99年)を演奏した時は、 フルートはどちらもブラウがトップでしたが、黒い色の木管だったようです。 コンセルトヘボウは、本当によかったですね。マーラーも聞きたかったです。 (閑古鳥さんのご報告を読むと、ますます) ショスタコーヴィチの15番をコンセルトヘボウ(97年)とBPO(99年)で、 どちらもザンデルリンクの指揮で聞いたのですが、コンセルトヘボウの印象の方がいいですね。
ぐすさん、こちらこそ、お久しぶりです。HPも楽しみにしています。 さて、ドイツの本の購入は、いろいろルートもあるのでしょうが、 私は下記のところを使うことが多いです(ミュンヘンのカイザー書店)。 BPOの100年誌は、82年に出版されていますが、まだ買えるようですね。 3巻まとめて買うと、550マルク。単体だと、1冊200マルクのようです。 ちなみに演奏会記録が載っているのは第3巻ですが、まとめて買うのがよろしいのではと(^_^)。 (検索は、Suche の 720,000 Titel のところで) Muck, Peter: Einhundert Jahre Berliner Philharmonisches Orchester DM 550.00 Muck, Peter: Einhundert Jahre Berliner Philharmonisches Orchester: Bd I: Die Jahre 1882-1922 Erscheinungsdatum 1982 / DM 200.00 Muck, Peter: Einhundert Jahre Berliner Philharmonisches Orchester: Bd II: Die Jahre 1922-1982 Erscheinungsdatum 1982 / DM 200.00 Muck, Peter: Einhundert Jahre Berliner Philharmonisches Orchester: Bd III: Die Mitglieder des Orchesters. Die Programme. Die Konzertreisen. Erst- und Uraufführungen Erscheinungsdatum 1982 / DM 200.00http://www.mail-order-kaiser.de/
この欄でも何度か紹介させていただいた 写真集ベルリン・フィルハーモニー オーケストラ、指揮者、ソリスト カラヤンからアバド、ラトルまで は三月十日頃発売です。 5000円です。 このHPを見た方には送料無料の代金引換え便でお送りしますので、 ぜひご予約ください。 このHPを見た、と明記し 住所、名前、電話番号、希望部数をご連絡ください。 登場する指揮者、ソリストは下記のとおりです。 カラヤン、アンセルメ、アラウ、バルビローリ、バレンボイム、バーンスタイン ベルティーニ、ベーム、ブーレーズ、ブレンデル、ビシュコフ、チェリビダッケ、 キョン‐ファ・チョン、カーゾン、ゲルバー、ヘンリク・チジュ、フィッシャー、 フィッシャー-ディースカウ、ギーレン、ギレリス、ジュリーニ グルダ、ハイティンク、アーノンクール、ヘンツェ、ヤンソンス ヨッフム、ケンプ、ケネディ、ノリントン、キーシン、クライツベルク、クレーメル クーベリック、ラインスドルフ、レヴァイン、ルプー、ルトスワフスキ、マゼール マズア、メータ、メニューイン、みどり、ムローヴァ、ムーティ、ムター ナガノ、ノイマン、ノーマン、オイストラフ、小澤征爾、ペンデレツキ ペライア、パールマン、ポリーニ、ラトル、ロジェストヴェンスキー、ロストロポーヴィチ サロネン、ザンデルリンク、サヴァリッシュ、ゼルキン、 シノーポリ、ショルティ、シェリング、トレチャコフ、テンシュテット、テツラフ ツィンマーマン、ティーレマン、トルトゥリエ、内田光子、 ツィマーマン、ヴァント、ワイセンベルク、ワッツ、ズッカーマン アバド 限定950部です。 写真頁はドイツで印刷されました。
お元気でお過ごしのことと存じます。私の方は年度末進行中でパニックです(^_^;)。 HPを2月1日から発足させまして、最近ベームの演奏会記録(暫定版)を立ち上げました。 今後も充実させたく、様々な資料が欲しいのですが、BPOの演奏会記録もできれば 入手したいと思っています。もちろんWPhもですが、もしΩさんの方で入手方法等 ご存じでしたら、ご教示いただきたく存じます。バイエルン放響の50年史はamazon.deで 購入可能のようです。宜しくお願いします(_ _)。http://member.nifty.ne.jp/gus_osamu/index.html
いやぁ、コンセルトヘボウ良かったですねぇ。最上さんのおっしゃる陰影のある音、ホント堪能しました。 他のオケだと、「うまい」とか「パワフル」とかが第一印象になりがちなのに、コンセルトヘボウは「いい 音、いい響き」がまず感じられる。これが一番素晴らしいですね。 フルートトップのベイノンも良かったですね。まだ若そうですが。柔らかな木管群の中で時折シャープな表現も 垣間見せており、この辺どうもシャイーの趣味でもあるような印象でした。カーテンコールでも真先に彼女を 指名していましたし。元々コンセルトヘボウの笛は、木管の愛好者が多く(かつてのパルワーザーや現ボストン響の ジャック・ズーンがそう)この日もセカンド奏者は木管を使用していました。しかしベイノンは金属製で、この先、 伝統の音との折り合いをどうつけていくのか、なかなか興味深いものがあります。 ちなみに、最近木管の笛を使用する奏者はやや増えつつあり、ズーンの他、時折ブラウ、さらにはN響の神田さん (小出さんの後任)などが使用していますね。ピッチが狂いにくい反面、音量が不足するのではという気もするのですが、 これら一流奏者の手に掛かると音量不足ということはないようですね。 あと女流フルート奏者は数多けれど、超一流オケの首席となると、昔のD・A・ドワイヤー(ボストン響)、J・バクストレッサー (ニューヨークフィル)、I・グラーフェナウアー(以前バイエルン放送響かどこか)くらいしかすぐには思いつかない中 ベイノンの今後の活躍が楽しみです。
どうも、いろいろ情報、ありがとうございます。 音楽の友は、結局、大学生協で買ってしまいました。 ガンシュには、BPOの話なども聞いて欲しかったですね。 トリスタン、S席だったら、発売日に買えなくても、何とかなるのでは、などと考えていたら、 甘いでしょうかね。初日(23日)は、やはり大変でしょうし。 ところで、Tamuraさんの素晴らしいHPも、最近、楽しませてもらっています。 今後とも、どうぞよろしくお願いします。
コンサートの際に配られるチラシに記載されていました。 なお、オーケストラコンサートの方はまだ発売日が正式には 発表されていません。
4月22日という情報がまわってきました。 どこかに載っていたのでしょうか? S席でもかまわないから、行くしかないですね。 あとは、休みをもらえるかどうかです(^^;;
今日発売の雑誌「音楽の友」に、昨年のBPOの演奏会のレポートが掲載されていました。 11月のギュンター=ヴァント、12月のヤンソンス客演時のヒラリー=ハーン、そして ジルヴェスター・コンサートについてです。 ハンス=ガンシュのインタヴューもありましたので御覧になってはどうかと。
菅野さんは、フルート奏者にもお詳しいようで、いろいろありがとうございます。 フルートのトップは女性で、その方で間違いないようですね。 ブルックナー7番はフルートも大活躍ですが、まったく申し分のない見事な演奏でした。 これで、また楽しみが一つ増えたことでしょうか(^_^)。 彼女は前半のモーツァルトの協奏曲第23番から出演していましたが、 この曲は、フルート1、クラ2、ファゴット2という編成。 オーボエがないので、コンマスが弾いたピアノのAに続いてクラが先頭に立ってのチューニング。 なかなか珍しい光景でした。 ピアノ(ヴラダー)は、オケのトゥッティでも一緒に弾いてましたが、最近の傾向なんでしょうかね。 モーツァルトは苦手なので、睡魔におそわれそうな時もありましたが、なかなかいい演奏だったのでしょう。 終演後、拍手がなかなか鳴り止まず、ピアノのアンコールがありました。 おかげで、最後のアンコールがなくなったという話もありますが、まあ、ブルックナーのあとに、 アンコールはやらなくてもいいとは思います。 都合がつけば、マーラー4番の日も聞きに行きたいんですが、ちょっと無理ですね。
最上さん、早速のご報告ありがとうございました。22日サントリーでの公演が楽しみです。 ところで、フルートトップは女性でしたでしょうか?女性でしたら、エミリー・ベイノンという 若手注目株なのですが(ジャック・ズーンの後任で、イギリス人だったと思います)。 ちなみにオランダのオケでは、4月に来るロッテルダムフィルのフルートトップもジュリエット・ユレル という綺麗な女性(この人はフランス人)で、なかなか女性の活躍がすごいという感じです。
14日の大阪でのブルックナー7番、堪能いたしました(^_^)。 とにかく、コンセルトヘボウの演奏でブルックナーを聞けるだけで、幸せです。 弦は、18,16,13,12,9 と、なかなか豊かな響きでした。木管は2人ずつ。 お目当てのホルン陣(^_^;)、ホルンのトップはユリアさん、ワーグナーチューバのトップがヤコブ。 この2人は、ヨッフムの晩年の来日公演(テレビでしか見ていないのですが)の時と同じ布陣ですね。 彼ら率いるホルンセクションはじめ、金管は、どのパートも見事でした。 ユリアさん、さすがにお年を召されたかという感じも受けましたが、やはりいいですね(^_^)。 ちなみに、先週、カーネギーホールでも、ブルックナー7番を演奏してきたようです。 これを聞かれたN響のティンパニ奏者久保さんからの情報によりますと、 「カーネギーでも Julia Studebaker は凄い人気で拍手喝采でした」とのこと。 大阪では、彼女が立っても、拍手が特に大きく盛り上がった訳ではなかったようで、ちょっと残念。 なお、ホルンのエキストラ、プログラムに Isohata と書かれている日本人は、久保さんの後輩で、 漢字では、「五十畑」と書くようです。一応、ご参考までに。 ティンパニが新型のタイプで、コンセルトヘボウお馴染みの旧式のではなかったのも心残りですが、 まあ、8番、9番ではないから、よしとしましょう。 前にアーノンクールで4番を聞いたときは、旧式の音色を楽しみました(この時も若手のコムスト)。 あと、機会があったら、マーラー7番で、例のメンゲルベルク・ティンパニを聞いてみたいもの。 それにしても、このオケのブルックナー、すべてが自然で、陰影にも富み、 普段あの素晴らしい会場で演奏しているせいもあるのでしょうが、 レンブラントの国のオケだなぁという感を、ますます強くした次第。
宮武さん、これからも気軽に書き込みしていただけますと、助かります。 よろしくお願いします。 さて写真集のカメラマン、私が書くのもなんですが(^_^)、ラインハルト・フリードリヒという人です。 音友社から出ていた「ベルリン・フィルハーモニー」という本の写真は、ムックの創立100周年記念本 からの古い写真以外は、ラウターヴァッサーとフリードリヒと記載されています。 ラウターヴァッサーという名前は、カラヤンの写真ではよく聞く名前ですが、 今回は、もう一人のフリードリヒという人の単独のもののようです。 団員がコンツェルトのソロをしている珍しい写真もあります。フォーグラーとか、クレッツァーとか。
中川様 はじめまして。 あいにく新聞広告は見ていないんですが、 今回の写真集もカメラマン?はグロート夫人なんですか?
>>BPOの女性団員というと、今のところ、ファンというか、思い入れ?のある人は >>特にいないのですが、皆さんは、いかがでしょうか? そりゃ、何と言っても町田琴和さんでしょう。私はファン(*^_^*)。 ↑(字が違ってたらごめんなさい(^^;) BPOは男も女もなく弾きっぷりの良さが素晴らしくて、女性だって 見てると気持ちいいですよね。 と、突然出てまいりました。皆様はじめまして。 最上さん、長い間ROMばっかりしていてすみませんでした。 2月から課金定額の上限時間が2倍になったので、ちょくちょく書き込みも させていただきます。(^_^) 写真集、楽しみです。
アルファベータの中川右介です。 昨日、13日付けの朝日新聞に大枚をはたいて書籍の広告を出しました。 ベルリン・フィルの写真集 いよいよ今月末発売の予定です(多少、三月にずれるかもしれません) ぜひ、ご予約ください。 最上さんにもお手伝いいたたきました。ありがとうございました。http://www.arc-d.co.jp/hanacame/ab/
>やはりグロートでしょうか、ハイティンク盤のマーラー3番、ポス >トホルンソロ。 &クレッツァの1アシだそうです。 関係無いですが、某HPで、ヴァント:BPOのブル5 の1番トランペットは クレッツァとの情報がありましたが、どう聞いてもグロートよねん。 > それと、ロイビンの所属オケ、ありがとうございました。ハネスは >いろいろとオケを渡り歩いているんでしょうかね。バイエルンにず >っといたということもないと思いますが。 確か90年のヴァント:NDRの来日時(ブルックナー8番)には、 1番と1アシ奏者が同じ顔でした。3兄弟のうちの誰と誰かはわかんないんですけど。 詳しい方、おしえてください。 最後のファンファーレでは2人が2小節づつ交代で吹いていましたが、 同じ顔の二人が交互に真っ赤になって力奏しているのには笑えてしまいました。
トリスタンのキャスト等がはっきりしてきたようですね。 2000年はとにかくいろいろ来るので、みなさんの興味が分散して チケットがとりやすくなればいいなぁと思いますが、甘いでしょうね。 >今度、アルファベータから日本版も出るBPOの写真集、最後のページに、昨秋の「大地の歌」の >演奏後のBPO全体を写したステージ写真もあるのですが、ソリストはポラスキとヘプナー。 >しかし、最初に写真を見たときは、ポラスキという感じが全然しませんでしたね。 「大地の歌」のソリストってポラスキだったんですね。 女性のソロはアルトなので、アンナ・ラーセンだと思ってました。 大地の歌は、歌手よりも管楽器のデキが大切という奇妙な説を唱える私にとっては その演奏を聴いてみたいものです。 同じコンサートでヴォルフガング・リームの世界初演があったそうですが どんな曲だったのでしょうか?
スポックさん、初めまして。いろいろなお話、参考になります。あ りがとうございます。 やはりグロートでしょうか、ハイティンク盤のマーラー3番、ポス トホルンソロ。 それと、ロイビンの所属オケ、ありがとうございました。ハネスは いろいろとオケを渡り歩いているんでしょうかね。バイエルンにず っといたということもないと思いますが。 またいろいろと情報を教えて下さい。
どうも、首席指揮者ばかりでなく、インテンダントもやりたいと言っているようですが、 どうなるんでしょうかね。http://www.berlinonline.de/wissen/berliner_kurier/archiv/2000/0207/kultur/0096/index.html
午前中に WOWOW で、バレンボイム/シカゴ響のマーラー5番などやってましたが、 ホルン奏者など、ずいぶんと女性団員が多かったですね。 明日は久々に大阪に行くので、夜は、当日券があれば、コンセルトヘボウのブルックナー7番を 聞いて来ようと思っているのですが、ここの首席ホルンのユリアさんの演奏姿を見るのも、楽しみです。 あと、個人的にファンの女性団員というと、ミュンヘン・フィルのヴィオラのトップの アンネマリーさんですね。この人の「ドン・キホーテ」もミュンヘンで聞いたことがあるのですが、 一番印象に残っているのは、やはりチェリビダッケとのブルックナー4番。 第1楽章の中頃で、金管のコラールとヴィオラのからむ個所、あそこは最高でした。 ちなみに、BPOの女性団員というと、今のところ、ファンというか、思い入れ?のある人は 特にいないのですが、皆さんは、いかがでしょうか? どうも、みんな、こわい感じがしますしね(^_^;)。 そんな中、普通の女性という感じがしたのが、第2ヴァイオリンのウルズラ・ショホさん、 98年11月に入団したばかりの人ですが、正団員として残って欲しいです。
結局、トリスタンの日本公演、ザルツブルクと同じ人は、ポラスキだけでしょうか。 あと気になるのは、マルケ王ですね。まあ、サルミネンという訳には..... ところで、ポラスキ、私は92年にライプツィヒで「エレクトラ」を聞いたのが初めてだと思うのですが、 この時は、レーンホフの現代的な演出で、エレクトラはズボンをはいたゴッツイ姉ちゃんという感じ。 その後も、ずっとその時の印象を引きずっていたのですが、 先日、教育テレビで放映されていたコヴェントガーデンのオープニングでのステージ姿を見ると、 なかなか気品あるソプラノ歌手という雰囲気がただよっていて、すっかり見違えてしまいました(^_^)。 今度、アルファベータから日本版も出るBPOの写真集、最後のページに、昨秋の「大地の歌」の 演奏後のBPO全体を写したステージ写真もあるのですが、ソリストはポラスキとヘプナー。 しかし、最初に写真を見たときは、ポラスキという感じが全然しませんでしたね。
スポックさん、いろいろ貴重な情報、ありがとうございます。 ロータリーTrp1号さんの考察も、大変参考になりました。 カルロスさんご指摘の次男ヴォルフガングは、10年以上前から、 バイエルン放送響に在籍しているようですね(主席ではありませんが)。 バイエルン放送響というと、私は昨年3月、シュトラウスの「ドン・キホーテ」「英雄の生涯」 を聞いているのですが、ひょっとするとロイビンの誰かが出演していたのかもしれませんね。 ちなみに、「ドン・キホーテ」のソロは、どちらもオケの主席奏者で、 ヴィオラは、メニングハウスというBPOのヴァイオリン奏者から1997年に移籍した長身の人。 この新天地の活躍ぶり、なかなか生き生きとして、堂に入っていたようです。 チェロは、Wen-Sinn Yang という、スイス生まれの台湾人。 バーンスタインのベルリンでの壁崩壊直後の第九の録画がありますが、ここで チェロのトップを弾いている東洋人風の人です。この1989年に、24歳で入団したとか。 ちなみに、ティンパニも、この第九で叩いたマティアス・ホルムという人で、 あのバーンスタインのLDで馴染みのある人が出演していたという印象でした。 「英雄の生涯」のヴァイオリン・ソロ(コンマス)は、いわゆる?美形の若い人でした (Radoslaw Szulcという名前)。 「英雄の生涯」のトランペットは5人で、うち3人がミュートを付けてバンダ個所を 舞台裏に行かずに、ステージ上で吹いていたようです。 まあ、演奏は、マゼールの器用さが表面に出た感じで、あまり共感は覚えなかったのですが、 この水準の演奏で文句を言ってたら、オケの演奏会を聞く資格がないのかな、という気もしました。 しかし、この曲に関しては、BPOがうま過ぎるというか、特別なんだなぁ、とやはり思います。 特に曲の最後から少し前の静かできれいなところ、カラヤンとBPOが恍惚とするような 極上の演奏をしたとされるところ、ヴィオラのトップのメニングハウスだけが一人大きな身振りで 演奏を始めたときは、うーむ、この人は、やはりBPOの血が流れているなぁと思ったものです(^_^)。
NDRはベルンハルト・ロイビン ということで、あわせて3人 と。 http://www.ndr.de/wd/framer/sinfonie/mitglieder.html
バイエルン放響のWebを覗いてみましたが、このオケのトランペットセクションにはヴォルフ ガング・ロイビンという人もいますね。たぶん、3兄弟の一人なんでしょうね。
今日、サントリーでもらったチラシによると トリスタン:ジョン・フレデリック・ウェスト イゾルデ:デボラ・ポラスキ ブランゲーネ:リオバ・ブラウン クルヴェナール:アルベルト・ドーメン となっています。
ロータリさん こんにちは ハネス・ロイビンはバイエルン放送響のようですよ。 (Als Gest)となっているのが気になりますが。 もう一人の主席は空席ってことでしょうか。 http://www.br-online.de/kultur/klangkoerper/sy_besetzung.html それからハイティンクのマーラー3番のポストホルンは CDを聴く限りグロートで間違いないと思います。 最初の小節(C-F〜)のアタックがグロート特有ですから。 ロイビンのソロも良かったですが、このCDのグロートのすばらしさには 音楽的に淡泊すぎて及ばないですね。 とはいえ、バイエルン放送響は昨年ブルックナー音楽祭でブル3、レジデンツで ベートーベン7番を聴きましたが、ロイビンをはじめ、セクションとして 素晴らしい! 音のイメージは、モンケで揃えていた頃のBPOとも今のBPOとも違い、 より息の速度が速い感じがしました。音の厚みの点でVPOともまた違うのだな と 思いました。楽器は何を使っているのか知りませんが。 傾向としては、やはりというかなぜかというか、ミュンヘンフィルに 似ているように感じました。 オケの国際化が進んで、キャラクター的にどのオケも似てきているとはいえ、 やはり固有の文化はまだまだ保たれているモノなのだなあ。。。
ジャーマンブラスという金管アンサンブルのグループがあり、過去 来日してますし、CDもたくさん出してます。ドイツの名門オケの首席 奏者を中心に集められたエリート集団です。たしかに、音楽的にも、 技術的にも素晴らしいグループです。 ドイツと言えば、例えば我らのBPOにもBPOブラスアンサンブル があります。以前はトランペット4,トロンボーン4の編成でしたが、 現在はトランペット5,トロンボーン5,ホルン1、テューバ1の計12 人編成です。また、メンバーはほとんど重複しますが、ブラスクィ ンッテットもあります。1つのオケのメンバーで、あれだけの室内楽 が出来るオケはそうないはずですし、実際、そのような成り立ちの ブラスアンサンブルとしては、世界最高と言って良いでしょう。ウイー ンフィルも室内楽グループがたくさんありますが、BPOにはこのよう なグループが他にもたくさんあり、BPOの特徴と素晴らしさを裏付け る事実だと思います。 ジャーマンブラスですが、アンサンブルとしてみた場合、BPOブラスよ り上かも知れません。特にトランペットはほとんどドイツトップオケの首 席奏者とソリストですから。個々の技量と音楽性は上でしょう。ただ、 BPOブラスは、ドイツのオケの金管の重厚な響きをそのまま取り出した ようなアンサンブルなので、全体の響きという点では、さすがですし、ジ ャーマンブラスより上ではないでしょうか。 ところで、そのジャーマンブラスには、BPOからグロート、ヒルザー、 ホルンのクラウス・ヴァレンドルフ等が参加しています。ヴァレンドル フは、先のジルヴェスターコンサートでも役者ぶりを発揮していました が、BPOブラスクインテットにおいても同様で、プレイももちろんです が、なくてはならない存在です。ジャーマンブラスのメンバーはそのと きどきで入れかわることがありますが、グロートは創設当時のメンバー のようです。 ハネス・ロイビンもそこで活躍しております。NDR(北ドイツ放送響) の主席だったと思いますが、この人も大した人です。マーラー3番の ポストホルンソロ、圧巻でした。ロイビン3兄弟はとても有名ですよね。 ところで、このポストホルンソロ、ハイティンク盤では誰が吹いてい るんでしょうか?画像には最後まで写りませんから。 ジャーマンブラスのTrpには、他にも、マティアス・ヘフスとかハンス・ ヴォルフ(シュツットガルト放送響主席)などもいます。ソリストのギュン ター・ベーツなんてとんでもない化け物的奏者です。ヴォルフは、チェリ ビダッケ指揮のシェラザードをBSで放送していましたが、モンケB管で 素晴らしい演奏を聴かせていました。 バイエルン放送響のチャンドラー・ゲッティング(国籍はアメリカ)など も素晴らしいプレイヤーですし、フランクフルト放送響の主席ラインホルト・ フリードリッヒやヴァルフガング・バウアーなども素晴らしい。 上にあげた人は、ヘフス、フリードリッヒ、バウアーをのぞいてグロー トやクレッツアーと同世代です。つまり、グロートやクレッツアー以外にも BPOの主席になれた人はいるだろうということです。タイミングや運な どで決まった部分もあるでしょう。もちろん、グロートやクレッツァーは素 晴らしさはいうまでもないし、彼らの前任者たちと同様、その重責を立 派に果たしてきたと言えるでしょう。私は彼らの演奏は最上のものだっ たと確信しています。 ぼちぼちクレッツァーの後任者も決まるんでしょうが、ヴェレンツエイの ように、ヨーロッパから、あるいはアメリカなどからも人が来るとすると、 また素晴らしい人が入るんでしょうね。期待しています。
最上さん、こんにちは。 ハネス・ロイビンは、私もこのとき聴いたのが最初で最後なのですが、茂木大輔も「オーケストラは 素敵だ」のピッコロトランペット項で名前が出てきます。それによると、三兄弟そろってバッハ・ コレギウムで吹いていたそうですね。東京でのカーテンコールに出てきたときは、でっかい身体で 手にしたポストホルンが子供のおもちゃに見えたのをよく覚えています。 >ザルツブルクの方は、やはり、ここを庭とするガンシュだったのではないかと思っています。 その可能性は大きそうですね。 でも、確かにマーラーの3番のポストホルンは難しいし聴かせどころではあるけれど、 たった数分のソロにロイビンとかガンシュなんかが出て来ちゃうところが、さすが BPOという感じです。
私は大阪で聴いたのですが、ポストホルンソロは圧巻でした。 それにしてもあのときのマーラーはすばらしかったですね。
カルロスさん、ご教示ありがとうございました。 早速、ブレッターをめくってみたら、アメリカと日本のツアーでのマーラー3番のポストホルンの 奏者として、ミュンヘン在住のハネス・ロイビンの名前が載っておりました。 あまりよく読んでなかったことが、バレバレのようで(^_^;)。 ロイビンという名前自体は、この掲示板で、何人かの方から、後任候補として挙げられたことがあり、 耳覚えがありましたが、有名人なんでしょうかね。 ザルツブルクの方は、やはり、ここを庭とするガンシュだったのではないかと思っています。 ところで、BPOの現インテンダントのヴァインガルテン、2001年にBPOを去る訳ですが、 何やら、バイロイト音楽祭のインテンダントの候補として名乗りをあげたようです。 最終的に誰になるかは、2月25日に決まるとか。http://www.tagesspiegel.de/archiv/2000/02/02/ak-ku-mu-9020.html
>ウィーン=ベルリン両オケの1番トランペットを吹く、という話は彼以外に >聞いたことがない(多分初めて?)。 はなはだいい加減な記憶で恐縮ですが、確かホルン(!)でWphからBPOへの エキストラがあったような話を、ずいぶん前に「音楽の友」で読んだような記憶が あります。 >その前年のザルツでのマーラー3番のポストホルンも、ガンシュのような人が吹いて >いた印象があるのですが、どうだったのでしょうか(日本公演とは別の人でした)。 皆さんご存知なのかもしれませんが、日本公演ではハネス・ロイビンでしたね。 (98/99のPhilharmonishen Blaetter 2に記載があります。) この人のソロも完璧だったと私は思っています。
「パイパーズ」2月号に、元ウィーンフィルのトランペット奏者ハンス・ガンシュの記事があり、 興味深いことが書かれています。 演奏では、主席トランペット奏者が一人欠員になったままのベルリンフィルに、 1番エキストラで出演する機会が多いようだ。 ウィーン=ベルリン両オケの1番トランペットを吹く、という話は彼以外に 聞いたことがない(多分初めて?)。 昨年のイースターでの、ハイティンク指揮のマーラー4番も、どうもこの人だったようです。 音色に厚み(太み?)と丸みがあり、BPOというよりは、WPhに近いなと思ったりしたものです。 その前年のザルツでのマーラー3番のポストホルンも、ガンシュのような人が吹いていた印象が あるのですが、どうだったのでしょうか(日本公演とは別の人でした)。まさに完璧でしたが。