BPOの部屋へのコメント
2000年9月


盛り上ってますね 投稿者:中川右介  投稿日: 9月29日(金)20時57分46秒

最上さん
ベルリンではお世話になりました。
いろいろと、土産話が盛り上っているようで、同行者としてもうれしく思います。

預かってきたカラヤンの写真、ぼんやりと眺めているところです。
皆さんも、ご希望、ご意見、リクエストなどありましたら、
ぜひお寄せください。

土屋さんの本について同業者から、ひとこと言わせていただければ、
著者と編集者、あるいはライターとの意見が合わなくなってしまう、
というのはよくあることです。
そう大騒ぎするようなことではないと思います。
いずれにしろ、ちゃんとした形で本になるといいですね。


BPO 6人のバシストたち 投稿者:時田@武蔵大学  投稿日: 9月29日(金)14時51分06秒

>さて、ライネが第一ソロからトゥッティに降格したことは、ご存知かと思いますが
全然知りませんでした〜!!ということでBPOのHPを慌てて確認してみると…。
確かにライネは降格されており、ソロ奏者には1人空席ができていました。
う〜む。ツェペリッツの退団以来、サクサラに続いて2人目の首席採用見送りですか…。
いいバス弾きだと思うんですけどねえ。2人ともフィンランド出身なので、もしかしたら
同門かもしれませんね(フィンランドには知る人ぞ知るコントラバスの名手、ヨルマ・
カトラマという人がいます)。
写真集「ベルリン・フィルハーモニー」に、ラトルの指揮でトマス・クヴァストホフが
モーツァルトのアリア「この麗しき御手と瞳のために」を歌っている写真が収められていますが、
この曲にはコントラバスのオブリガートが付いており、そのオブリガートを弾いていたのが
シュトールではなくライネだったのでちょっと意外でした。

BPOの新しい室内楽グループ「BPO 6人のバシストたち」についてですが、メンバーは以下の通り。
クラウス・シュトール、エスコ・ライネ、ペーター・リーゲルバウアー、ウォルフガング・コーリー、
マルティン・ハインツ、ウルリッヒ・ウォルフの総勢6名。
このコンサート、実はかなり前から前売りされていたようなのですが(4月14日から)、私はつい最近
になって知りました。チラシではライネが「第1ソロ奏者」と紹介されているので、降格は今シーズン
に入ってからということなのでしょうね。


ベルリン話楽しみです 投稿者:マラドーナ  投稿日: 9月29日(金)00時39分50秒

最上さん、こんばんは。
色々と収穫があったようで今度是非お話をお聞かせください。
23日のトリスタンの時が楽しみです。
土屋さんの本は是非実現されてほしいものです。


エディプスの謎 投稿者:最上  投稿日: 9月28日(木)23時33分49秒

辻野さん

いろいろと貴重な情報、ありがとうございます。
先程、ビデオで確認して、スフィンクスの謎ならぬ、エディプスの謎を考えてみました。

 ・演奏日は最初に1995年5月31日とあるだけである(BSファンにもそう書かれていた)。
 ・しかし、ムソルグスキーの合唱は、ベルリン放送合唱団(これは94年12月に演奏した団体)、
  ストラヴィンスキーの合唱は、スウェーデン放送合唱団とエリクソン室内合唱団、
  一晩の演奏会に別々の合唱団が出演するとは考えにくい。
 ・とはいえ、ムソルグスキーの演奏でも、ステージ上の配置(特に打楽器など)や各楽器のトップ奏者は、
  ストラヴィンスキーとまったく同じである。やはり、同一日の演奏であると考えられる。
 ・よく見るとパーセルとストラヴィンスキーでは、演奏の前後の拍手や聴衆も収録されているが、
  ムソルグスキーでは、演奏の前後の拍手もなく、聴衆がまったく写らないアングルに終始。

ということから、以下のような事情だったのではないでしょうか。

 ・実際のコンサートでは、演奏記録のように、最初にバルトリの歌による
  モンテヴェルディ、ペルゴレージ、ハイドンが演奏された。
 ・しかし、WOWOWの番組には、このあとのパーセルとストラヴィンスキーだけが収録された。
 ・バルトリの歌った3曲の代わりに、当日の日中にでも、ベルリン放送合唱団を呼んで、
  聴衆のいない会場で、ムソルグスキーの短い合唱曲を収録した。

ということで、実際の定期演奏会の完全な収録ではなかったということなのでしょう。
これは、WOWOWというか、番組収録担当者がいい加減だったわけではなく、アバドの意向だった
のではないかという気もするのですが(ちゃんとインタビューでも、いろいろ語っているし)、
実際のところ、どうだったのでしょうか。

それにしても、ストラヴィンスキーの「エディプス王」、アバドの指揮でトリスタンを歌ったヘプナー、
ボリスを歌ったコチェルガに続いて、サルミネン、リポブシェク、ターフェルと続々登場し、
すごい顔ぶれですね。こういう映像は、ちゃんとDVD化して発売して欲しいものと思います。


「エディプス王」の演奏会について 投稿者:Tsujino  投稿日: 9月28日(木)18時20分07秒

最上様
 ベルリン滞在報告を毎日楽しみに読ませていただいております。
 さて、「エディプス王」の演奏会についてですが、WOWOWでの放送は1994年12月、1995年5月の二つの演奏会から抜粋、編集したものです。各演奏会のプログラムは下記に掲載いたしましたが、念のためもう一度出典をあたって今夜改めて御連絡いたします。

http://www.ne.jp/asahi/claudio/abbado/


土屋さん 投稿者:最上  投稿日: 9月28日(木)15時07分19秒

etoile さん、

私はただものですので、ご心配なく(^_^)。
もちろん、土屋さんと面識があったわけでもありません。
突然の質問にていねいに答えていただき、大変にありがたく思っているだけです。

土屋さんの本の改ざんは、どうも、そういった事情でもなさそうです。
もしそうなら、土屋さんの方でも配慮されるでしょうし、そう激怒されることもないでしょう。

日本では、何でも話を面白可笑しくしようという傾向があるようで(特にマスコミなどで)、
どうも、そういった類の改ざんのような印象を受けました。

このまま埋もれてしまうのは惜しいと、知人の方が、いくつか働きかけはされているそうですが、
今後どうなるかは、まったく不明のようです。残念ながら。

それにしても、どうでもいいような出版物が、毎月、次々と出版されて行く中、
どうして、こういった貴重な企画が潰れそうになるのでしょうか。
日本の出版界の良心に期待するのみです。


ソロ奏者 投稿者:最上  投稿日: 9月28日(木)14時48分21秒

HOLZいんぺくさん

クラのソロに、シュテファンスがしっかり載っていますね。初めて気がつきました。
なお、今回、ヤナーチェクもバルトークも、フックスが大活躍でした。
「タラス・ブーリバ」2曲目最後の断末魔のクラなど、なかなか決まってました。

ちなみに、ホルンの話で、今思い出したのですが、ベルリン・ドイツ響の冊子のメンバー表に、
マスクニッティの名前がソロ・ホルンで載っていたのでした。
ベルリン・フィルを自発的に辞めて、ドイツ響に移籍したという、珍しい?ケースでしょうか。
もっとも、ドイツ響の方が、居心地がいいのかもしれませんが。
それにしても、16日の飛行機さえ遅れなければ、このドイツ響のベルクが聞けたのにと思うと、
大変に残念であります。


BPOの演奏記録 投稿者:最上  投稿日: 9月28日(木)14時31分25秒

ギュンター・ネッツァーさん

オケの資料室といっても、一般の音楽関係の図書も、ジャンル別、音楽家別、楽器別等々に配列されていて、
結局、BPO関係以外の調べもののためにも、4日間、通ってしまいました(^_^)。
最大の収穫は、BPOのティンパニ奏者で、フォーグラーの前任者アヴゲリノスの書いた
ティンパニに関する研究書の膨大な草稿。これについては、また改めて。

ところで、BPOの演奏記録ですが、図書館のカードにタイプライターで印字されて保存されているのです。
私が行った日も、主任のマルヒ女史が、ヤナーチェクやBBC(プロムス)のプログラムを見ながら、
演奏曲目などを、タイプライターでカードに打っていました。
ということで、デジタル化、オンライン化されているのではないようです。

過去の演奏記録を知るには、このマルヒ女史にお願いして、このカードをまとめた引き出し
(昔ながらの図書館の図書検索カードの引き出しとまったく同じ)を奥から出してきてもらうと、
図書を調べるようにして、数年分の演奏会情報が調べられるわけです。
どうせなら、最初からデジタル化すればとも思いましたが、マルヒ女史の気を悪くしたく
なかったので、口には出しませんでした。

でも、このカード方式の方が、なかなか味があって、興味深いし、実感もわいてくる感じです。
カードをパラパラめくってるだけで、面白い発見があったりもしますし。
例えば、1988年6月28〜29日のカードの記載を見てみると、
「初日午前のゲネプロの始まる前、9時ごろ、天井から1平方メートル大のしっくいが
 指揮台とAブロック最前列あたりに落下。ホールは閉鎖され、演奏会は中止。」
とカードの下の方に付記されていました。
ちなみに、この日に予定されていた演奏会は、ムーティ指揮で、
ロッシーニ「絹のはしご」、シューベルトS6、ドヴォルザークS5でした。

ここの演奏記録の問題点は、印刷されたプログラムをもとに作成されていることでしょうか。
例えば、95年5月下旬のアバドの「エディプス王」の演奏会。
WOWOWでは、下記の曲が放送されました。

  Purcell : Auszüge aus "Oedipus"
  Mussorgsky : Oedipus in Athenszenen
  Strawinsky : Oedipus Rex

ところが、資料室に保存されている当日のプログラムや演奏記録カードには、次のように記載されています。

  Monteverdi : Lamento d'Arianna
  Pergolesi : "Nel chiuso centro" (Orfeo)
  Haydn : "Al tuo seno fortunato" aus "L'anima del filosofo"(Orfeo ed Euridice)
  Purcell : Auszüge aus "Dido and Aeneas", Auszüge aus "Oedipus"
  Stravinsky : Oedipus Rex

WOWOWが放映の際に、プログラムを編集カットしたのか(しかし、ムソルグスキーもあるしね)、
プログラム印刷後に、アバドが曲目を変更したのか、よくわからないところです。
どなたか、真相をご存知の方、おられませんでしょうか。


首席の代役 投稿者:HOLZいんぺく  投稿日: 9月28日(木)13時58分21秒

最上様

いろいろとチェックされてきたようですね。
首席が一人しかいない場合、フルートのハーゼル氏と同じく、
ホルンでもヴァレンドルフ氏が代って吹いていたのを5月のベルリンで目撃しました。
ちなみに今週末発売になるベートーヴェン全集ですが、運命のトップはそのヴァレンドルフ氏です。
(ライブで聴いたあの演奏がCDになったのか、と思うとワクワク(^^))
でも、クラリネットではセカンド吹きが首席を吹いたケースは、聞いた事がないのですが・・・
もっともBPOの公式HPのメンバー表によると、
空席だった首席に、バイエルン響のK.H.シュテフェンス氏が移籍するようなのですが、
詳細がまだわからず、もっかリサーチ中なのでありました。


コントラバス 投稿者:最上  投稿日: 9月28日(木)13時38分56秒

時田さん

貴重な情報、ありがとうござます。日本で結成記念演奏会というのも、なかなかですね。
さて、ライネが第一ソロからトゥッティに降格したことは、ご存知かと思いますが、
今回のヤナーチェクでは、コントラバスの前列は、
左から、リーゲルバウアー、ライネ、ランケ、ヴァッツェルの順
バルトークでも、左から、ライネ、ランケ、リーゲルバウアー、シュトルの順でしたので、
右端のトップ以外は、それぞれ残りのこの3人が前列で弾くことが多いようですね。
ちなみに、リーガルバウアーは楽団の理事(Vorstand)として、プローベで指揮者に
あれこれ時間のことで要求を出したり、翌日の予定を質問したりしていたので、
前列の方が、何かと好都合かとは思いましたが。


フルートは、ヤナーチェクではブラウでしたが、バルトークでは、ハーゼルがトップでした。
9月18日の産経新聞の地球楽信を引っ張り出して読んでみたら、デュトワとの演奏会のことが
載っていましたね。写真を見ると、ラヴェルもハーゼルがトップのようです。
ということで、今のところ、パユの抜けた穴は、ハーゼルが埋めているのでしょうか。
ハーゼルの演奏も実に見事なもので、何の遜色もないのですが、ソロ奏者としては地味な感じも受けますね。
フルートのソロのオーディションも、この秋に行われるようですが、どうなるのかな、といったところ。


楽しく拝見しました 投稿者:etoile  投稿日: 9月27日(水)23時24分37秒

ベルリンご訪問の件、楽しく、そして驚きを持って拝見しました。
最上さんはただものではないのですね。

土屋さんの件はなぜ改ざんされたのでしょうか。なにか不都合を被る方でも
おいでなのでしょうか。そういう方が出版社と繋がりが有って圧力をかけたとか…。
ヨーロッパはこちらが思うよりどろどろした世界ですからそのようなことがあっても
不思議ではないのかなと思います。

ヴァルトビューネの件も情報のアップを期待しています。

http://www1.accsnet.ne.jp/~kenroku/etoile_main.htm


わぁぁぁぁ 投稿者:ギュンター・ネッツァー  投稿日: 9月27日(水)21時20分33秒

最上さま、貴重で誰もができるわけではないご体験ですよ。
オケの資料室!これこそ、わたしがどこでものぞいてみたい
もののひとつです。

コンピューターおよびその周辺機器の発達で最も嬉しかった
のが、過去の資料がCD-ROMに収められ、一層大衆的な形で入
手できる可能性ができたことです。
もちろん、それを収録する方々の苦労たるや相当なものでし
ょうが、情報入手の平等化、安易化はコンピューターの恩恵
のひとつです。
ベルリン・フィルもがんばれ!

土屋さんのご著作についてのお話、興味深く読みました。
なぜ遅れているのかわからぬまま、少なからぬ時がたち、心配
していたところでした。
で、結局、お待ちしていて大丈夫なのでしょうか。

カラヤンの写真集とはどういったものになるのでしょう。
スカラ座でも最近、カラヤンの写真集が出ました。
記録といったものに、各歌劇場、オーケストラがこだわり
はじめたのは、ファンには嬉しいことです。


お帰りなさい。 投稿者:時田@武蔵大学  投稿日: 9月27日(水)19時54分58秒

最上さんの充実した現地レポートを読み、ますます「生のBPOを聴きたい!」という思いが募る今日このごろです。
ところが、今日現在まだ来日公演のチケットはゲットできていません。そろそろいいかげんあきらめモードに
入りつつあります。

ところで、今日楽器の調整をしてもらうために楽器屋さんへ行ってきたのですが、そこで思わぬ情報を得ました。
BPOのコントラバス奏者のうち6人が、「ベルリン・フィル 6人のバシストたち」と名乗って日本で結成記念
コンサートを開くとのこと。日時は11月24日(金)19:00、会場は紀尾井ホール。チラシによると、メンバーは
首席のシュトールとライネを中心にしているようです。詳しいメンバーはまた報告しますが、私としては
ウォルフガング・コーリーが参加しているのと、ヤンネ・サクサラがメンバーに含まれていないのがちょっと
意外でした。
この他にも、11月にはフルートのパユ(退団しちゃいましたが)とオーボエのマイヤーがそれぞれ東響と都響に
モーツァルトの協奏曲のソリストとして客演するようで、これも楽しみです。


土屋さん 投稿者:最上  投稿日: 9月27日(水)18時26分48秒

バルトークの初日のプローベの休憩時に、土屋さんから本の出版の進捗状況についてお聞きすることができました。

なんでも、94時間分ものお話をテープに録音したそうです。実現すれば、5巻本ぐらいになるとか。
とりあえず、1962年までの分は原稿ができたのだそうです。
ところが、印刷の段階で、出版社(編集者)が勝手に人名やデータに変更を加えてしまったようです。
土屋さんは、入団時からずっと記録を書き残しており、この膨大なの量の土屋さんの記録とは
食い違う記述が、本として出版されてしまうことに難色を示されたようです。
データを正確に記載して欲しかった土屋さんとしては、出版に嫌気がさしてしまったとのこと。

土屋さんのBPOとの現在の契約は、12月31日まで。
今は本のことは忘れて、年末までの演奏活動に全力投球したいということで、
こうして譜面をコピーして自宅でも必死でさらってるんですよ、
とオケコンのパート譜も見せていただきました。

もっとも、10月にヴィオラのオーディションがあり、この結果次第では、また延長がないわけでもないとか。
1933年生まれは5人いて、自分以外は全員辞めてるのに、とのことでした(^_^)。

なお、ビオラのソロの清水さんは、2月1日からBPOで演奏する予定だそうです。


アバドのワーグナー(11月) 投稿者:最上  投稿日: 9月27日(水)17時51分49秒

来日直前のベルリンでのアバドの演奏会(11月8〜10日)の詳しいプログラムですが、
フィルハーモニーホールのステージ横の掲示板に、次のように書かれていました(バリトンはターフェル)。

 「パルジファル」前奏曲
 「トリスタン」前奏曲
 「オランダ人」前奏曲

 「オランダ人」より「期限は切れた」
 「ワルキューレ」よりヴォータンの告別と魔の炎の音楽、ワルキューレの騎行
  ファウスト序曲


ヴァルトビューネ 1984-91 投稿者:最上  投稿日: 9月26日(火)23時25分31秒

ヴァルトビューネの指揮者と曲目については、1992年のプレートル(フレンチ・ナイト)以降は、
放送されたり、LDが出たりして、内容がわかっていますが、それ以前については、詳細は不明でした。
そこで、今回、BPOの資料室に案内していただいた折りに、調べさせていただいたのでした。

 1984 6/30  Reinhart Peters
 1985 7/2  Daniel Barenboim
 1986 6/27  Erich Leinsdorf
 1987 7/1  Rafael Fruebeck de Burgos
 1988 7/1  Lorin Maazel
 1989 7/1  Sir Colin Davis
 1990 6/30  Daniel Barenboim 
 1991 6/23  Claudio Abbado

とりあえず、日程と指揮者だけですが、プログラムについては、いずれ、のんびり
アップしたいと考えています。


カラヤンの写真を求めて 投稿者:最上  投稿日: 9月26日(火)22時49分57秒

海外に出て、一都市にしか滞在しなかったというのは、今回が初めてでしょうか。
今回のベルリン滞在の目的はいろいろあったのですが、これも最重要目的の一つ(^_^)。

アルファベータから、音楽家の写真集が精力的に出版されていることはご存知のことと思いますが、
これまで出版されたのは、主に海外で出版された写真集の日本語版。
そこで、今度、独自の企画での写真集も出版しようということになったようです。
まず最初の企画がカラヤン。

アルファベータの中川さんと、2日間、ベルリンでご一緒させていただき、
BPOの広報部長のグリューネヴァルト氏とお会いして、貴重な写真を見せていただいたり、
資料室に案内していただいたりと、大変に貴重な体験をさせていただいたのでした。
大賀/BPOの第9のライブCD(非売品)をいただいたのも収穫でした(^_^)。

また、ベルリンの郊外に住む写真家フリードリヒ氏のご自宅にもお伺いし、
膨大な量のカラヤン関係の写真を見せていただいたりしました。

私としては、その中から、1970年9月の「神々の黄昏」第3幕の演奏会形式の写真、
1975年9月の「ツァラトゥストラ」、1987年3月の「幻想」でのオケとの写真は、
BPOファンの立場としては、ぜひ入れて欲しいとお願いしたのですが(^_^)。

以前から出版が予告されていた土屋さんの本が、出版社というか、編集者のとんでもない不手際により
頓挫してしまっている現在、たぶん、来年には出版されるであろう、この写真集の企画の方にも、
どうかご期待いただけますと、大変ありがたいです(_ _)。


BPOのオケコン 投稿者:最上  投稿日: 9月26日(火)16時35分13秒

宮武さん

  オケコンは、ヤナーチェク2日目の翌日!午後の最初のプローベも聞けたのですが、
  指揮がカラヤンで、ティンパニがフォーグラーだったらなぁ、などと考えてました。
  もちろん、今回のヤンソンスの緊張感あふれる指揮も、申し分なかったです。

  あと見事だったのは、トランペットのヴァレンツェイ。輝きがありますね。
  第5楽章のトランペット2本のかけ合いの個所、2番のヒルザーに続いて、
  1番のヴァレンツェイが吹き始めたら、音の輝きが、全然違うなぁという感じでした。

  トランペットというと、最初のプローベで、冒頭の個所、トランペットだけで分奏させられて
  ましたが、さすがのBPOでも、最初から見事なバランスという訳にはいかないようでした。
  ところが、本番では驚くべき見事なバランス!!! あまりの違いにびっくり仰天。
  (3番は、アカデミーあたりの若い人でしたが、3人で特訓したのでしょうか)

  ホルンはシュトゥットガルトの放送オケの中国人が、エキストラで出演。
  プローベでは、協奏曲の時なんか、かなり指示を受けたりしていましたが、
  本番では、ソロの個所も無難にこなしていたようです。

  木管はフルートのトップがハーゼルで、だいぶ張り切って、黒色の楽器を巧みに吹いてました。
  あと、オーボエのマイヤーとクラのフックスは、ヤナーチェクからの連続。大変ですね。

  コンマスが若いブラウンシュタインで、ヴァレンツェイとともに、今回が初見聞でしたが、
  プローベでも、いろいろ後方に指示したりしていて、なかなか頑張っているようです。

  と、ずらずら書いていくと、かなり長くなりそうなので、この辺で。
  10月上旬の武久源造さんのサロンコンサートでご一緒できるのを楽しみにしております。


HOLZいんぺくさん

  結局、Hotel Wenzelには泊まれなかったのですが、ベルリンのホテル事情も大変そうですね。
  クーダム周辺は、だいぶ料金も上がっているような感じがします。
  ベルリン自体は、どこもまだまだ工事の途上にある感じで、Potsdamer Platzも新駅の工事中。
  新しいホームが完成したら、また行ってみたいものです。


お帰りなさい。 投稿者:HOLZいんぺく  投稿日: 9月26日(火)10時42分16秒

無事お戻りになったようですね。
久しぶりのBerlinはいかがでしたか?
現地報告、楽しみに待っています。
それでは。


ヨーロッパコンサート2000 投稿者:宮武  投稿日: 9月26日(火)00時59分23秒

お久し振りです。

このコンサート、やっと10/6(金)の朝、BS2で放送のようです。
10年を追うドキュメンタリー付きとか。

私の場合は、ナマで録画すると休憩等の無駄が多いので、必ずしも
同時中継を好むわけではないのですが、それにしても、今回は
随分待たされました(^^;。

ところで、最上さん、お帰りなさい。
いいですね、現地で楽しめて。
バルトークのオケコンは、BPOのナマでは聞いたことないですが、
1981年のTBSのドキュメンタリーの中の、確か第2回だったか
一瞬フィナーレの結びのシーンが出て、カラヤンの熱演と
BPOらしい弦の弓の弾き切った躍動を思い出すと、その最上さんの
鳥肌ものという表現はわかる気がします。


BPOは 投稿者:最上  投稿日: 9月25日(月)17時22分55秒

ラトルは楽勝でチケットが買えました。
18日は、ステージ左横のEブロックにチャレンジ。
19日は、正面のBブロック最前列のど真ん中の席。
演奏は二日目の方がよかったように思いますが、ラトルはかなり張り切ってましたね。

23日のヤンソンスのバルトークは、後方右のDブロックにチャレンジしてみましたが、
なかなか悪くない席ですね。オケコンの終楽章など、やはり鳥肌ものでした。


↓のコンサート 投稿者:最上  投稿日: 9月25日(月)17時13分04秒

16日の関空からのルフトハンザ便、出発が4時間も遅れ、結局、聞けなかったのでした。
ベルリンの人は、ケント・ナガノのことを日本人だと思っているようですね。
まあ、間違いではないのでしょうが。


ケント/ベルリン・ドイツ響 投稿者:最上  投稿日: 9月15日(金)13時13分20秒

明日の夕方、予定通りに無事ベルリンに着いたら、ホテルにチェックインして、
すぐフィルハーモニーに行って、ベルクを聞くつもりです。
ハンマーの入る3つの管弦楽曲もあるので、楽しみなのですが。

新聞によると、このオケの首席指揮者としては、ケントの最初のコンサートになるのだとか。
まあ、当日券もあることと思っています。


産経新聞のモーストリー 投稿者:最上  投稿日: 9月15日(金)13時02分30秒

うーむ、またかぁ、という感じですが、
結局、9月号、私の出発前には、届かなかったのでした。

産経新聞社の問題なのか、私の地区の販売所(屋島東)の問題なのか、よくわからないところですが、
いちいち何度も電話しないと、持って来てくれないのなら(電話しても、持ってこないかも)、
毎月毎月、もう不愉快な思いはしたくないので、産経新聞の購読を考え直した方がいいのかも。

もうこうなると、モーストリーの存在自体が不愉快だったりして....


来年のベルリン芸術週間 投稿者:最上  投稿日: 9月14日(木)12時59分57秒

来年は期間が短いようですね。9月8〜19日
テーマは「シェーンベルク(»Arnold Schönberg und...«)」
シェーンベルク没後50周年記念のようです。最後の、und... というのも意味深ですが。

で、この芸術週間のあとに、ウィーン・フィルによるベートーヴェン・フェストがあるようです。
10月6〜13日に、ラトル/ウィーン・フィルがベートーヴェンの交響曲を全曲演奏するとか。

これまで、ベルリン・フィルは、ウィーンでブラームス・ツィルスをやったし、
来年はベートーヴェン・ツィクルスをやる予定だし、ウィーン・フィルもその返礼でしょうか。
指揮が、BPOの次期音楽監督のラトルというのも面白いですが。

http://www.berlinerfestspiele.de/termine/termine_2001.html


ベルリン 投稿者:最上  投稿日: 9月14日(木)12時47分22秒

etoile さん

書き込み、どうもありがとうございます。
まあ、オリンピック報道の喧騒から逃れられて、ちょうどいいかなと思っています。
(もっとも、ドイツでも、それなりに、連日、報道されるでしょうが。)
ただ、BPOのチケットは、現地調達の予定なので、確実に聞ける保証はないのですが。

今回は、7年ぶりのベルリンなので、街の変貌ぶりを観察してきたいと思っています。
ミュンヘン(ヴァント)経由でベルリンという線も考えたのですが、欲張らずに、
ベルリンだけにすることにしたわけです。

あと、ドイツオペラの「影のない女」は、調べてみると、ノーカットでの上演だとか。
こちらの方が、実は一番の楽しみだったりします(^_^;)。
もちろん、BPOのヤナーチェク、バルトークも魅力ですが。


ドイツまで行かれるのですね 投稿者:etoile  投稿日: 9月13日(水)22時59分38秒

最上さん、こんばんは。

ドイツまで出かけてBPOを聴かれているのですね。私も一生に一度はフィルハモニーで
聴いてみたいと思っています。
BPOは他のオケと違って日本公演でも常に本気で演奏してくれると感じています。VPO
でさえ時々おかしな演奏になりますし、そこから派生した室内楽などは聴けたもので
はない、と言うこともあります。
それでも本拠地で聴いてみたい!

そんな機会が来たらアドバイスをお願いします。

http://www1.accsnet.ne.jp/~kenroku/etoile_main.htm


ヤンソンス 投稿者:最上  投稿日: 9月11日(月)17時03分59秒

アバドの10月5, 6日のプログラム、現在、HPで発表されているものをよく見ると、
春に Vorschau で発表されたものと、微妙に(というか、ほんのわずか)違うようです。
ということからも、復帰の実現性は、かなり高いように思うのですが。

で、もう一人心配なのは、ヤンソンスの方なのですが、どうなのでしょう。
6月17〜19日のウィーン・フィル定期をキャンセルしたようですし(ノリントンに変更)、
8月14日のザルツブルクでのオスロ・フィル演奏会も、マンフレート・ホーネックが振ったようだし。
9月22〜24日の BPOとのバルトークのコンサート、期待しているのですが(BPOのオケコン ^_^)。


ドイツ統一10周年記念演奏会 投稿者:最上  投稿日: 9月 9日(土)15時45分46秒

10月3日、アバドの指揮で行われる予定です。
当初は、10月5,6日と同じプログラム(「ティル」を含む冗談音楽ツィクルス)が発表されていましたが、
3日の演奏会の方は、「ティル」と「英雄」に変更されたようです。

ドイツ統一10周年を記念する演奏会ですから、「英雄」に変更というのも当然かもしれませんね。
あと、来年予定されているベートーヴェン・ツィクルスへの準備も考えているのかどうか。
何はともあれ、アバドの復帰への強い意思を感じるのですが、いかがでしょうか。


そういえば、 投稿者:最上  投稿日: 9月 9日(土)15時32分59秒

フォーラムも止まってますね。はじめて気がつきました(^_^;)。

私が気になっていたのは、今でも表紙からリンクされている
 http://www.klassikopen.de/
が、なくなっていることでした。

ここに最近のヨーロッパコンサートやヴァルトビューネの映像や音声が紹介されていたのですが、
どうなっちゃんでしょうかね。どこも不景気なんでしょうか。


グレートコンダクターズ 投稿者:ギュンター・ネッツァー  投稿日: 9月 9日(土)06時35分18秒

最上さんがご紹介のHP、わたしも気に入っていました。
過去形なのは、フォーラムのページが春先から止まっているからなのです。
それとも、わたしのアクセスが悪いのでしょうか。
ゲルギエフのニューヨーク公演をめぐる、指揮姿をサカナにしたやりとりなどはとても楽しかったのに。
そういえば、ゲルギエフとベルリン・フィルの相性は如何ですか。

ノート型パソコンを使用していますが、アダプター不調に悩んでいます。
本体よりも先にガタがくるとは、携行使用のツケでしょうか。


ヤナーチェク 投稿者:最上  投稿日: 9月 8日(金)18時45分11秒

ラトルのコンサートを聞きに行かれる方、結構、おられるのでしょうか。
「タラス・ブーリバ」も「グラゴル・ミサ」も、オルガンが入るのが魅力ですね。

別にラトルに限らないのですが、現地でのBPOのコンサートのチケットをお持ちの方で、
行けなくなってしまった、というような場合には、お気軽にお書き込み下さればと思います。
もちろん、メールでも構いません。


アバドからジンマン 投稿者:最上  投稿日: 9月 8日(金)18時35分56秒

ジンマンのコンサートも無事に終了したようですが、
新聞の批評によると、客席では、ラトルも聞いていたとか。

ちなみに、下記のサイト (Great Conductors)、ご存知の方も多いと思いますが、
ギャラリーで紹介されている指揮者を、アルファベット順に並べると、
Abbado から Zinman までということになっています。

http://www.greatconductors.com/


サイトウキネン 投稿者:最上  投稿日: 9月 8日(金)18時28分52秒

どうも、いろいろと貴重な情報、ありがとうございました。

数日前、朝のテレビで「運命」のリハーサルをやっていましたが、
あちらは、やはり、ファースが叩いていたわけですね(ティンパニ奏者は写らなかった)。
バッハは、やりたくなかったのかな?


Re:サイトウキネン続報 投稿者:ヘボモンケ  投稿日: 9月 7日(木)23時55分39秒

こんばんは。

> モリソンは名前からしてアメリカ系なんでボストンの首席ではないでしょうか?
> プログラムを買っていないのでなんともいえません。

元ボストン響主席で、小澤氏のお気に入りらしいですね。(この前の復活もソロを吹いていた)
あの現主席奏者とそりが合わず、退団されたとか・・・

勿論ソロ活動もされてますが、あの若さと腕で、臨時オケ(?)でしか活動されていないのは、
オケ奏者としては惜しいですね。


すいません 投稿者:サティ君  投稿日: 9月 7日(木)14時51分45秒

打楽器とティンパニは別に書かれていました。
ティンパニは、
・Everett Firth
・安江佐和子
のご両人です(^^;;

来年はバッハのブランデンブルク協奏曲を全曲やると
地元のテレビでオザワさんが言っていました。
ベートーヴェンはやらないのかもしれません。


ロ短調ミサ 投稿者:菅野  投稿日: 9月 7日(木)13時06分34秒

最上さん、こんにちは。
トランペットは、サティさんご指摘の通り、モリスンを真ん中に、左に服部さん(新日本フィル)、
右に杉木さん(水戸室内管)だったと思います。
ティンパニは、プログラムによると安江佐和子さん(桐朋の非常勤講師)という方のようです。


サイトウキネン続報 投稿者:サティ君  投稿日: 9月 7日(木)11時19分34秒

トランペット奏者は
・Timothy Morrison
・杉木峯夫
・服部孝也
の3人がクレジットされています。
モリソンは名前からしてアメリカ系なんでボストンの首席ではないでしょうか?
プログラムを買っていないのでなんともいえません。

なお、特別プログラムでサイトウ・キネン+地元のトランペッター+1000人の合唱団で
アイーダの凱旋行進曲を歌うという企画があり、
うちの学生さんが出ました。(見に行ってないけですが・・・)
彼は終演後オザワさん、モリスンさんに握手してもらったと大はしゃぎでした。
その後、真夜中までモリスンさんを囲んで宴会だったとか。

ティンパニは
・竹原美歌
・菊池清見
のご両人のどちらかでしょう。



Re: サイトウ・キネン 投稿者:最上  投稿日: 9月 7日(木)10時19分19秒

どうも、貴重な報告、ありがとうございます。
ライスターのクラリネット五重奏曲は、79年に聞いたことがあり、さすがに感心しましたが、
最近はどうも、その、「俺様が吹いているのだぞ」というアクションが気になり出しています。

ロ短調ミサ、先日の教育テレビで、ちょっとだけ放映されましたが、バロック・ティンパニを
使用していましたね。奏者は日本人のようでしたが、どなたかご存知ないでしょうか。
もし、プログラムに名前が載っているようでしたら、3人のトランペットの名前も
教えていただけるとありがたいです(日本人以外の方も吹いていたような)。

2年前の「カルメル派修道女の対話」の録画を、ベルリン・ドイツ・オペラの予習のために、
先日、やっと初めて見たのですが、小澤さんの指揮も、こういう曲なら、まったく不満がないですね。
噂に聞いていた最後の処刑場の場面も、やっと初めて知りました。
(しかし、終演後、いきなり一人で拍手を始める馬鹿には驚いた。断頭台に行け。)

来年は「イェヌーファ」だそうですが、昨年の下記の記事によると、
小澤さんは、ウィーンでの 2002年からの最初にシーズンの新演出演目として、
「イェヌーファ」と「オランダ人」を取り上げるようなので、その予習も兼ねるのでしょうかね。
なお、ウィーンでの演出は、パウントニーのようです。

http://www.salzburg.com/sn/99/06/24/kultur-23934.html


RE:カラヤン本  投稿者:マラドーナ  投稿日: 9月 7日(木)00時49分15秒

いえいえこちらこそお世話になっております。
海外のカラヤン関係の文献にどのようなものがあるか詳しくは知らないのですが、
もし入手したいものが出てきた時は、是非よろしくお願いいたします。

札幌は夜など肌寒いくらいになりました。


サイトウ・キネンの報告 投稿者:サティ君  投稿日: 9月 7日(木)00時09分58秒


今年から地元なわけで5つのコンサートに通いました。

BPO関係でいうと、ライスター、ツェペリッツですね。
あとヴィオラに清水直子とクレジットされてますが、次期主席の方でしょうかね。
顔を知らないので、どこにいるのやらまったくわかりません。

ライスターのモーツァルトのクラリネット五重奏曲を聴きましたが、
まったく衰えていませんね。ほんとに堂々としたもので、
自分のパートがないときはまるで指揮者のように自己陶酔しているし
吹いているときも、フィルハーモニカーにいた頃と変わらぬ
自信に満ちたアクションの数々(^^)
特にクラリネットの音色をたっぷり楽しめた第2楽章が秀逸でした。

ツェペリッツは好々爺になったなぁという印象ですが
バッハのロ短調ミサで昔と変わらぬ雰囲気の演奏姿を堪能できました。
ツェペリッツに目が行ってしまうせいもありますが、その実在感のある音を
大いに感じることができて満足。自分が弾いていないときに
楽しそうにオケの音を体を揺らしながら聴いている姿はなんか微笑ましいですね。
そういえば、ライスターのコンサートの時には、ボクの3つ横にツェペリッツがいました。

他のコンサート会場にも毎日顔を出されているので、ツェペリッツ御大には
簡単に挨拶をしておきました。引退後も本当に音楽そのものって方ですね(^^)


ベルリンの墓地 投稿者:最上  投稿日: 9月 6日(水)18時23分00秒

どうも、パリやウィーンに比べて、ベルリンの墓地は、あまり紹介されていないようですが、
下記のサイトで、いくつかわかりました。

グリム兄弟、ホフマン、メンデルスゾーン、フンパーティンクなどあるようです。
ロルツィングの墓なんてないのでしょうかね。

なお、ティーアガルテンには、ワーグナーとロルツィングの記念碑があるようです。

http://www.zlb.de/projekte/friedhof/index_d.htm


ヤナーチェク 投稿者:最上  投稿日: 9月 6日(水)18時16分46秒

ラトルといえども、ヤナーチェクだったら、そんなにチケットも難しくないかなと考えているのですが、
やはり、ちょっと甘いでしょうかね。

まあ、無事に聞けたときのことを考え、ノイマン/チェコ・フィルのLDで予習しているのですが、
(あと、泰流社のヤナーチェク本の解説も、なかなかためになる)
グラゴル・ミサは原典版のドイツ初演だそうですね。原典版だと、かなり違うのでしょうか。

ティンパニとトランペットが活躍する曲なので、楽しみではあります。


ベルリン芸術週間 投稿者:最上  投稿日: 9月 6日(水)18時09分27秒

20世紀の作曲家83人が取り上げられるそうですが、この芸術週間のプログラム以外にも、
オペラも連日上演されるわけですから、まあ、すごいですね。

ベルリン・ドイツ・オペラでは、「カルメル派修道女」「影のない女」が注目されます。
(なお、リンデン・オペラの方は、「ノルマ」「ローエングリン」といったところ)

ちなみに、手許にチケットがあるのは、ティーレマンの「影のない女」だけだったりします。
(オンラインで申し込んだら、5日後に送られてきた)


私も同感。 投稿者:doppeladler  投稿日: 9月 5日(火)21時51分35秒

>最上さん。

>BPOでは、ツェラーとコッホが並んで吹いていた姿が、なつかしいですね。

僕も同感です。僕の好きなブラームスは、ツェラーがもっとも似合ってます。あのヴィブーラートと張りの在る音色は他の追随を許しませんね。
確か、93年の退団でしたね。96年の某雑誌にインタヴューが載ってて、今も大切にしています。ツェペリッツもいつ見てもいいですね。
ハイティンクの指揮で87年だったと思いますが、巨人を買いましたが彼のソロは、チェロのような伸びのある美しさと繊細なフレーズに驚きを隠せませんでした。コッホも珍しく素面(?)なのかさえわたった演奏でしたし、ライスターのEsクラにもびっくりしました。もちろんホルンはザイフェルトです。
やはり写真なんかを見ると彼らがいないのは相当さびしいです。
また面白い話聞かせてください。それでは。


Re: コッホなど 投稿者:最上  投稿日: 9月 5日(火)18時26分40秒

doppeladler さん、ドッペルアドラー(双頭のわし)とは、素晴らしいハンドルですね。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。

自分の好きな団員が退団していくと、寂しいものがありますね。
私としては、特に、ティンパニのフォーグラー、コントラバスのツェペリッツ。

コッホは、94年か95年、志賀高原のサマーキャンプに講師として来られていたのを
見かけた記憶がありますが、最近は、もうあまり来日していないんでしょうか。

私としても、BPOでは、ツェラーとコッホが並んで吹いていた姿が、なつかしいですね。


Re: WOWOWなど 投稿者:最上  投稿日: 9月 5日(火)18時11分21秒

etoile さん、あういう貴重な映像は、ちゃんと後世に残して欲しいものですね。

(私はまだ見れる環境にないのですが)CSでは、WOWOWで放送された「プロメテウス」の
放送予定を見かけたことがあります。
まあ、これなんかは、本来は商品化されるはずだったんでしょうが。

BPOが争って放映されていた頃が、なつかしいですね。


カラヤン本 投稿者:最上  投稿日: 9月 5日(火)18時03分23秒

マラドーナさん、ありがとうございます。全部を網羅しようと思うと大変ですね。

カラヤン本というと、今度、こんなのが出るようですね。一応、注文は入れましたが。

 Alby, Claire; Caron, Alfred
 Karajan - Eine Hommage an den grossen Dirigenten
 Übers. v. Schäfer, Bettina
 ca. 144 S., Ill, 1 CD-ROM - 16,8 × 19 cm
 Pappband
 Preis: DM 39.90 / SFr 39.90 / ÖS 291.00
 ISBN: 3-502-18005-9
 Scherz /VVA
 Erscheinungsdatum: 09/2000

CD-ROM 付きです。翻訳ということは、もう英語では出ているのでしょうかね。

なお、カラヤンのドイツ語文献で絶版のものでも、古書サイトで購入できます。
マラドーナさんには、いろいろお世話になっておりますので、
特に必要なものがありましたら、お気軽にご連絡ください。


教えてください。 投稿者:doppeladler  投稿日: 9月 4日(月)19時14分40秒

はじめまして。私はBPOを聴いて育ったようなもので、70年代のBPOは世界一のオケだったと信じてやみません。
2年前、念願のBPO生演奏を聞くことができました。しかしもう僕の知る名手達の姿はありませんでした。
せめてもの楽しみは、ブラウに会う事でしたが、パユの乗り番で、舞台に上がってませんでした。最近は、
相次いでトッププレーヤーが退団したりでなんだか心配です。でも何だかんだいってもクルマウルなんかこの前、
ちゃっかりトップに乗ってたし、ライスターだって最近まで定期にでてたし(最近どうなのかなぁ?)とりあえず今後も
BPOを応援していこうと思います。
実は、BPOと言うより前主席のL・コッホにあこがれています。何を隠そう私もオーボエやってるからです。96年に出された
ブランディス・カルテットとの共演したCDや、93年のサイトウ・キネンなんかを聞くと、ああ、あのコッホも老いたんだ。と悲しくなりました。
それでもいい、一度合ってみたい、生で聴いてみたいと思ってます。もう来日しないんでしょうか?演奏せずともマスタークラスなんか日本でやらないのかな?
去年の5月にブランディス・カルテットと来日予定だったそうですが、自分が知った時には、すでに公演後打と知り悔やんだのですが、病気(?)の為急遽、ビットマンきたそうです。
やはりアル中のせいで演奏家としての寿命が縮まってしまったのでしょうか。
今は、ザルツブルグのモーツァルトゥュームで教鞭を握っているとか。
最新の彼の情報とか、来日予定とか会ったら是非、教えて下さい。シェレンベルガーよりコッホの不が良かったです。贔屓目なしに。マイヤーは、そう、若いにが売りだけど、やや気になる点も・・・。
パユがやめて次のトップは誰になるんですか?


WOWOWなど 投稿者:etoile  投稿日: 9月 3日(日)08時35分31秒

WOWOWは放送件ももうないのですかねぇ。どこかで「再放送の希望の多いベルリン・フィル」と言うくだりを見たか聞いたような気が致します。
デジタルWOWOWで放送しないかと言うことだけはチェックしたいと思います。
NHKもHiVisionなどで時々再放送していましたが、それもなくなりましたし。来日公演ではチケットがあれほど売れても放送する側にはあまりうまみがないのでしょうか。


RE:BPO指揮者文献リスト  投稿者:マラドーナ  投稿日: 9月 1日(金)01時42分22秒

最上さん、こんばんは。

カラヤン関係では、
・「超」音楽伝説 カラヤンの謎 安斎浩市著 コアラブックス
・カラヤンとカラヤンの時代 中村浩介他 帰徳書房(これ古本屋で探しているのですが全然
ないですね)
がありましたのでご報告いたします。