カラヤン/BPOのベートーヴェン交響曲全集(1975年〜1977年)が、5000円の限定版として
年末に発売されていますが、これはやはり買っておく価値があるでしょうね(^_^)。
LPで発売された当初は何度か聞いたのですが、その後、今回のように格安CDで発売される日を、
ずっと長いこと待っていたのでした(^_^)。
CDだと、フォーグラーのティンパニの音が、はっきりとクリアに聞こえるのもうれしい(^_^)。
「田園」の嵐など、やはり、こうでなくては(^_^)。
どうも、今年は、トランペットの話題で盛り上げていただき、私もいろいろと参考になりました。
関係者の皆様には、改めてお礼を申し上げたいと思います。
さて、1973年のTV放送、若い奏者が2人並んで吹いていたようなおぼろげな記憶があるのですが、
グロートがソロ奏者として正式にBPOに復帰するのは、1974年とのことなので、先日、
土屋さんの番組の録画で、改めて確認してみたのでした。
写っているのは短い時間ですが、確かに、2人並んで吹いていたようです。
ということで、グロートも正式にソロで戻る前から吹いていたということでしょうかね。
ちなみに、先日、ある大学の図書館で、「ステレオ芸術」のバックナンバーを見ていたら、
1970年の来日公演で、2番トランペットを吹いているグロートの写真を見つけました。
今度、借り出してきて、スキャナを使ってアップしましょうかね。
ティンパニもフォーグラーのようだったし(^_^)。
>グロートとクレッツァーですが、私が最初に見たのは、1973年の日本公演のTV放送。
>もちろん、その頃は名前など知りませんでしたが、ベルリン・フィルのトランペット奏者が
>あまりに若くてハンサムなのに驚いた覚えがあります(^_^)。
73年の来日公演は、最近、当時の録音テープをお持ちの方からドボ8、ブル7、タンホイザー
等を聴かせていただき、どれもその素晴らしさに感激をいたしましたが、この時来日したTpの
首席はもうグロート氏とクレッツァー氏だったのでしょうか?
>その時の片鱗は、土屋さんのドキュメンタリー番組の中で出てきたドヴォ8の映像の一部で
>確認できるかと思います。
この番組録るには録ったのですが、その後、ビデオデッキが不調で未だ見てないのです
(正月休みに家内の実家で見る予定^_^;)が、彼らが映っていますか?
このドボ8のTp、アイヒラー氏が吹いていたのではないかと思っていたのですが・・・
実は、Tpの演奏としてはこの曲のベストだと個人的に思っていました。(それまでの
ベストはクーベリックがBPOとDGで録音したもので、やはりアイヒラー氏の演奏です。)
もし、グロート氏とクレッツァー氏の演奏だったとしたら、それはそれで、若き日の
彼らがあのようなスタイルの演奏をしていたと思うとうれしくなっちゃいますが・・・
>それにしても、この時のブルックナー7番の映像、もう2度と見れないのでしょうかね。
是非見てみたいです。
最上さん、こんばんは。
別HPに報告されていましたが、ヤンソンスのコンサート、BSでの放送予定は未だ
わからないようですが、ETV「芸術劇場」では2/4放送予定のようです。
大変、楽しみです。
ゼーガースが、ヤンソンスのコンサートでのアンコール、スラヴ舞曲第7番で
トライアングルを叩いたという話は、HOLZいんぺく氏、キートン先生、ヘボモンケさんから
教えていただいておりましたが、大太鼓とシンバルも借りたのだそうです。
JPC(西浅草のコマキ楽器)の会報に載っているゼーガースのインタビューで触れられています。
ちなみに表紙もゼーガースです。欲しい方は、直接、お店で入手できるかと。
他にも、いろいろ面白い話が載っています。
「トリスタン」でのティンパニ以外の打楽器は、トライアングルしか使われず、
シンバルは(アバドにより)カットされたので、日本には持ってきてなかったのでしょう。
(どこから借りたのか? プロオケ? レンタル会社?)
それにしても、ヤンソンスのコンサート、放送予定はどうなっているのでしょうか。
同じ「パイパーズ」の、ホルン奏者マンフレート・クリアのインタビューも興味深いです。
ワーグナーの「指環」の始まり、「ラインの黄金」の冒頭、低音の長い持続音のあと、
最初に出てくるホルンのテーマ(8番ホルン)を、バイロイトで50回以上も吹いたとか。
「《ラインの黄金》は特別。この曲で私はカラヤンに採用されましたし、バイロイトでは
50回以上、開幕を切りました。最近もベルリンでマゼールとやったばかりです。」
バイロイトでは、長年、ジークフリート・ルーフをザイフェルトが吹いていたことは有名ですが、
クリアのこの話は初めて知りました。マゼールとの演奏、新年に放送されるのですよね。
ご覧になられる方がおられましたら、ぜひご感想を(^_^;)。
ヴェレンツェイのインタビューが、「パイパーズ」1月号に載っていますね。
「トリスタン」のホルツトランペットの写真が載っていたのが、個人的には収穫でした。
実演で聞いた音では、普通のトランペットかと思ったのですが、やはり違ったのですね。
どうせなら、ザルツブルクでも吹いて欲しかったのに、と思ったのですが、
最初のオーディションは、1999年3月24日だったとか。
この年のイースター、3月27日が開幕(「トリスタン」の初日)なので、
オーディションもザルツブルクだったのでしょうか?
ちなみに、今回のホルツトランペット、ハンブルクの歌劇場から借りたとか。
1989年3月、ハンブルクで「トリスタン」を観たことがあるのですが、
第3幕のホルツトランペットのパートの後半、舞台裏から全然音が聞こえない個所があって、
そこだけ音楽が中断したような感じになり、びっくりしたことがあります。
なお、演出はベルクハウスで、宇宙空間の舞台、私は気に入っています。
どうして日本に持ってこなかったかと、本当に残念です。
あと、バルトークのオケコンについても、第3楽章の解釈など興味深い話をしています。
冒頭のトランペットについては、9月のベルリンでの演奏会、ここでフリューゲルホルンの
マウスピースを使ったかどうかまでは、専門外のため確認しておりませんので、念のため(^_^)。
ただし、最初のプローべでは、ヤンソンスがここのトランペットだけ何度か分奏させてました。
もっとも、ビオラ、コントラバスなどにも分奏はさせてましたが。
いろいろと貴重な書き込みをいただいたのに、なかなか書き込む余裕がなく
失礼しておりました。どうも、やっと一息いれて...
グロートとクレッツァーですが、私が最初に見たのは、1973年の日本公演のTV放送。
もちろん、その頃は名前など知りませんでしたが、ベルリン・フィルのトランペット奏者が
あまりに若くてハンサムなのに驚いた覚えがあります(^_^)。
その時の片鱗は、土屋さんのドキュメンタリー番組の中で出てきたドヴォ8の映像の一部で
確認できるかと思います。
それにしても、この時のブルックナー7番の映像、もう2度と見れないのでしょうかね。
あれ、ロータリーさんもビデオ見直してましたか・・・
クチパクの線もありそうな気がしますが、それならば、グロート氏やプラット氏
から、その旨の情報があっても良さそうな気もしますし・・・
舞台上のアイヒラー氏の横は確かに松田氏のような感じですね。
自分は松田氏の演奏は聴いたことがないのですが、留学後、パイパーズ
かなにかのインタビューで、「ベルリンでアイヒラー氏の音と人生観に
大変影響を受けた」ようなコメントがありましたので、アイヒラーファン
としましては、どのような方か昔から非常に関心のある方でした。
アイヒラーとどちらが1stかは良く分かりませんが、その後ろのバンダTb
のシュバルツの左側は、頭しか見えないのですがウテシュではないでしょうか?
もし、そうだとしたら、Tbは左が1stですので、Tpもアイヒラーが1stかも
知れません。(ただし、Tbは隣がTubですのでその並びで、Tpは隣がHrですので、
違う並び、ということもあるかも知れませんね。)テープの音質が悪いので
良く分かりませんが、冒頭バンダTpは、1st,2ndともに太い音をしてますね。
この件、松田氏に確認してみるとしたら、スポックさん、マラドーナさんが
面識のある札幌在住のTp奏者に訊いていただけたりしないでしょうかね?
(スポックさんなら、松田氏とも面識があるんじゃないですか?)
私が文章打っている間にヘボモンケさんが投稿されてましたので。意味がないこと、といいま
したが、たしかに、カラヤンならやりそうなことです。なぜなら、あの放送は、単なる放送で
はなく、本来、「カラヤンの遺産」のシリーズとして、LD化される予定のものだったからで
す。もっとも、未だにLD化もDVD化もされていませんが。だとすれば、そこらあたりの真
相を是非、確かめてみたいものですね。
録画してあるヴィデオでただいま確認して参りました。
まず、金管全体の位置関係ですが、向かって最上段左側にパーカッション、その右にティン
パニーがあり、その右にトランペットです。メンバーはティンパニーの右から、3rdプラッ
ト、2ndヒルザー、1stグロートです。その右にトロンボーン1stゲスリング、2nd
ドムス、バストロンボーンのチースリック。その右にテューバのヒュンペル。さらに右には、
バンダパートと思われる、トロンボーンのシュヴァルツなどが見えました。その下段に左側から
ホルンのメンバーで、1stはハウプトマンです。ハウプトマンの右にはワグナーテューバ(バ
ンダパートでしょう。)、そして、バンダのトランペット、左(つまり内側)にどうも札幌交響
楽団主席の松田次史氏、その右(外側)がアイヒラーです。つまりバンダも皆、通常のステージ
上にいます。
松田氏は、70年代終わり頃、カラヤンアカデミーに留学され、クレッツァーに支持されてま
すね。ベルリンでも、BPOの演奏会(カラヤンの指揮を含む)に出演されているようです。現
スイスのバーゼルでティンパニーをされている宮崎さんやN響のトロンボーンの神谷さんとほぼ
同時期のベルリン留学 ですね。
他のBPOメンバーは、コンマスが安永氏、隣にシュピーラー、木管はオーボエのトップがコ
ッホ、フルートトップがブラウ、クラリネット(ジャニコロのソロ)はライスター、ファゴット
トップがピースクです。
78年頃録音のカラヤン&BPOのローマの松のCD(聴いたことのあるローマの松の全録音
中では最高だと思います。それ以前はオーマンディ&フィラデルフィアが好きでしたが。トスカ
ニーニはよく覚えてないけれど、ムーティ辺りよりはずっといいですね。)では、カタコンブの
Trpソロ、おそらくクレッツァーでしょうね。あの吹き方。モンケB管なのでしょうか?彼は
もともとヘッケルのC管なんかを以前から使っていたようなので、C管かもしれませんね。
で、問題の大阪でのTrpソロですが、奏者の顔は写っておりません。しかし、カメラが写し
ているその奏者はスーテジ上の人物です。楽器はハイBキーなどついていないシルバーのモンケ
B管。当日、プラット、ヒルザーはモンケB管、グロートはレヒナーC管です。バンダの人は楽
器は確認できません。また、バンダの1番が松田氏かアイヒラーかは特定できません。しかし、
カタコンブのソロは、楽器は前述のようにモンケB管。奏者の顔はわかりませんが、ティンパニー
のすぐとなりの奏者であることは確認できました。また、ソロ奏者の楽器のすぐ右どなりには、ヒ
ルザーの顔が見えます。そう。前述の位置関係より、間違いなくソロはプラットであると断言し
ます。
たしかに首席奏者ではないプラットがあのソロを吹くことはおかしいように思います。しかし、
ソロ自体は素晴らしいものです。で、本当にあのソロがプラットでないとするなら、TANAKAさ
んのおっしゃるように、ステージ上でプラットが吹くまねをし、ステージの裏でカメラが写さな
い中でクレッツァーが吹いたとしか考えられません。しかし、そんな意味のないことをするので
しょうか?
以前、TANAKAさんからソロはプラットだ、との報告があったとき、なるほどと思いすぐに信
じることができたのは、今回改めて見るほどに観察していませんでしたが、ステージにクレッ
ツァーがいなかったこと、ステージ上の奏者がソロを吹いたが、それは位置関係的にグロート
ではないらしく、ソロ奏者の楽器がB管(グロート&クレッツァーの主席は80年代初め頃か
らC管主体に切り替えていますので。)であったことが、根拠になりました。
少なくとも、ヴィデオ上ではプラットがソロだったと考えられます。おそらく松田氏がエキス
トラだったので、松田氏に確認がとれれば良いかもしれません。ただ、失礼な言い方になるかも
わかりませんが、記憶が正確かどうか、判断しかねる部分はありましょうから、やはりヴィデオ
が一番有力な証拠になると思います。
以上、報告いたします。
こうなると、気になってしかたがないので、今昔のテープを引っ張り出して
見てみました。自分ではこの映像、あまり記憶になかったもので・・・^_^:
で、明らかにプラット氏が吹いていますね。TANAKAさんのおっしゃるとおり、
ベルをやや右に向けて吹いているところを、右斜め前方から楽器の部分をアップに
してカメラは映しています。プラット氏の顔が映ってませんが、モンケのB管で
指使いもB管です。(ちなみに、Gは3ではなく1,2を使っていますね)楽器越しに
向こう側にヒルザー、グロート両氏が座っています。また、最後の部分は客席
真正面からのオケ全景にカメラが替わりますが、やはりプラット氏が楽器を構えていて、
ソロが終わると楽器を降ろしています。(改めて聴いても上手いですね。)
TANAKAさんのおっしゃっていることはまちがいないと思いますが、らっぱ吹きさん
や私の聴いたグロート氏の情報もまちがっていないと思いますし・・・
で、何回か繰り返して見て、ふと思ったのですが、このような可能性は
ないでしょうか?ソロの間、画面は左側全体にプラット氏の楽器が映っているのですが、
右側には、カラヤンの指揮する上半身が映っています。絵としては非常に
かっこ良く、いかにもカラヤン好みです。(曲全体の、光の使い具合や
カメラアングルも例のカラヤンスタイルです。)で、ひょっとしたら、
ソロは舞台裏でクレッツアー氏が吹いているけれど、TVの絵のために、
カラヤンが自分とラッパのミックスしたものが欲しく、舞台裏のクレッツアー
のラッパを映したのでは今一なので、わざわざ舞台上の奏者に吹く格好を
させ、カメラに納めていたとか・・・TVの音声では何とも分かりませんが、
舞台脇で聴かれていたら、音源の位置の違いはやはり分かるかもしれませんが、
そのような可能性はありませんでしたでしょうか?>>TANAKAさん
なぜそう思ったかといいますと、一カ所、途中(G---FIs E Fis G--Fis E D--)
となるとろで、最初のGの延ばしの入りがやや遅れているのですが、その次の
Fisに降りるタイミングが音に比べてバルブアクションが遅いような気がするの
です。それ以外のところは全くきにならないのですが、そこだけ見るとどうも
口パクのような気もしてきましたので・・・
全く根拠はありませんが、「カラヤンならそんなこともしそう」などと、ふと
思いまして・・・
それにしても、色々と面白いことがありますね。大変勉強になります。:-)
当時の関係者(当事者etc)に確認をとった上での発言では
ありますが、この目で確認していない以上、断言はできませんので、
私もこの情報を押し付ける気はありません。
思い出って大事ですしね。
私はチケットがとれなかったりでなかなか見れなかったのですが
96年に第九を追加公演で見れたときには正直驚きました。
NHKホールであるにも関わらず凄い音が飛んでくる。
「ホールの響きを超越した演奏」であったと思っています。
1984年の大阪ザ・シンフォニーホールのローマの松の件に関して,
もうこれ以上反論はしません。またらっぱ吹きさんの確認と
私の記憶のどちらが正しいとも言及しません。私自身もひょっとして
夢?だったのかとも思ってもみました。ただあの日・あの演奏会を
生で聴いていた私の記憶をもう一度最後に述べておきたいと思います。
当時高校3年だったのですが,当時からBPOラッパセクションの
大ファンで,メンバー全ても知ってました。しかもステージ脇の席で
金管は至近距離。確かにプラットがソロを吹いたんです。めちゃ上手かった・・・。
プラットは吹き真似でひょっとしてクレッツアーが裏で吹いていたんでしょうか。
そんな訳ないと思いますけどね。これは直後朝日放送で放映された録画,またカラヤン
が死去した特集番組での同じ録画が放映され,どちらも録画してますので,もう一度
正月に実家の神戸に帰った時に観て,じっくり確認してみたいと思います。
あとバンダの1番もアイヒラーでした。最初のファンファーレの音の太さにびっくり
した記憶もあります。もしクレッツアーでもなく,アイヒラーでもなかったのでしたら
あの朝日放送の録画はなんだったのでしょうか・・・。確かあの時はカラヤンがカメラ位置
を決めるのに,当時助手(?)だった高関 健氏が指揮を振ってましたので確認して
みようと思います。
以上が私の記憶です。残念ながらこの演奏会は知人もいなかったので証言して
くれる人がいません。考えられるのは同じプログラムを東京文化会館でもしてる
と思うのですが,その時はクレッツアーだったとか・・・。
まぁ,凄い演奏には間違いありませんでしたからもういいんですけどね。
>右端に陣取っていて、1番があのアイヒラー、2番以下は日本人の
日本人が一番だったことを確認しました・・・・・・。
#アイヒラーは一番吹きを降りた後ですしね。
ちなみに日本人エキストラに私の師匠は含まれていませんでした。(確認し直しました)
これは謹んで訂正いたします。
で、クレッツァー氏のソロはそのバンダとも別で完全な舞台裏からのものです。
プラット氏が楽器を横に向けたことに関しては全くそういう意図はなかったことも
確認しました。
>グロート・ヒルザー・プラットの3人で、私自身、松のソロ
>は舞台裏でクレッツアーと思ってましたが、何とステージ上で
>プラット氏が楽器の少し横に向けて吹いたので、びっくり
>したのを鮮明に記憶しております。この演奏会は直後に朝日放送で
>放送されたので、録画したビデオでも確認しました。
ローマの松は通常(?)ステージにいる奏者が舞台裏に行って
吹いて戻ってきますが、このときはクレッツァーがずっと舞台裏にいました。
このことは確認がとれていますので、間違いないと断言できます。
ちなみに日本人のエキストラというのが私の師匠です。
今日、このBBSを見せたら写真等を見せてくれました。
>>>てました。プラットも、大阪でのあのローマの松のソロが彼だったとは!また、
>>あのステージ裏のソロはクレッツァー氏によるものです。
>>
>>この件、以前こちらで「ソロはプラッg氏だった」との報告がありましたが、
>>別件でグロート氏がこのコンサートの話をしてくれたので、プラット氏のソロ
>>についてお聞きしたら、氏も「ソロはマルティン・クレッツアーが吹いた」と
>>おっしゃってました。本当は、どうだったのでしょう?(確かに、主席がいる
>>のに主席以外が吹くということもない気がしますが・・・)
今日、師匠に大阪の本番のときの写真を見せてもらいました。
クレッツァーだけが私服(舞台裏なので)という物的証拠及び
その場に師匠がいて覚えている(クレッツァーだったと)ことなどから
クレッツァーだと考えて間違いないはずです。
以前の報告というのがどのようなものかは知りませんが、
おそらく間違いだと思われます。
蛇足ですが主席ではなく首席ですね(笑)
BPOラッパセクションの話がこんなに盛り上がり、
うれしい限りです。
さて、以前私が1984年大阪でのローマの松のソロが
ロバート・プラット氏だと書きましたが、これは間違い
ありません。この時のメンバーはドン・ファンとも
グロート・ヒルザー・プラットの3人で、私自身、松のソロ
は舞台裏でクレッツアーと思ってましたが、何とステージ上で
プラット氏が楽器の少し横に向けて吹いたので、びっくり
したのを鮮明に記憶しております。この演奏会は直後に朝日放送で
放送されたので、録画したビデオでも確認しました。
ちなみのこの時のローマの松はバンダも同じステージの向かって
右端に陣取っていて、1番があのアイヒラー、2番以下は日本人の
エキストラでした。クレッツアーは翌日のダフニスを吹いてましたよ。
(この2日目の演奏会はプログラム変更があり、最初はボレロだった。
ひょっとしたらグロートのピッコロが聴けたかもしれなかったのに・・・。)
カラヤンの降り間違いですが、これも事実です。ドン・ファンの出たしですが
明らかにカラヤンの指揮は何かピアニシモで始まる曲のような振り方で
団員もお互い顔を見回してました。カラヤンもコンマスの安永さんを
見て「おい、どうしたんだ?」って感じでしたね。で安永さんが体を大きく
降ってドン・ファンが始まったのですけど、さすがにカラヤンも止めて
もう一度やり直したんですよ。けどコンマスの合図だけで、曲が始まった
んですから(しかも完璧に!)やはりこのオーケストラは凄いです。
あるのさんも登場し、ますますにぎやかになってますね。
こちらでは初めてでしょうか?宜しくお願いします。>>あるのさん
>クレッツァーのサミュエルゴールデンベルグとシュミイレの使用楽器はヴィンセント・バック
>のD管ですね。クレッツァーはあまりピッコロは好まなかったようです。(グロート談)
そうですね。クレッツァーがピッコロを吹いている演奏ってどんなのがあるのでしょうか?
オケやアンサンブルでも、ピッコロパートはいつもグロートが吹きますし、
ピッコロ2本で良いようなものも、クレッツアーはC管で吹いたりしてますよね。
以前、BPOの弦楽アンサンブルのソリストとして来日した時の日本公演のライブを
FMで聴きました(パーセルのソナタ、とショスタコのピアノ協奏曲のソロ)が、
ソナタの方はピッコロの音のように思えます。どんな楽器だったのか、
どなたかご存知ないでしょうか?
>久しぶりにBPOブラスアンサンブルの「ブラスの饗宴」を聴きました、
>
>「味」の面ではなんら不足は無いですが、フィジカルな面ではやはり「もう若くはない」
>という感じです。
>以前ヘボモンケさんからの投稿がありましたが、本人が潮時を察したのでしょうね。。
最新の五重奏のCDでの演奏は精度的にも素晴らしいですが、ソノレコーディング
の直後にあった地元での氏が参加した演奏会では、「レコーディングに全精力を
持っていってた?」という感じで、やはりやや難ありだったようです。
(その前の五重奏での来日時も、岐阜公演では素晴らしかったとのことですが、
BSで放送された東京公演はきつかったですし)やはり、若い頃のレベルを
「コンスタントにキープする」のが難しくなってきてたんでしょうかね?
(「ブラスの饗宴」当時の八重奏での初来日公演時は、雑誌評や皆さんのコメントでは、
全国各地の公演で絶賛をされていましたから)
自分としては、多少難が見られても、往年の輝きが「ちらり」とでも見られる間は、
氏の演奏を是非聴きつづけたいと思いますけどね。
>クレッツァー氏には、後少しの時間しか無いですが、円熟の演奏を期待し、できれば
>生の音を耳にしたいものです。
で、グロート氏は五重奏の活動は今後も未だ続けてくれるのでょうかね?
BPOの十重奏のアンサンブルの方は、ヴェレンツエイ氏が加わったようですので、
グロート氏はもう降りてしまったのですかね。今回の来日公演から帰国した翌日に
国内で十重奏のアンサンブルの本番があったそうで、来日中に東京と大阪で2回
そのリハーサルをやったそうです。(ということは、少なくともその演奏会には
グロート氏はでていない)この十重奏のアンサンブルは、来年の7月に来日公演が
決まっていて、詳細は分かりませんが10公演を行う予定だそうです。
もちろん、こちらもヴェレンツエイ氏が参加されます。クレッツァー氏、
ヴェレンツエイ氏の演奏が聴けるのは楽しみですが、グロート氏がいないとしたら
やはり残念ですね。
>>てました。プラットも、大阪でのあのローマの松のソロが彼だったとは!また、
>あのステージ裏のソロはクレッツァー氏によるものです。
この件、以前こちらで「ソロはプラット氏だった」との報告がありましたが、
別件でグロート氏がこのコンサートの話をしてくれたので、プラット氏のソロ
についてお聞きしたら、氏も「ソロはマルティン・クレッツアーが吹いた」と
おっしゃってました。本当は、どうだったのでしょう?(確かに、主席がいる
のに主席以外が吹くということもない気がしますが・・・)
ちなみに、氏は「カラヤンが曲順を勘違いして、振り間違え、やり直したコンサート」
ということで、この演奏会の話をしてました。「ドンファンともう一曲とを間違えた、
大坂の新しいホールで最初の演奏会、ローマの松をやった」とのことですから、この
演奏会ですよね。もちろん、放送では振り直しなんか流さないでしょうから分かりま
せんが、本当にそんなこともあったのでしょうか?
>てました。プラットも、大阪でのあのローマの松のソロが彼だったとは!また、
あのステージ裏のソロはクレッツァー氏によるものです。
そもそも首席でないプラット氏がソロを吹くということはないのでは・・・・
#アンサンブルでは別ですが。
>最上さん。
>ちなみに、卒論のテーマはグリムなのですよね。
>実は、私も最近、グリムなどの民話を分析する学生の卒業レポートを担当していて、
>あまり人事とは思えなかったりするのです。そのうち読ませてください。
提出は20日ですぐなんですが、年明けの口頭試問に向けて、ご意見いただけるのであれば
是非、見ていただきたいのですけど。でも今回はあまりよい出来ではないと思います。
ちなみに研究にあたっての導きは、Max Luthi:≪Das Eeuropaeische Volksmaerchen≫
です。あ、脱線。
>ヘボモンケさん。
>コッホ氏の演奏は、他のセクションにもこのような影響を与えるほど、当時のBPOでは
>重要だったのですね。グロート氏に限らず、70年代のBPOの管セクションは、
以前、コッホの下で少し、学んだ宮元氏の談話ですが、コッホの音色とかヴィヴラートばかり
話題になりますが、オケでの彼の音色は、オケの雰囲気を一変させる輝きがあったそうです。
CDでしか聞いたことが無いのですが、彼のソロが出る前と後では、やはりBPOの響きも違うよ
うに感じられます。あとリードが厚いと言うのも、半ば伝説的ですが、前世紀でもベラベラの
やわらかいリードも使ってたらしく、彼には(ホリガー同様)リードの概念があまり無かったの
では。と感じます。勿論オケのオーボエとしては、やはり顔だったんでしょうが、ザイフェルト
や、ツェラーも同じだと思います。今では考えられない奏者達ですよね。
>HOLZいんぺくさん。
>私が聴いている限りでは(個人的な意見ですが)、
>今やシェレンベルガー氏よりもマイヤー氏の方が安定していると思います。
僕は基本的に彼が好きではないので、別段気には掛けてませんが、確かにソロで来る時は、
もう4、5回聴きましたが、営業って態度で、全然感動をした覚えが無いです。上手いけど、
面白みがありません。僕的には。コッホほどの他を巻き込むエネルギーも感じられませんし。
ソロの場合。
オケでの彼の演奏は、98年に福岡で(九州にはまだ2度しか来てないんですよ。BPO)聴いた時、
は、そうは感じなかったのですが、CDや放送で聴く限り、やっぱり詰まんないんですよね。
何ででしょうか?
ま、安定か不安定かは、あんまり知りませんが、マイヤーに期待してます。彼のソロCD聴きま
したが、今後はどうなるやらわかりません(笑)。
ハルトマンより、ヴィットマンも、もう少し音が太いといいですが、彼の音は鋭す
ぎるように思えます。遜色ない演奏は好きなんですが、あれは耳に痛い。ボ(ヴォ?)レンバ
ーグの、Englischeshornは確かに、面白いですよ。上手いし。
>トリスタンとイゾルデのゲネプロを見れる予定でした。
>しかし、ゲネプロ自体が中止に・・・。
ゲネプロが見られなかったのは残念でしたね。でも、「見れる予定」だった
のは、やはり大師匠さん(?)のプラット氏の関係なんですか?>>らっぱ吹きさん
>うちにある映像では確かにメサイアでアイヒラー氏がモンケのB管
>使って吹いています。ある意味、脅威です。昔のドイツでは
>あたりまえのことだったとの話ですが・・・・
アイヒラー氏のメサイア、どんなスタイルなのか興味深いですねえ。
それって、いつ頃のどんな演奏の映像なんでしょうか?
氏に関しては、学生時代に以下のような逸話を聞いたことがあります。
氏が、何ヶ月か楽器を全く吹いていなかった長期休暇明けに、弟子達
を前にして、楽器とお金を置き、「今から、自分がウオームアップなしで
いきなり上のBを吹いて音がはずれたりかすれたりしたら、この金を
君達にあげる」といって、弟子達が見守る中楽器を構え、いきなり
ダブルHiBをきれいに当ててみせた。
といった内容です。氏の天才ぶりを伝える話しなんでしょうが、
「ボレロをミスしてくびになり、その後自殺したTb奏者」と同じ類の、
信憑性は“?”の話しなんですけど、どなたかこの話し聞かれたことありませんか?
相当すぐれないようですね。
私は今回の来日公演、残念ながらチケットを入手できなかったのですが
トリスタンとイゾルデのゲネプロを見れる予定でした。
しかし、ゲネプロ自体が中止に・・・。
そこでも理由はアバドの体調不良でした。
いったいどうしちゃったんでしょうかね?
アバドの体調がまだすぐれない、病気だ・・などよく耳にしますが、実際どうなのでしょうか?
アバド・ベルリンフィルのファンとしては、早く治って最高の状態で演奏してもらいたいです。
クレッツァーのサミュエルゴールデンベルグとシュミイレの使用楽器はヴィンセント・バック
のD管ですね。クレッツァーはあまりピッコロは好まなかったようです。(グロート談)
写真集「ベルリンフィルハーモニー」には、バックらしきEs管辺りの縦ラッパでソロをする
クレッツァーが写っています。これは、ハイドンかフンメルのコンチェルトでしょうか?
コンチェルトといえば、ここ数年内に、グロート&クレッツァーで、私がもっとも好きな、ヴィ
ヴァルディの「二本のトランペットのために協奏曲ハ長調」を演奏したことがあるようですね。
どんな演奏だったんでしょう。ご存じの方はありませんか?
ついでに、フンメルといえば、思い出すことが。11月末に、地元の吹奏楽連盟の40周年
記念公演がありました。、アメリカ人で、Trpのソリスト且つドイツの音大の教授でもある
A.プログとトロンボーンのスローカーを招いてのものでした。演奏は流石でした。
さて、そのとき、プログがフンメルをやったんですが、バックは地元中高生のバンド。練習
の時、ソロを吹く人がいないということで、急遽私が吹くことに。3日前に急にいわれ、あわ
てました。まあいい機会だから、と安請け合い。それまでまともに練習したことがなかったフ
ンメルを3日で急ごしらえ。ソロとの合同練習の時はボロボロ(仕方ないか)でした。Es管
持っていないので、当然B管ロータリーです。2年前にゃ、地元の高校の演奏会にソリストで
呼ばれ、ハイドンをB管ロータリーで吹いてしっかり迷惑をかけてしまった。(つまり演奏
が・・・)
ま、でも、何事も当たって砕けろ、ね。おかげでフンメル好きになりました。
あ、そうそう。明日、というかもう今日か。エキストラで呼ばれた演奏会。モーツァルトの
28番です。結局1番になってしまった。
年明けて1/28日には、展覧会の絵をやるんですよ。自分のオケで。なんと、私がプロム
ナードも、サミュエルも、ぜーんぶ吹きます。どうなることやら。ちなみにサミュエルはピッコ
ロ(ヤマハの縦)です。先日、前に勤めていた高校の音楽行事でメサイヤのハレルヤだけ吹い
て、ってこれも急に頼まれて、ピッコロで吹いたなあ。B管なんかジャとても吹けねえ。アイヒ
ラーもすごいですね。でも、なんかこんなのが多い今日この頃。ま、楽しいからいいか。演奏の
質は問わないでください???
久しぶりにBPOブラスアンサンブルの「ブラスの饗宴」を聴きました、
1980頃の録音のようですが、このころのグロちゃんは、その音に
自由自在に音楽を奏でる喜びがあふれているようで素晴らしい演奏ですね。
「ああ、自分はこんな演奏に憧れ続けていたのだなあ」と感慨深い気持ちになりました。
この時期に比べると、近年の氏の演奏は、残念ながら少し疲れているように感じます。
「味」の面ではなんら不足は無いですが、フィジカルな面ではやはり「もう若くはない」
という感じです。
以前ヘボモンケさんからの投稿がありましたが、本人が潮時を察したのでしょうね。。
最も敬愛するセクションであることに今も昔もは違いはないのですが・・・
クレッツァー氏には、後少しの時間しか無いですが、円熟の演奏を期待し、できれば
生の音を耳にしたいものです。
こんばんは。
自分がLDのカラヤン盤を持っていたのを思い出したので・・・。
確かにクレッツァー氏が吹いていますね<ソロ
一つ、気になっているのは「サミュエルゴールデンベルグとシュミイレ」
の部分です。
なんと!縦らっぱじゃないですか!!(ロータリーじゃなくて)
しかもピッコロではないですよね・・・明らかに(楽器の大きさからして)
D管辺りでしょうか?
ちなみにアイヒラー氏やヴェゼニック氏はこの手の部分でも
モンケのB管だったとのこと・・・。
うちにある映像では確かにメサイアでアイヒラー氏がモンケのB管
使って吹いています。ある意味、脅威です。昔のドイツでは
あたりまえのことだったとの話ですが・・・・
で、話は戻りますがクレッツァー氏が使用していたあの楽器の正体(笑)
をどなたかご存知ありませんか?
#ああ、なんだか聞いてばかり。
グロちゃんのプロムナード、とっても好きです。あのビブラートのかかり方
も、自由闊達な、彼らしい、伸びやかな音と表現で、クレッツァーのプロム
ナードより私は好きです。
ところで、ジュリーニ盤の展覧会、全体としては良いのですが、やはりカラ
ヤン盤ほどのまとまりを感じません。カラヤンの86年盤は、音楽監督が満
を持して録音した、思い入れと気迫を感じます。やはり、カラヤンは凄い。
えーっと、あるのと申します。以前からROM専です(^_^;)
随分久々に覗いてみたら、ラッパねたで盛り上がってますねえ!
ところで、ロータリーTrp1号さんのご意見についてですが、
>もう一つ、ついでに展覧会の絵ですが、カラヤン盤(86年、DG)、
>アバド盤(91年?、DG)はクレッツァー、ジュリー二盤(90年、SONY)は
>グロートでしょう。カラヤン盤については間違いありません。LDで確認できます。
アバド盤(DG)については、グロート本人が「私が吹いた」と言ってました。
(私の記憶違いでなければ。。)
確かに、判断の難しい演奏ではありますが。。。
プロムナードのホニャホニャ感、微妙な走り具合が、確かにグロートかな、と。
上記の話は、スポックさんと一緒にレッスンを受けた時に聞いたものです。
その時の話では、「クレッツァーはマーラーを吹くのが大好きだ」なんて話が印象に残ってます(笑)
あと、グロート本人は、「普段はビッグバンド・ジャズを聴くのが好きだ」なんて言ってたのが、何ともびっくりでした。
BPOオーボエの部屋の皆様、こんばんは。
以前こちらにも書かせていただきましたが、グロート氏に後任のヴェレンツエイ氏に
ついての印象をお聞きしたところ、「非常にエレガントなTpだ。ただし、これは好みの
問題だが、自分のスタイルとは違う。自分が74年にBPOに主席として入団した時、
Obにはコッホがいて凄い音でObを吹いていた。彼のようなスタイルの演奏が自分の
Tpでもできるようにと自分は常に心がけてきた。その後、彼のように吹けるObは
BPOにはいない。」とおっしゃったのが印象的でした。
コッホ氏の演奏は、他のセクションにもこのような影響を与えるほど、当時のBPOでは
重要だったのですね。グロート氏に限らず、70年代のBPOの管セクションは、どの
パートも基本的には同傾向のカラーを持っていたように思いますがいかがでしょう?
そしてこの時代のBPOが、カラヤンの音楽と最もマッチしていたような気がいたします。
そのキーマンは、やはりコッホ氏だったのでしょうか。(ライスター氏、ザイフェルト氏
などもそう?)
60年代は、Tpのアイヒラー氏やヴェゼニック氏のように、カラヤンカラーとは少し違った
フルヴェン時代の残党(?)達が未だ残っていて、演奏が100%カラヤン色に染まって
いないところが、それはそれで個人的には好きなんですけど・・・
現在はやはり「アバドカラーのBPO」なんでしょうか?キーワードは「重厚」ではなく
「エレガント」(好き嫌いは別にして)ですかね?こんな感想をヴェレンツエイ氏に
話したところ、氏もそのようにお考えのようでした。「氏の演奏スタイルは今の
アバドBPOに大変マッチしていると思う」とお伝えしたら喜んでおられました。
(往年のアイヒラーファンとしては、らっぱ吹きさんと同様に、実は少々寂しい感も
あるのですが、これも時代の流れなんでしょうね・・・)
>HOLZいんぺく様
貴重な情報、いつもありがとうございます。
デジタル放送に関する情報も、楽しみにしています(^_^)(_ _)。
さて、その新日フィルの定期ですが、11月22日と24日だったのですよね。
実は、私は22日の古部さんの吹かれた日の方は、会場で聞いているのです。
23日の「トリスタン」で2番オーボエを吹いたハルトマンが、
翌24日、急遽、代役を務めたという話は、新日フィルの掲示板で知ってはいたのですが、
何と、会場におられたのですか(^_^)。それはそれは、貴重な体験だったことでしょう。
ちなみに、その演奏会、ティンパニ奏者は、若いエキストラの人でしたが、
ドイツ・スタイルだったので、どういう方なのか、少々気になったりしています。
>doppelalder さん
卒論でお忙しい中、いろいろありがとうございます。
ちなみに、卒論のテーマはグリムなのですよね。
実は、私も最近、グリムなどの民話を分析する学生の卒業レポートを担当していて、
あまり人事とは思えなかったりするのです。そのうち読ませてください。
なお、私のゼミを紹介する文章を、今日、e-mailで学生が送ってきたので、
ご参考までに、アップしておきます(^_^:)。
で、オーボエですが、私が1979年、BPOを初めて普門館に「見に行った」とき、
初日の「ツァラトゥストラ」と2日目のマーラー6番はコッホだったのですが、
3日目のチャイコ5番と4日目の「展覧会」などは、シェレンベルガーに変わり、
少々がっかりした記憶があります。
最近のシェレンベルガー、いい時とそうでない時との差が大きいのかもしれませんね。
>doppelalderさん
私が聴いている限りでは(個人的な意見ですが)、
今やシェレンベルガー氏よりもマイヤー氏の方が安定していると思います。
高音になってもうわずる事なく、彼が吹いている時の方が、
他の木管メンバーもあわせやすそうな感じがしました。
ただ今回の来日演奏では、シェレンベルガー氏もかなり良かったと思いますよ。
ちなみにマイヤー氏とは、とあるバーでフックス氏と飲んでいる時に
偶然同じ店にいて会話しましたが、なかなか気さくな方でした。
そのフックス氏のオーボエ経験は、
ご本人の話では学生時代に半年ほど勉強したことがある程度ですから、
オーボエからクラに変ったと言うよりも、
一時期オーボエも勉強したと言う程度だと思いますよ。
そういう意味では根っからのクラ吹きと言えるでしょう。
ところでオーボエにまつわる話で一つ。
11月の新日フィルの定期演奏会にて、首席の古部さんが急病で倒れてしまったのです。
運悪く新日フィル&都内の他のオケのどのOb吹きも空いていなかったところ、
トラで現れたのはなんと!BPOの2番吹き、アルトマン氏でした!!
吹いた事がないと言いながらラフマニノフの2番をほとんど初見にもかかわらず、
(さすがに午前中、木管セクションで合わせはしたそうですが)
見事に吹ききっていました。
一人音の抜けも違うし、オケの人たちも「やっぱりすごいよ!」とちょっと興奮していました。
オケの中で本来2番吹きの人をあれだけ聴いたのは初めてで、
なかなかおもしろい体験でした。ではでは。
>いいですね、BPOオーボエの部屋。
恐縮です(笑)。でもちょっと不安(爆)。
>ロータリー1号Trpさん。
>シェレンベルガーはマリゴーのフルオートですが、ニューモデルに変えた
>んでしょうか?それとも旧モデルのまま?マイヤーはクランポンのセミオー
>トですよね。ドイツ人はフルが多いと思うのですが、なぜマイヤーはセミな
>んでしょうね?
>ちなみに、コッホやシュタインスはどんな楽器だったんでしょう?
シェレンべルガーは昔からロレーでしたが・・・。それもローズウッドでフル・オー
トのくせに2ndオクターブ・キーが付いてる特注モデル。ダ・モーレもロレーだっ
たから、Englischeshornもロレーだと思います。マイヤーはまだ生聞いた事ない
です。楽器が何だなんてあんまり関係ないみたいだけど、BPOでセミは正直びっくり。
ただアントニオ・パッパーノの定期(?)の時、シベリウスの2番ではいただけません
でした。音色が浮いてて耳障りなかんじでした。きっとまだシェレンベルガーには及
びません(辛口で申し訳ない。)。でも結構期待してます。
コッホの楽器ですが、僕の先生が昔、楽屋で聞いたときは、ベルと中管はPuechinerで
上管はヴぇッツェルだったそうです。
先日フランクフルト放送交響楽団の首席と親しくお話やレッスンを受ける機会に
恵まれたのですが、その方が言うには、最近のオケでの弦楽器事情の変化で、マリゴー
では、何かと心細くなったとか。それでやっぱりロレーがヨーロッパでは1番多くなった
と言ってました。
フルはいろいろリスクが高いですし、倍音奏法が出来ないから現代音楽向きじゃないそ
うです。あと深刻な問題は、重すぎる事だといいます。
シュタインツはコッホとは違ってやはり昔の奏者って感じがします。いやいやコッホが
異常なだけです。しかし80年以降のあらゆる録音はファンとして悲しすぎます。せいぜい
ハイティンクの巨人ぐらいでしょうか?彼の最高の録音はR・シュトラウスの協奏曲ですね。
あと個人的に好きなオケでの録音は60年代のブラームスの4番(だったか?)
あ、でも僕が彼を知ったのは、93年のサイトウキネンのドキュメントです。体調が回復せずに
涙を流して、リタイアした彼を見てると、
>「なんのことだ?俺は俺が良い演奏できたかどうかにしか関心はない。
>他の人間はどうでもい。」
と言うはなんだか合いませんし、岩城さんの本での証言のようなもっと地味な
人だったのでは?と信じてます。是非生きているうちに会いたい事です。
>HOLZいんぺくさん。
BPOクラリネットの部屋、応援してます。同じ木管頑張りましょう(笑)。
ガイスラー氏も、もうそんなとしでしたか。フックス氏はどう思いますか?
ヴィーナーオーボエ吹きがクラリネットに転向した経歴は興味深いですが、
演奏の方は、イマイチつかみかねてます。
あ、ダラダラかきまくったよーごめんさい長すぎて。
らっぱで何だか盛り上がっていたら、他セクションにも飛び火して賑わってますね。:-)
>そういえば今年のヨーロッパコンサートのDVD見られましたか?
>おまけで入っていたベリルンの紹介番組でいくつかのBPOのアンサンブルが
>出ていましたね(12チェロとか)。
>金管アンサンブルは工事現場でヘルメット&ゴム長スタイルでしたが(^^;;)
>ヴェレンツエイ氏はピストンのピッコロ吹いてましたね。巧かったです。
DVD見てません(というか見られません^_^;)が、そんなのが入っているんですか。
BSで放送されたベト9は見ました。このベト9、CDの全集の録音時期がこの前後
でしたので、てっきりCDの方もヴェレンツエイ氏が吹いていると思って氏に感想など
お話ししてたら、そちらはクレッツアー氏が吹いているとのことでした。(CDの方を聴き
ながら、最初は「自分が吹いている」とおっしゃっていたのに、途中で「あっ、これは
クレッツアーさんが吹いているんだった・・・」なんて言いだされて・・・)素人目に
考えると、同一面子でやった方が効率良いと思うのですが、違うこともあるのですね。
(そう言われてBSの録画とCDとを良く聞き比べたのですが、確かに1stTpの
吹き方に両者の特徴の差があるようには思えますが・・・実は思ったより違いが少ない
ようにも感じました。)DVD収録とCD収録は主催者が違う(?)から、同時期でも
全く別に行われているのでしょうか。ハイティンクのマーラーシリーズも、映像と
CDとでは同一音源ではないようですし、そういうものなんでしょうかね。
ヴェレンツエイ氏のピッコロは、氏が例のスコーピオンズとのCDを持ってきていて
「1stTpとピッコロを自分が吹いている」といって聴かせてくれました。録音自体がかなり
BGM的になってましたがピッコロ上手でした。このCDのメンバー表を見ると各パート主席が
ちゃんと参加してまじめにやってるんですね。個人的にはあまり興味を持ってい
なかったのですが、氏は「それぞれNo1のスコーピオンズとBPOが共演でき、大変
面白かった」とおっしゃってました。ロックとの共演でも、JazzTp(ピストン)ではなく、
皆シャーガルやモンケを使用とのことで、流石BPOですね。(「独ものはロータリーで」
などといって、曲によって持ち代えるような某国のスタイルとは違っていて好きです。)
コッホ氏のオーボエと言えば、忘れられない1枚があります。
カラヤン&メニューインのブラームスのVn協奏曲でして、2楽章冒頭の有名なメロディがありますよね。
あるクラ吹きの方から「この単純そうに見えるメロディをいかに音楽的に吹くか、
そしてここに他の奏者をどれだけ惹き付けて音楽を作るのかがこの曲のポイントだ。
この盤で吹いているコッホこそまさに本当の音楽なのだ!」と言われ、
繰り返し聴いていた時期がありました。
もう生で聴くのは無理なんでしょうねぇ・・・(前回の来日予定も直前で中止になってしまったし)
どうやら呼ばれたようなので(^^ゞ・・・
ご無沙汰しております。最近はロムってばかりですみません。
12月から始まったBSデジタル放送立ち上げのため、
夏からとにかくメチャクチャな忙しさでした。
我が社(お台場の放送局です)では朝比奈さんやアシュケナージを放送しますが、
BS朝日のBPO演奏会の方が気になっております・・・
さてさて、BPOのクラセクションですが、
トリスタンといい、コンサートといい、スゴかったと思います。
みなさんご自分のパートについては細かいチェックをされているでしょうが、
同じ楽器を吹く人間として、改めて彼らのレベルの高さを知らされた気がします。
(前回までのマーラーとは違った観点で)
ラッパのみなさんが書かれていたように、
首席だけでなくセカンド吹きのレベルが他のオケと比べて一枚上手で、
この支えがあるからこそあのようなアンサンブルが作れるという考えには
まったく同感です。
バスクラの師匠、プライス氏のトリスタン、ほんとに良かった!!
またヤンソンス指揮のショスタコのVn協奏曲やドヴォ8も、
さりがないソロの響かせ方が1st、2ndともピッタリ合っていて、
あっという間に終わってしまった思いがいたしました。
(実はゲネプロもしっかり入れてもらってはいたのですが、もっと聴きたいぞ〜!)
首席も新たにステフェンス氏を迎え、当分の間は盤石でしょう。
異なるキャラの二人(フックス氏&ステフェンス氏)が首席にいることで、
いろんな意味で幅を持つ事ができると2ndのガイスラー氏は喜んでおりました。
ただガイスラー氏もあと3年ほどで引退されてしまうのですが・・
ところであまり大きな声では言えないのですが、
来日中にメンバー5人による公開レッスン&ミニコンサートという形式の
イベントを開く機会があり、本当に楽しませていただきました。
もしかしたら今後このアンサンブルの活動を続けるかもしれない、
とのことで、ファンとしてはぜひ続けていただきたいものです。
皆さんお人柄も良い方ばかりで、お別れするのがほんとになごり惜しい限りでありました。
BPOのオーボエと言えばやっぱりローター・コッホ氏!
というほど私の思い入れは強いです。
ドン・ファンなどは彼のソロなしでは聴けないという体質なんです。
最近ではTowerやHMVでしか入手できない(らしい)CDが愛聴盤です。
http://www.klassikakzente.de/mmc/MMC_TRACK.p_Track_List?pvi_s=KHKRPNQGOPGN&pni_c=1&pni_l=0&pni_Article_Id=49384&pvi_Cover_File=028946958223.jpg&pni_Product_Id=4695822
(すみません、URL長くて)
ちなみにライスター氏に関しては以前、渋谷Towerのミニライブで
らっぱのケースに(笑)サインをもらいました。
doppeladlerさん、こんにちは
岩城さんの本は残念ながら読んでおりません。コッホやシュヴァルベの話、
お聞かせ願えませんか?ラッパは変ですか?(笑)どんな風にか、教えて
下さい。
ところで、良いですね、BPOのオーボエ。コッホやシュタインス、今のシェ
レンベルガー、マイヤーら主席も良いですが、イングリッシュホルンのシュテ
ンプニク、いまのドミニクも好きなんです。
シュテンプニクはソロがオケで結構聴けますが、彼のコールアングレーは、
これまた絶品ですね。ホントに素晴らしい。ドミニクのちょっとイっちゃってる
ような風貌も好きです。演奏も良い。マラ2(ハイティンクのLDやアバドの日
本公演)の映像で、バスクラのプライスと、息のあった、そして二人とも、あ
ちらの世界にワープしちゃってるような雰囲気、凄く好きです。
シェレンベルガーはマリゴーのフルオートですが、ニューモデルに変えた
んでしょうか?それとも旧モデルのまま?マイヤーはクランポンのセミオー
トですよね。ドイツ人はフルが多いと思うのですが、なぜマイヤーはセミな
んでしょうね?
ちなみに、コッホやシュタインスはどんな楽器だったんでしょう?
未完成ですが、60年代のやつは問題ないですね。良い演奏だと思いま
す。あの録音、運命とカップリングで、最初によく聴いたやつです。
ところで、フランソワ・ルルーは、ボクも初めて映像を見ましたが、凄いか
らだの揺らし方でしたね。バイエルンも、レベル高いですね。やっぱり。
オーボエや木管のお話、どんどんお聞かせ下さい。
私はTrb.吹きです(^^) ゲスリング&ボイマーの「田園」(@東京)、立派でした。
そういえば今年のヨーロッパコンサートのDVD見られましたか?
おまけで入っていたベリルンの紹介番組でいくつかのBPOのアンサンブルが
出ていましたね(12チェロとか)。
金管アンサンブルは工事現場でヘルメット&ゴム長スタイルでしたが(^^;;)
ヴェレンツエイ氏はピストンのピッコロ吹いてましたね。巧かったです。
ちょこっとしかないのが残念でしたが...。
最上さん、常連の皆さん。ご無沙汰です。
最近は、卒論に悪戦苦闘の毎日です。ちょっと時間差がありすぎますが、
先日のバイエルンの幻想見ました。ぜーガースがいるのでびっくりしました。
あと、ルルーがオケで吹いてるのははじめて見ました。
ラッパのお話がお盛んで、すごいですね。残念ながら参加できません。レベルが
高すぎて(笑)。でもアイヒラーは、僕は好きです。BPOのらっぱってやっぱちょっと
変な感じがするんですよね。多分カラヤンのせいかもしれませんが。いい意味でも悪い
意味でも、ほんと異常だと思います(笑)。
>ロータリーTrp1号さん。
シュヴァルベのソロは、シェーラザードに限らず、ある種の凄みを感じます。
確かにシュピラーやそれ以降のコンマスたちに比べると、硬すぎる(妥当な形
容詞かどうか疑問。)気もしないでもらいのですが、自身がみなぎってますよね。
誇りとでもいうんでしょうか?まぁ、録音の種類的にはブランディスのソロも
好きです。きれいな音してますよ。でもあの何ともいえない弦楽器の音色を作り
上げたのは、やっぱりシュヴァルベの功績なんでしょうか?
>それでも、トロンボーンとかホルン、オーボエヤフルート、そして弦楽器の
>方々にもご登場願いたいと思っているのは私だlけでしょうか?
では、超反動的ですが(笑)、オーボエの部屋にしたいんですが(爆)。ってかだれも
続いてくれなさそうです。
>BPOは結構バラバラだ、とも言われ、例えばカラヤンの77年のシューベ
>ルトの未完成など、有名なあのオーボエとクラリネットの旋律が、どうにもピ
>ッチが合わず、???な演奏になっています。しかし、やはり、そこがBPO
>の凄いところです。ほんのたまに77年の未完成のようなこともありますが、
確かにあの録音はいただけないけど、確かその少し前の録音があるでしょ?
あれは見事ですよ。シューベルト的にいいかはべつですが・・・。コッホも
ライスター(?)。
ちなみに、有名すぎて申し訳ないのですが、岩城さんの本を読まれたことありますか?
あれが、BPOの、少なくともコッホやシュヴァルベのBPOに対する姿勢だと思います。
ここ数日、BPOトランペットの部屋と化してますね。クラリネットと言えば
HOLZいんぺくさん、パーカッション&パウケと言えば管理人の最上さ
ん、それぞれ専門家がいらっしゃいますが、意外とこのトランペットが、BPO
フリークが一番多かったりして。とってもうれしゅうございます。
それでも、トロンボーンとかホルン、オーボエヤフルート、そして弦楽器の
方々にもご登場願いたいと思っているのは私だlけでしょうか?
フルートやオーボエ、ホルンは歴代、ホントに世界NO.1プレーヤーがい
ましたし、今もいるわけですから。
しかし、Trpはホントにセクションとしてすごいですよね。主席はもちろんで
すが、ヒルザー、クラモーともに、アンサンブルでも見事な個人技を聴かせ
てました。プラットも、大阪でのあのローマの松のソロが彼だったとは!また、
ハイティンク指揮のマラ7での彼のソロも、深い音色がとっても印象的です。
スポックさんが他の某HPで、2番奏者最強説を唱えていらっしゃいましたが、
BPOはまさにそれを具現化したオケと言えましょう。聴けば聴くほど、下吹
きの凄さと上手さ、そして重要性を認識でき、ラッパパートとして、金管セク
ションとして、そしてオケ全体としての素晴らしさとまとまりを強く感じます。
昔、ゴールウエイがBPO在籍当時、演奏中に楽器を落としそうになったと
か。そのことを、演奏後、コッホに対し、
「ヘイ、あれがわかったかい?」
と尋ねたら、
「なんのことだ?俺は俺が良い演奏できたかどうかにしか関心はない。他
の人間はどうでもいい。」
と答えたとのこと。
BPOは結構バラバラだ、とも言われ、例えばカラヤンの77年のシューベ
ルトの未完成など、有名なあのオーボエとクラリネットの旋律が、どうにもピ
ッチが合わず、???な演奏になっています。しかし、やはり、そこがBPO
の凄いところです。ほんのたまに77年の未完成のようなこともありますが、
彼らは、バラバラやっているようでまとまっている。自発的に個性をぶつけ
合いながら、アンサンブルとしてできあがっている。
セル指揮のクリーブランドあたりは、とても整っていますが、はじめにアン
サンブルありき、と言うところがあります。セルとクリーブランドは、ヨーロッ
パオケの自発性と音楽性、それをアメリカの高い技術と合奏能力に融合しよ
うとした理想があり、それを強く感じますが、他のアメリカオケなど、揃うだけ
は異様に揃っているが、ちっともおもしろくないオケもちらほらあります。そ
の意味では、シカゴは好みではないのですが、BPOににているオケでしょ
うし、特にニューヨークの勝手なところは、ハマルとすんごい演奏になるの
で、おもしろいですが。
ここらあたりが、BPOは各人が自発的に演奏しつつ、アンサンブルができ
あがって行くところがスリリングで充実した、中身の濃い演奏になってるんだ
ろうと思います。
「シャーガル」or「シャーゲル」が一番近いカタカナです。
リンツの←(!)方の発音なので間違いないです。
所詮カタカナとはいえ、人名なのに「シャゴー」ってのは結構失礼な気がしますねえ。
>>3人の演奏を聴いた後で思ったのはBPOのラッパのサウンドは
>> 2番が支えているかもしれない、ということでした。
>
> まさにワタシもそう思います!!!
> 「セクションを支配している」と言っても言い過ぎではないでしょう。
私も同感です。BPO以外のドイツのオケには主席クラスは上手い方が結構いますが、
マーラーやブルックナーなど、総力戦の曲になるとBPO程にレベルの高い演奏が
できるところはありませんね。
>ワタシは特にヒルザーの、1番と3番の間で常に思慮深く演奏するスタイル
>は「陰のBPOの顔」だと思います。渋すぎます!
自分の印象(80年前後)では、ヒルザーといえば、1stをも喰ってしまう恐るべき
パワーが最初にきてしまいます。マラ7の終楽章の「ソーミドミソドー」の3本の掛け合い
なんか、3rdが一番際だって朗々と響いていたりして・・・
まあ、皆さんちゃんとしたオケの主席奏者から転身してBPOの下吹きをやっているのですから、
上手なわけですよね。
ところで、シャガールの正式な呼称(発音)はどんななんですか?
シャーガル、シャゴー?ヴェレンツエイ氏はシャガールと発音して
ましたが・・・英語読み、ドイツ語読み、とかもあるんでしょうか?
>3人の演奏を聴いた後で思ったのはBPOのラッパのサウンドは
> 2番が支えているかもしれない、ということでした。
まさにワタシもそう思います!!!
「セクションを支配している」と言っても言い過ぎではないでしょう。
ワタシは特にヒルザーの、1番と3番の間で常に思慮深く演奏するスタイル
は「陰のBPOの顔」だと思います。渋すぎます!
>氏の使用楽器は、今、巷で評判のシャガール(元VPOガンシュ氏、N響津堅氏、関山氏、
>スポック氏、等著名な皆さんが使用、
をを! なんと・・・バズカシイ・・・
ところでベトVn協奏曲ですが、ワタシもしびれたことがあります。。
練習では何でもない所なのに。というか練習しようがないっすね。
先月末、来日公演時にヴェレンツエイ氏のレッスンを受講し、色々とお話も聞かせていただき
ました。
こちらのHPで既に皆さん御存知ですが、氏は62年生まれのハンガリー人で、98年?に武蔵野
音大で教えるために2年間の予定で日本に来られたそうですが、奥様(写真見せていただきまし
たが若くてお美しい方でした!)の御懐妊により本国での出産のために1年もしないうちに御家
族と帰国されたそうです。そのため日本ではあまり名前が広まらなかったのでしょうか。(今は
1才半の可愛いお嬢様の御父様です。)
グロート氏退任の話以降、日本のファンは皆「誰が後任となるのか?」に大変注目していたこと
や、ヴェレンツエイ氏就任の後は「これから氏がBPOでどのような演奏をするのかに大変期待を
している」ことをお伝えしたら、そのことに関心するとともに、喜んでおられました。
氏の使用楽器は、今、巷で評判のシャガール(元VPOガンシュ氏、N響津堅氏、関山氏、スポック
氏、等著名な皆さんが使用、クレッツアー氏も持っているそう)で、B,C,D管の3本を所有されて
ます。B,C管はともにGPで、クラッペンキーはC管にのみHiC,HiAの二つがついていました。本番
では常にC 管(昨年のワルトビューネでのドンファンや今年のヨーロッパコンサートでの第9でも
吹いていた)ですが、普段の練習・ウオーミングアップには必ずB管を使うそうです。B,C両方と
も気前良く試奏させてくださいました(「えっ、これから本番で使う楽器をいいの・・・?」と
少々緊張しました^_^;)が、両方とも良く鳴る楽器でした。シャガールの特徴なのか、非常に
軽くて明るい響きがし、特にC管の方の鳴り様は凄く、適度な抵抗感があるにも関わらず、少し
だけ「ふっ」と息を入れれば勝手に楽器が鳴ってくれるような非常にレスポンスの良いものでし
た。D管は東京においてきたようでしたが、今回はベートーヴェンのVnコンチェルトの1楽章の
例のいやらしいとこ(Vnの弱音ソロの後ろで、TpがAのオクターブでリズムを刻むところ)で
指揮者から再弱音を要求されるので、C管よりもピアノで音をあてやすいD管を使う、とおっ
しゃってました。あそこは過去に自分も本番で苦しい思いをした旨をお話したら大層うれしそう
でした。(アバドはかなりピアノを落とさせるようですが、今回の本番は果たしてどうだった
のでしょう?)マウスピースはヤマハの15E4を使っていて、これを3本(1つはオリジナル、もう
2つはそれぞれ加工を加えたもの)持っていて状況によって使い分けるそうです。ちなみにBPOに
入団する前はピストンTp(モネットのC管)を吹いていたがもう丸2年ピストンは吹いていないと
のことです。
楽器の構え方にはかなり癖があります(マウスピースは唇の左側にセット、楽器は随分下向き)
が、氏の奏法自体は非常に現代的なオーソドックスなスタイルと感じました。レッスン受講時
や氏の個人練習を翌朝見学させていただいた時に、サービスで、マラ5、ペトルーシュカ、家庭
交響曲、等をばんばん吹いて聴かせてくれましたが、むちゃむちゃ上手いです。技術的な面だけ
を言えば、引退したグロート氏やクレッツアー氏よりも上手なんだと思います。音自体も、
あんなに良く鳴る楽器を、体全体を使ってブレスコントロールをして思いきり喉を開いて
吹いていますので、非常に開放的な伸びやかな音色をしてます。(「鬼に金棒」みたいなもんで
しょうか。「ヴェレンツエイにシャガール」?)ただし、グロート氏やクレッツアー氏のように、
瞬間的な息の力で、音を出したり維持したりする吹き方ではないようですので、彼らのような
骨太な印象はなく、(グロート氏もおっしゃてましたが)「エレガント」な感じがします。
このあたりは、前任者達のスタイルが好みだと、少しBPOらしさが薄れて物足りなく感じるところ
でしょうか。でも、その昔アイヒラー、ヴェゼニック時代からグロート、クレッツアー時代に
なって「何とモダンなTpのスタイルに変わったことか」と思ったのと同じことなのかもしれま
せんね。クレッツアー氏の後任も含めて、彼らが次のBPOのTpの音を新たに作っていくの
でしょうね。(BPO全体のカラーが、アバドの好みか、世の時代の流れか、昔の重厚なものから
エレガントなものに変わってきてもいるような・・・)
TVで見ていた氏の印象は、何だか歳より老けていて、陰気くさそうな方のように思えていたの
ですが、実際には印象より若々しく(といっても、もうそんなに若くはないので頭もかなり
寂しくはなってますが・・・)、誠実で明るくて、人間的にも大変魅力的な方でした。
「今後、できるだけ長くBPOで演奏したい」とのことですので、前任者達のように、新世紀
のBPOのTpセクションをリードしていっていただきたいと思います。
こんばんは。
>はい、ご指摘の通り、プラット氏はアイヒラー氏の弟子です。
>ただ、ヴェーゼニック氏のレッスンを受ける機会もあったようです。
そういうことでしたか。
>プラット氏、クラモー氏、ヒルザー氏にはレッスンを受けたことも
>あります。
良いですね。三者の印象などはいかがですか?
若いころは、ヒルザー氏ってパワーはむちゃむちゃあるし、
音色もいいなあ(アンサンブルのコンサートで、「ブラスの饗宴」にも
収録されている「ピアノとフォルテのソナタ」のクワイア2のトップの
演奏が凄く印象的でした・・・)と思っていたのですが、最近はどう
なのでしょうか?(テクニック的に厳しくなっているような噂も聴きま
したので・・・)
はい、ご指摘の通り、プラット氏はアイヒラー氏の弟子です。
ただ、ヴェーゼニック氏のレッスンを受ける機会もあったようです。
引退後のシュヴァルベ氏にも何度も会っているようです。(うらやましいぃぃ)
シェヘラザードでシュヴァルベ氏のファンになってしまった私は
結局、英雄の生涯をはじめとするR.シュトラウスものも80年代のものではなく
70年代までのシュヴァルベ氏のソロになっているものが好みになって
しまったという始末です・・・。
半分病気かも(笑)
クラモー氏はBISからCDがでていますね。(BIS-752 L'autunno)
ベルリンフィル木管5重奏団(だっけな?)のCDにソロ・トランペットとして
名前がありました。
そういえば、グロート氏のハイドン&フンメルのCDってまだ
入手可能なんでしょうか??
プラットはアイヒラーの弟子ではないでしょうか。
日本人のヴェーゼニックの弟子、新日フィルの大倉さんとか、元南西ドイ
ツフィルの山本さんとか、バイロイト奏者の竹内さんとかが有名なところで
しょうか。
カラヤン&BPOのシェエラザード、あのシュヴァルベのソロは絶品です。
初めて聴いたとき、その格調の高さにびっくりしました。通常よく聴かれる
ヴァイオリンソロは、少しなよっとした、女性的な柔らかさというか、か弱さ
の中の美しさを想像させますが、シュヴァルベは、凛とした強さと気品を感
じます。
シェエラザードは、夜な夜な夜伽の女性に飽きては処刑していた国王に、
千一夜、夜のお相手とお話を聞かせ、国王をとりこにし、ついに妃になった
(んですよね?)女性。そのイメージは、決して弱々しいものでなく、美しさと
気品の中にまさに凛とした強さと賢さを秘めた理想の女性。(セクハラにな
るんでしょうか、この言い方。だとしたらごめんなさい。)その女性のイメー
ジに、まさにシュヴァルベのソロはぴったりはまります。空前絶後のソロと
言えるように思います。純音楽的に弾いているだけなんでしょうし、カラヤン
も前述のようなイメージを与える指示など出さず、あくまで絶対音楽としてア
プローチするタイプですよね。それに、標題音楽のようで表題音楽でないの
が、じつはこのシェエラザード。しかし、そのような純音楽的アプローチから、
かくも素晴らしい、一人の女性像と、それに続くストーリー、情景が思い起こ
される演奏。実に最高です。これ聴いちゃうと他のはなかなか聴けません。
シュヴァルベの弟子の安永氏も、あのようには弾けないんじゃないかと思い
ます。タイプが違いように思いますから。
マゼール&BPO盤のシュピーラーは、よく弾いていますが、そのあたりの
観点で言うと、特別の演奏ではないと思います。マゼール&BPO盤は、カ
ラヤン盤より新しい分、全体として、より機能的で現代的な演奏として楽し
めば良いのでは、と思っています。確かに、よりモダンだと思いますから。
カラヤン盤は、シュヴァルベのソロに代表される、独特の美しさを持つ、孤
高の存在でしょうね。
立て続けの投稿で、申し訳ありません。
プラット氏なんですが、彼はアイヒラー氏のお弟子さんだと
聴いていたのですが、先の文面からすると、ベゼニック氏の
お弟子さんだったのでしょうか?>>らっぱ吹きさん
プラット氏定年退団後の席に自分が移るために、クレッツアー氏が
プラット氏をBPOに呼んだとのことですが、20年も前から、そんな
プランを考えてるんですね。
らっぱ吹きさん、こんばんは。
プラット氏の孫弟子になられるわけですか。BPO
直伝の「らっぱ吹き」さんということなんですね。:-)
アイヒラー、ベゼニックの両氏の時代の演奏、本当に素晴らしいもの
がありますね。(とんでもない物もかなり多いですけど・・・)
カラヤンのシェヘラザードは、私も愛聴盤の一つになってます。
あのシュバルベのソロは最高ですね。Tpも理想的な音色と演奏
スタイルで、たまりませんね。
彼らの時代の裏話など、宜しければまた色々と聴かせて下さい。
大変興味深いです。
>ヘボモンケさん、情報ありがとうございました。
いえいえ、全くお役に立つ情報がありませんで・・・
ヴェゼニック氏も大好きですが、彼のソロの録音もあまり見つけ
られません。カラヤンとのオネゲルの弦楽とTpの交響曲でカッコ
良いソロを吹いているくらいでしょうか。あと、ショスタコの
ピアノ協奏曲のTpソロを吹いているCDもあります。(オケでB管を
吹いている時そのままの吹き方で、個人的には最高なんですが、
現代の一般人が聴いたらきっと??となるような演奏です。)
ところで、クレッツアー氏のソロCDなどは出てないのでしょうか?
どなたか御存知ありませんか?>>らっぱ関係者のみなさん
すみません、二重投稿してしまいました。
#エラーがでたのに・・・・
すみません、「BPOらっぱの部屋」にしてしまった張本人です。(笑)
ベゼニック氏についてはいろいろと聞いています(笑)
というのも、私の師匠がプラット氏の弟子だからなのですが。
相当、癖のある人格だったようです。
カラヤンがリハーサルをやっているところで堂々とレッスン(なんと!)
しかも、「うるさい!」言われたら更に音量アップで仕返しという始末
だったそうです。ちなみに私の師匠にもその音量アップ攻撃の手伝いを
させたという話でして・・・・。
ただ、ベゼニックやアイヒラーの時代のBPOには個人的に非常に
思い入れがあります・・・。
ヘボモンケさん、情報ありがとうございました。
ugganoさん、こんばんは。
情報ありがとうございます。
>例のベト7は「残念!」って所もありましたが、
ということは、「残念」ではないところもあったのですよね。
良くある「音はずし」の類だったのですかね・・・
>圧倒的に響き渡り、涙が出そう
>でしたよ!!ここ数年の来日公演で最高のTrp.に思えました。
そうでしたか。氏もまだ衰えてはいないようで安心ですね。
ホルツトランペットは、前にも書きましたがヴェレンツエイ氏が
吹いたとおっしゃってました。マウスピースとマウスパイプは
トランペッと同じような金属のタイプ(本当はマウスピースも木製
らしいですね)だけど、「とてもファニーなサウンがする」と笑って
ましたが・・・
今、シェヘラザードを聴いています(もちろんカラヤン/BPO)
この演奏が凄く好きなのですが、(特にシュヴァルベ氏のソロ)
もうこんなサウンドは期待できないんですかねぇ・・・・。
後年のレオン・シュピーラーがソロを弾いているものなどを聴くと
ちょっとがっかりです(個人的に)
さて、題名の件ですけど、私も彼らの演奏が一番好きだったりします。
いろいろと思い入れというか情報も多いので(演奏とは無関係な情報ですが)
私のトランペットの師匠がドイツでプラット氏に師事していたので、
結構、おかしな人間関係に関する情報等が入ってくるのです(笑)
カラヤンがリハーサルしているところでベゼニック氏のレッスンを受けて
カラヤンから「うるさい!」と言われたら(当たり前ですね)
ベゼニック氏はよけい吹きまくってしまって、更に私の師匠にも
「おまえももっと吹け」なんていう始末だったそうです・・・・。
CDでもベゼニック氏の音はひときわ目立っていますから、
相当だったでしょうねぇ・・・・・
ヘボモンケさん、アイヒラー氏に関する情報、ありがとうございます。
P.S.
長文になってしまいましたが、ご勘弁を(笑)
ご無沙汰しております。
大阪ではないのですが、クレッツァー氏は25日と1日に聴きましたよ。
例のベト7は「残念!」って所もありましたが、1日のトリスタンは
素晴らしかったですよ〜。特に2幕幕切れの主題は(アバドがそれ以前
までをかなり押さえていたこともあり)圧倒的に響き渡り、涙が出そう
でしたよ!!ここ数年の来日公演で最高のTrp.に思えました。
思わすサイン頂きましたよ(^^;)。ちょっと年取ったなぁって印象でした。
3幕のイゾルデの到着を告げるホルツ・トランペット(なんですよね??)
はどなただったのでしょうか?難しい2回目の方は(Trp.的には)
マスクされてしまってあまり聴こえませんでしたけれど...。
Trb.関係ですと、今回トリスタン(ヤンソンス公演も、だったみたい)
で2nd.を若い女性が吹いていたのですが、どなただったのでしょう?
遠目で見るとコーンを使っていたように見えましたが(^^;)
うまかったですよ。まあ1、3番がケスリング氏、ボイマー氏でしたからね〜。
最上さん、こんばんは。
氏にとって入団直後のあのマラ5は、やはり印象深い演奏の一つなんですね。
100周年の時の写真ということは、これは氏が未だ30台前半のころですね。
(未だずいぶんとお若い。)
このころの写真と比べると、やはりお歳をめされた感じがしますね。
毎年開催してるらしいのですが、BPOの金管メンバーを招いての、
氏の誕生パーティーは、今年は氏50才の記念ということで、
ルツエルンにて盛大に行われたそうです。
ところで、大阪でのベト7の氏の演奏の具合はどうだったのでしょうね?
(気になります。)
どうも、興味深いお話、ありがとうございます。
トランペットの話題、ガンガン盛り上がってください(^_^)。
なお、クレッツァーが入団直後に、カラヤンのマーラー5番を吹いたというのは、
下記の文献からも確認できるように思います。
(やっと、スキャナが使えるようになったので、これからは、画像も強化したいものと ^_^;)
こんにちは。なんだか「BPOのらっぱの部屋」みたいですね・・・
皆さんのご意見同様、ハイティンクの復活のグロート、まともで良いですね。
>グロート教授のリズム感は・・・・ちょっと ね。癖というか何というか ごにょごにょ。。
>あちらこちらでやらかしてますねぇ・・・
なれちゃうと、これがないと少し寂しくなってしまったりする・・・
>最近、アイヒラーさんのソロが収録されているCDを探し中(情報ください)
らっぱ吹きさん、こんにちは。実はBPOのラッパ吹きの中で(というか知っている
範囲でですが)私の一番好きな奏者はアイヒラー氏です。残念ながら氏の生の
演奏は2番に降りた後しか聴いたことがないのですが、現役当時のばりばりの時代
に氏のBPOでの演奏を聴けなかったのが大変残念です。(もちろん、グロート、
クレッツアー、ヴェレンツエイ氏等、今の奏者も大好きなんですけど。)
私も氏のソロ演奏をずっと探してますが、なかなか見つけられません。
何かご存知でしたら私にも是非お教えください。
とりあえず、有名なものではベームBPOのポストホルンセレナーデ
のポストホルンを吹いているのがありますね。クリュイタンスBPO
のベートーヴェンのレオノーレNo3.のバンダトランペットも氏が
非常にナイスな演奏をしていて好きです。その他、オケの中で
氏がトップを吹いている名演は沢山ありますけどね。
でも、アイヒラー氏やベゼニック氏のような演奏スタイルは、現代では
もはや受け入れられないものなのでしょうね。
(彼らの、ツボにはまった演奏は現代の奏者では絶対真似できない
良さがあるように思うのですが・・・)
>今、ハイティンクのマラ3聴いてますけど、このポストホルン、
>あきらかにグロート氏ですよね?
そうですね。この問題オタク度レベル3/10位でしょうか。。
最初のC------LowC-F(ホェ〜)でわかりますね(笑)
ハイティンクの復活ですが、ロータリさんと同様に
「おっ、フツウにふけるじゃんグロート教授」とワタシも思いました。
それからサイトウキネンのモリソンですが、Es管のように見えましたが。
グロート教授のリズム感は・・・・ちょっと ね。癖というか何というか ごにょごにょ。。
あちらこちらでやらかしてますねぇ・・・
学生の時に金管トレーナーとして来ていただき、一緒にブル9の2楽章を吹いたのですが
「そりゃーないでしょー教授ー」「それは6/8拍子ぢゃないすかー」
「ウワー走る走るーーーー」と思いました。
練習後、金管のメンツが大挙して2ショット写真をせがんだのですが、イヤな顔ひとつせず、
全員のリクエストに応えてくれました。イイひとやな〜
やはりクレッツァー氏でしたか(両方とも)
ロイビン三兄弟説には結構疑問を感じていたのですが、
その説を聞くことが一番多かったものでして・・・。
#というかゲストだったらちゃんとソリストとして名前が
#載るのでは?なんて思ったりもしていました。
今、ハイティンクのマラ3聴いてますけど、このポストホルン、
あきらかにグロート氏ですよね?クレッツァー氏だったらもっと
かっちり吹くでしょうから。
最近、アイヒラーさんのソロが収録されているCDを探し中(情報ください)
スポックさん、ヘボモンケさん、こんにちは。いつものメンバー登場に、ほっ
としちゃいます。
ハイティンクのマラ2はグロートです。LDで確認できます。LD収録時と、
CDの録音セッションは同時期なので、同じように吹いていることは間違い
ないでしょう。
確かに、ハイティンク指揮のマラ2のpのソロは、グロート節が抑えられて
おり、なんだ、普通にも吹けるじゃん、と思いつつ、先日の確かに見事なサ
イトウキネンオケのティモシー・モリソン(ありゃ何管ですか?)あたりとはち
がう、ロータリーの美しい音色と表現に涙してしまうのです。
ハイティンクのマラ1、87年のCD(Ph)の解説には、グロートありました
が、グロートぽいのですが、どう思われます?89年のアバド盤、94年の
ハイティンクとのLDはソロはクレッツァーでしたが。
ブル5はカラヤン盤(76,DG)もグロートそうですよね?3楽章で、ブルッ
クナーに大胆にビブラートがかかるあたり、らしいと思うのですが。
しかし、オケでのBPOのラッパは、ビブラートをあまりかけませんね。フラ
ンスものなんかはかけても良いのに、と思います。アンサンブルでは思った
よりずっとかけているようですが。ジュリーニ盤の展覧会、グロート(でしょう)
のビブラート、心地よいです。
しかし、そうですか、クレッツァーのヤマハC管945,盗まれたんですか。
私、945も持ってますが、犯人じゃありません。念のため。(笑)
みなさん、こんにちは。
この二人、それぞれ特徴があります(ありました)が、B管を
吹く時は識別が難しいです。(もっとも、80年代以降は、両者
ともオケではC管を使ってましたが、これだとかなり識別可能
ですね。)アンサンブルでは、ジャーマンブラスの最初のアルバム
で、両者ともにモンケのBを使っていて、識別が大変難しいです。
(これが聞き分けられれば、本物のBPOラッパおたく?)
C管でも、長らくクレッツアーが使っていたヤマハが盗まれて以降は
レヒナー等使っているので、以前の氏特有のC管の特徴が少し薄ら
いで、わかりにくいです。(最新のBPOBQもわかりにくい・・・)
スポックさんのおっしゃるのに加え、リズム感の面でも、
かなり癖がありますね。(かっちり吹くクレッツアーに対して、
微妙に心地よく転ぶグロート節・・・)
ハイティンクのマラ2はCDも自分だと本人がおっしゃってました。
5番はやはりクレッツアーだとおっしゃってました。
これは、本当にうまいですね。
(先日のレッスン時にせがんでヴェレンツエイ氏にマラ5の
頭を吹いてもらいましたが、流石に、これもむちゃむちゃ
うまかったです・・・)
グロートとクレッツァー。
少し音が硬質で、吹き方がフツウだなと思ったらクレッツァー、アタック時に「ホェー」
「フニャー」(笑)というビブラートのかかり始めだったらグロート という感じで区別しています。
でもグロートが「フツウ」に聞こえるようになったら立派なBPOオタクで(笑)
ヴァントのブル4はクレッツァ、ブル5はグロートあたりは簡単に聞き分けが出来るのですが
ハイティンクのマラ2は迷いましたね・・・タブングロートですよね。
確かに金管アンサンブルで2人が同じ楽器を吹いているときには区別がムズカシイ・・・
以前ここでも話題になりましたが、BPOのマラ5、カラヤン(73年、DG)、
ハイティンク(88年、Ph)はクレッツァーということで決着いたしました。これ
は、いろいろと情報を持ち寄り、そうだということになったわけです。
ハイティンク盤については、以前クレッツァー本人に、
「あのハイティンク盤のソロは私にとって、理想的な演奏でした。」
とつたない英語で伝えると、にっこり笑って、
「ありがとう」
と答えてくれました。
ちなみに、アバド盤はグロートだろうと思われます。確認はしておりま
せんが、公開レッスンの時、彼が吹いたマラ5のファンファーレの吹き方
は、アバド盤のそれと全く同じで、クレッツァーとは異なります。
もう一つ、ついでに展覧会の絵ですが、カラヤン盤(86年、DG)、アバ
ド盤(91年?、DG)はクレッツァー、ジュリー二盤(90年、SONY)はグ
ロートでしょう。カラヤン盤については間違いありません。LDで確認でき
ます。この曲も、2人の吹き方がちがいますね。
アンサンブルでは、どっちがどっちか、わかりにくいですが。しかし、よく
聴くと、やはり少しずつ特徴が出てますね。
はじめまして。
今、カラヤン指揮のマーラーの五番を聴いているのですが(73年)
これのソロトランペットがロイビン三兄弟のうちの誰かって聴いたことが
あるんですけど、真相はどうなんでしょう?
そういえば、ハイティンクの方のソロトランペットってクレッツァーと
グロートとどっちだったんだろ・・・
ベルリン・フィル大阪公演をアップしたよ!
はじめまして。
Yamazakiと申します。
ところで、私は昔の第二ヴァイオリン首席だったエミールマースが好きです。彼の写真が載っている本か、ホームページ等はどなたかご存じないでしょうか。
たしかにハネス・ロイビンでした。
マゼールの自作曲。
ぶったまげた。素晴らしい奏者ですね。ここまでウマイとは・・・
確か2年前にグロートの後任を決めるオーディションで落ちているんですよね。
もったいない・・・
彼は今回の名古屋公演ではモーツァルト39を吹いていました。
響き重視の演奏で、Tpが突出する事が全くなかったワタシ好みの演奏。
最初の方で放送されたウィーン・フィルのサッカーチームの
試合の様子も面白かったですが。
後半のバイエルン放送響、ティンパニのゼーガースが確認できました。
その他、2年前のマーラー3番でポストホルンを担当したロイビンが、
トランペットで活躍していたような。
ついでに書くと、ビオラのトップの長身の人は、メニングハウスで、
数年前までBPOの第1バイオリンだった人ですね。
サンクト・ベテルブルクでのヨーロッパコンサート(96年)などの映像で、
第1バイオリン後方で弾いている姿が確認できるはずです。
あとは、些細な太鼓ネタ!
「幻想」の最後、ティンパニの3連符の連続、ファーストのゼーガースは
クロスしない奏法でしたが、セカンドの人はクロスしてましたね。
(ちなみに、昨年、私がやったときは、ファーストの人はクロスで
やっていたのですが、セカンドの私はクロスしなかった ^_^;)
あと、アンコールのファランドール、最後のところのティンパニのパート、
音を少し改変させていたような。マゼール節も、相変わらず健在というか。
それにしても、断頭台への行進(第4楽章)の出だしぐらい、ちゃんと
ティンパニも映して欲しいもの。何を考えて収録してるのやら。
IBE さん、
コメントが遅くなり、どうも申し訳ありません。
「BPO100年史」ですが、実は全3巻本なのです。
第3巻がデータ編で、100年間の歴代団員、全プログラムなどが載っております。
第3巻も、この際、ぜひお求めになられますよう。
東京公演も無事に終わり、弊社の写真集の会場出張販売も終わりました。
お買い上げいただいた方、ありがとうございます。
さて、最上さんも今回の日本公演に限らず、アバドの放送が予定されていないと
なげいていらっしゃいますが、関連情報として
音楽写真の第一人者である木之下晃さんと,文化会館でお会いしたら、
アバドのマネージャーから、アバドの写真撮影は厳禁というお達しが出ているそうです。
そのため、木之下氏も、オペラの舞台写真は撮れてもアバドは撮れなかったということ。
ましてや、テレビはもっとだめ、ということでしょう。
痩せた姿を見せたくない、残したくない、という
思いが本人のものなのか、マネージャーの営業的見解によるものかは不明ですが。