ugganoさん、スポックさん、こんにちは。
先日はありがとうございました。>>スポックさん
横巻きピッコロTpはナイスでしたねえ。
手放す気になったらいつでも相談に乗りましょう。:-)
名古屋公演があるということは、東海地方は名古屋だけですかね?
Tbの面子は未確認ですが、やはり新首席が参加されるのでしょうか。
グロート氏の代わりであれば、ピッコロTp主担当はやはり
ヴェレンツエイ氏なのでしょうかね。
ありゃりゃ、残念ですね。でもヴェレンツエイ氏のピッコロ、聴けるのかな?
私は東京(王子ホール)7月6日、e+で取りました。
ヘボモンケさん、先日はどうも。
名古屋は7月14日芸文です。新聞広告があったのですが、取り扱いが
どこだったか失念。
以前こちらでugganoさんから、今年の7月のBPOブラスアンサンブルの来日
予定メンバーにグロート氏、アルント氏お名前があるとの御報告がありましたが、
気になっていたのでグロート氏に確認をしてみたところ、今年のアンサンブル
には参加はされない(残念!)とのことでした。やはり、ヴェレンツエイ氏が
参加されるのでしょう。その代わり、グロート氏は来年BPOブラスクインテット
での来日の予定があるそうです。こちらは、まだグロート・クレッツアーのコンビ
が聴かれるようですね。
ところで、今年のBPOブラスアンサンブルの公演日程などはすでに決まっているので
しょうか?(ヴェレンツエイ氏の話では、休みもなくかなりの公演回数が予定
されているとのことでしたが、こちらの近くにも来るかしら?)
いつも楽しく拝見させて頂いています。以前何回か投稿させて頂いた高橋と申します。
1970年代後半から1980年初め頃、レコード店でもらった東芝EMIのポスターが出てきました。場所はフィルハーモニーで、オケは着席しカラヤンが指揮台の脇で客席に挨拶しているカットです。この演奏会、何の曲を演奏したのか気になっているのが一点、それとこの時の首席クラリネット奏者が誰なのかを知りたいと思っています。以下、編成と分かる限りのメンバーを記載します。
1stVn:シュワルベ・ブランディスほか
2ndVn:マース・ヴェストファルほか
Vla:カッポーネ・?ほか
Vc:(向かって左から)ボルヴィツキー・フィンケほか懐かしい12人のチェリスト達
Cb:(前列手前から)ヴィット・ツェペリッツ・シュトールほか
Fl:(右から)ブラウ(たぶん)・?・女性・?・デュンシェーデ
Ob:(左から)コッホ・ケルヒャー・シュタインス・ローデ・シュテンプニク
Cl:?(ライスターではない別人)・シュテール(たぶん)・ガイスラー・ヴルリツァー・ローデンホイザー(このあたりにはバスクラリネットは見えない)
Fg:ブラウン・トローク・ピースク・?・?(コントラは2本、ひとりは持ち替え)
Hr:(前列右から)ザイフェルト・クリアー・ケーラー・?
(後列右から)ハウプトマン・?・ケップ・シェフリッヒ(一応、皆ホルンを持っている)
Trp:(右から)グロート・クレッツァー・アイヒラー・?・?(この一番左の奏者が持っている楽器は何となくトロンボーン風にも見える:バストランペットかも・・)
Trb:?・?・?(チーリスクかも)
Tuba:(テナー)?・ヒュンペル
2組のTim:(右から)フォーグラー・テーリヒェン
打楽器:ティンパニが向かって右に2組配置、打楽器左側に4名 バスドラム・シンバル等、ただし、ティンパニのさらに右の方にテューブベルも見える
私としては、管楽器の編成から「春の祭典」のような感じもするのですが・・。ただし、デュンシェーデやローデンホイザーの座っている位置からするとやや異なる気もします。「幻想」はコントラファゴットは編成にはないしハープが舞台上にはない・・、他にこのような大掛かりな編成の曲は何なのでしょうか。当時の演奏プログラム、メンバーなどに詳しい方、お教え下さい。ずっと気になっています。
早速のご返答ありがとうございます。確かにシェーファーでした。今日は早速、彼女のCDでも買いに行こうと思います。ありがとうございました。
シェーファーではなかったでしょうか。いい歌い手でしたよね。
アバドともディスクを作っていた(確かモーツァルト)と思います。
以上、ただいま仕事場により記憶だけで書いています。
間違ってたら後で訂正します。
とり急ぎ。
はじめまして。
昨夜(2月25日20時)たまたまBSテレビを見ていたら、サー・サイモン・ラトルがマーラーの交響曲第4番をやってました。確か1999年の収録だったと思います。終曲のソプラノ歌手にたいそう惹かれたのですが、メモを取った紙を紛失してしまい名前がわからなくなってしまいました。歌手名をご存知でしたら是非お教えください。
今日の最終回はラトルへの期待に溢れた内容でした。
それにしても、ラトルのインタヴューでの発言はなかなか刺激的!
「ベルリン・フィルのこれからの歩みは、指揮者となる私が決める。
歴代のシェフもそうした壁を乗り越えてきたし、楽員はそれに
従ってきたのだ」
このくらいの強い意志がないと、BPOのシェフなんて務まらない
ということでしょうね。
全6回を振り返ると、前半3回は過去のことが断片的に偏って取材
されていたような感じでピンときませんでしたが、後半に入ると
俄然生きて来始めて、要するにBPOの新時代への展望という
ところがテーマだったようです。
私自身もラトルにはかなり期待していますし、たぶん歴代のBPO
の音楽監督で最高の人物になるような気がしていますので、
これからのBPOが楽しみです。
これは余談ですが、今日のラスト近くのシーンで、インタヴューに
登場した楽員たちが次々と映る画面推移って、たぶんラトルの
指揮(CBSO)によるデューク・エリントンのBGMと相俟って
スパイ映画か刑事モノという感じで、カッコ良かったですね。(^^;
BPOの楽員さんは、なかなか絵になる人が多い。
アバドの掲示板に書きましたように、昨晩アバド&BPOを聴いてきました。やっぱり凄い演奏でじわじわと感動がこみ上げてきます。小生のHPにて感想をまとめてみました。今日は第九を聴いてきます。それにしてもチクルス全部聴くことの出来る方が羨ましい限りです・・・
私もBS-hiのこの番組は頑張って録画しています。アナログのMUSEの方をNTSCにダウンコンバート
してです。
MUSE/NTSCコンバーターでしたら1万円ほどで買えますから当面はこれで良いと思います。安くなったら
デジタルBSチューナーを買おうと思っています。
BS-hiにはBS2にはないメリットがもう一つあります。フル・モードで録画すればスクィーズ画面で録画でき
るので、ワイド・テレビとの相性が良いことです。
音声もMPEG2よりもMUSEの方が良いかもしれませんしね。
>デジタルチューナーがないと、見れないんですよね。
あ、それは私も持ってないです。昔買ったMUSE-NTSCコンバーター付BSチューナーで
アナログ・ハイヴィジョンのサイマル放送を地上テレビ画質で見ております。(^^;;;
質がいいにこしたことはないのですが、とりあえず番組の中味が見られたら良しと
いうことで…。ディジタルチューナーは欲しいです。BS朝日のBPO定期が気になって
仕方ないですね。見たい番組があちこちの局に散らばると、一般の視聴者としては
お金がなんぼあっても足りないので(WOWOWなんて、BPO定期をやるからというので
契約しまして、数年してやらなくなったのでさっさと解約したほどです(^^;)、
どうせ多チャンネル化の時代になるのなら、クラシック専門どころかBPO専門の
チャンネルでも出来てくれれば、それにのみハード投資したいところです…(^-^;。
SONYさんあたり、そんなチャンネルに出資してくれないかな〜。ま、夢物語。
>アバドの意気込みも感じられますね
意気込みというか、覚悟みたいなものかも…? 私も大のカラヤン・ファンとしては
maestroraineさんが書かれていたことには(話題の持って行き方はともかく(^^;)
とても共感するところが大きいのですが、最近のアバドにも、あのカラヤンの晩年の
ような音楽のオーラが出てきて、凄みを感じます。先日のヴェルディのレクィエムなど
恐ろしいくらいでしたね。やっぱり最後には(なんて縁起でもありませんが(_ _;)
こういう境地に達してこそ大芸術家なのでしょう。もう一方、裏返して見るならば、
BPOは指揮者を育てるオーケストラとしても超一流ということでもありましょうか。
カラヤンだって、BPOと出会わなかったらとてもあんな凄い指揮者にはなれなかった
でしょうね。
宮武さん、
BS-hiのミニ番組シリーズのご紹介、どうもありがとうございます。
私も初めて知りましたし、ここで話題になるのも初めてです。
もちろん、デジタルチューナーがないと、見れないんですよね。
NHKも、相変わらず陰険な、といいたいところですが、それはぐっとこらえて....
最晩年の作品というと、今年の「ファルスタッフ」と来年の「パルジファル」、
どちらもなかなか意味深というか、アバドの意気込みも感じられますね。
カラヤンも、デジタル時代になってすぐ、
「魔笛」「パルジファル」「ファルスタッフ」「トゥーランドット」と録音して、
最晩年のオペラに執心しているみたいなことを、黒田恭一だったかが
どっかで書いていた覚えもありますが。
それにしても、BPOの伝統の話は、なかなかスケールの大きくて、いろいろ考えさせられます。
また、続編でも興味深い内容がありましたら、ぜひ教えてください。
最上さん、ここではご無沙汰で失礼してます。(^-^;
>ヴェルディの本領というのは、悲劇に発揮されるような気もするのですが
これは全体的に言えば私もそう思いますが、こと「ファルスタッフ」に関しては
最晩年の作品に喜劇を持ってきて、そのまた末尾であの高度なフーガっぽい
ポリフォニーを駆使して、かつ見事にコミカルな大団円にしているのを聴くと
ヴェルディってのは最後にあんな境地に達したほんとに凄い作曲家なんだなと、
つくづく恐れ入ってしまいます。ジルヴェスターでのアバドとの快演で久し振りに
この曲に接して、改めて実感しました。
というのを書こうと思ったのは、先日のBS-hiのBPOのミニ番組の中で、件の
ジルヴェスターのリハーサル風景が出てきたからなのですが(本番放映では痩せ
こけて影がある風貌で心配になった印象が強いのですが、このリハーサル風景
では実に元気に楽しそうに振っていたので安堵しました)、そう言えばこのミニ
番組のことが話題に出てきてませんね(読み逃してたらごめんなさい)。
「ベルリン・フィルと名指揮者たち」のコンサート部分は再放送ばかりですが、
その前に10分前後ずつ入っているミニ番組は初めて見るもので、面白いです。
先週の第4回では、カラヤンはともかくアバドまでもがノリントンにつかまると
伝統主義者に括られてしまうのかと、私は苦笑いしてしまいましたが、その
ノリントンが「ラトルはカラヤンやアバドを超えるであろう」と言ったのには
結構肯けるものがあります。
第4回でのカルッツォのインタヴューでも強調されていましたが、今週の第5回の
スタブラヴァのインタヴューでは、さすがにリーダーだけあって大きな流れで
ものを見ていて、そのBPOの「伝統と前進」論に共感するところ大でした。
私自身は1973年の来日から聴き始めて、いわばカラヤン時代の最盛期から晩期で
ベルリン・フィルを刷り込まれてきた世代ですから、うっかりすると「伝統」と
いうのをカラヤンの音と混同して認識してしまうのですが(これは今でも(^^;…)、
スタブラヴァの言う通り、カラヤンもまたその前の時代の音を作り変えたので
あって、「ベルリン・フィルの伝統」というのは「常に前進する」こと自体に
あると理解できます。それを考えると、私だって最初アバドで随分不満や不安が
あったものですが(^^;、今つくづく思うのは、アバドで本当に良かった、彼こそ
この過渡期の難しい時代のBPOの方向性を間違わずに導いた(今の時代にあんな
ヴィヴィッドなベートーヴェン全集を創れる指揮者が他のどこにいますか!)
ということと、そんなシェフを選ぶ嗅覚みたいなものを持つBPOの凄さですね。
なんだか取り留めのない雑談になってしまいましたが、このミニ番組の来週最終回を
楽しみにしているところです。
LULUさんのご指摘読ませて頂きました。
私の好きな音楽は、心に響く音楽です。曲でいったらモーツァルトのレクイエムやプッチーニの「トゥーランドット」の「リューの死」の部分などです。このような曲は、指揮者や演奏者の信仰心や祈りの心が反映されるもので、晩年のカラヤンはまさにこのような曲が素晴らしかったと思うのです。
このような澄み切った心は、なかなか私達が抱けるものではありません。しかし病院で出会う患者さんは本当に素晴らしい方が多く、いろいろと教えられることばかりです。患者さんの多くは、自分の病気の事だけではなく、自分の人生や世の中のことなど、本当に広い視野で物事を見つめなおされており、そのような方々とお話しさせて頂くことは、私にとって何にも変え難い経験です。そして、時にそんな患者さんたちが、晩年のカラヤンの姿や音楽と重なるときがあるのです。私は、以前のメールでその事を書きたかったのです。
LULUさんのご指摘に、うまくお答えしているかどうかは分かりませんが、私の考えは分かって頂けたでしょうか。
個人情報を流したわけではなく一般論を述べただけなので、法に抵触することは無いと思いますし、倫理的にも上記した様に、生き方について考えさせられることが多いということを言いたかっただけなので、特に問題無いと私は考えております。
ただ、今回のご指摘にあるような内容は非常にデリケートな問題ですし(特に最近は医療過誤を初めとして、様々な批判が医療界になされているので)、最上さんをはじめ、皆様に御迷惑をおかけすると申し訳ないので、以降は気をつけるように致します。
luluさん以外にも、同じように感じられた方もいるかと思い、この場をかりてお答えさせて頂きました。
>BPOに入団はしたものの、ソロ奏者を務めるには不適格と判断され、
>修行に出された(正式採用にはならず)ということなのでしょうか。
大昔お弟子さんから聞いた話では試用期間中に自主的に辞められたそうです。
こんばんは、最上さん。
コメントありがとうございました。
私もカラヤンのCDでこの曲を知りました。ベストと思っています。
ティンパニストの件、気長にお待ちしますので、皆様、情報ありましたらよろしくお願い致します。
ねほりんさん
早速の書き込み、どうもありがとうございます。
私がHPを開設して一番ありがたかったのは、
このように、自分の知らないいろんな楽器の情報が得られることです。
今後とも、マニアックな情報を遠慮なくお寄せください。
こちらこそよろしくお願いします。
doppeladlerさん
リーバーマンについては、私の推測ですので、その点、よろしくお願いします。
リーバーマンが参加しているBPOのレコーディングなんて、ないんでしょうかね。
時期的には、ケンペの録音なんか考えられそうですが。
久が原さん
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
ニールセンの「不滅」、この曲はカラヤン/BPOの演奏で知ったようなものなので、
この演奏の世評がどうであれ、個人的には、これが最高だと思っています(^_^)。
ティンパニのファーストは、あの張りのある小気味いい音から察して、
99.9パーセント、フォーグラーだと確信しているのですが、いかがでしょう。
セカンドはテーリヒェンかなと思ってはいましたが、確信はありません。
(あとの可能性としては、ティンパニ兼務の打楽器奏者レンベンス)
ただ、2台のティンパニのかけ合いというと、
1977年9月にカラヤンが指揮したテーリヒェンの「ティンパニ戦争」という曲で、
テーリヒェンとフォーグラーが対決していることから(^_^;)、この2人と考えたいのが人情ですが。
おそらく、レコーディングの最中は、高関さんがオケの横で見ていたはずですので、
お知り合いの方がおられましたら、尋ねていただけるとありがたいのですが(^_^;)。
>最上さん&N-MALさん、貴重な情報、どうもありがとうございました。
遅くなりましたが、ありがとうございました。
>BPOに入団はしたものの、ソロ奏者を務めるには不適格と判断され、
>修行に出された(正式採用にはならず)ということなのでしょうか。
じゃー経歴に書くなよ!って思いましたが、BPOの団員じゃなくても素晴らしい
オーボイスとだと思います。別にオーボエに限ってのことじゃないけど、過去の
録音や音源がもっと日の目を見れるようにしてほしいと思いました。リーバーマン
のような奏者がいままでソロのCDを出したことがなかったというのが驚きですが、
録音から7年もたってCD化になったのはちょっと憤慨しました。でもしょーがない
のかな?やっぱり・・・。
コッホのR・シュトラウスのコンチェルト(69年録音だったか?)を、2年ぐらい前に
人に貸して傷物にされ、買い求めたところ廃盤になったとか。こんな名演を軽軽しく
抹消していいの?って声を大にして言いたい。言い値でよろしいのでお持ちの方は
是非お譲りください(笑)。本気です。
グラモフォンのLPで60年代にコッホがブランディスらと組んで録音したモーツァルトの
カルテットK370を聴いたことがあるのですが、こんなのってCDに復刻してくれないんで
すかねぇ・・・。
>最近ドイツ人でも現代音楽での奏法上のフレキシビリティ等からセミオートモデルを
>使用する人が増え始め、マイヤーもセミオートを使用しています。
いまじゃー、ドイツ=フルオートって考えは全く正しくないと思いますよ。やっぱあれ(フル)って
リスク高いんでしょうね。奏法、メンテ、コスト等等。フルを有難がるのは物まね大好き日本人
だけだと思いますが・・・。セミだって十分、フルに負けない音色や響きを出すことは可能だと
思いますよ。倍音奏法が出来ないから今後、ソロで活動するプレーヤーの中では減少していくと
思いますよフルオート。オケはどうでしょうかね?
じゃー中途半端なシェレンベルガーのあの楽器は、何なんでしょうね?あれが一般的に改良普及化
されることはかんがえられないんですかねぇ?
なんだか愚痴っぽくてすみません(笑)。
はじめまして、ねほりんと申します。
初めてここに訪れたのですが、いやはやすごい部屋だったんですね。
さて、過去ログみていてオーボエ話題(特に2000/12頃)がたくさんあって
うれしい限りなのですが、(実は私はアマチュアオーボエ吹きでして)
00/12/13にロータリーtp1号さんが投稿していた、
「ちなみに、コッホやシュタインスはどんな楽器だったんでしょう?」
についてです。
コッホ・・・ずいぶん若いころはグレッセル(ドイツの今はなきオーボエメーカー)
そして、全盛期は、上管と中・下管をそれぞれヴェッツェル/ピュヒナーの
組み合わで使っていました。変わったことしていたものですね
ちなみにピュヒナーは今も元気なドイツのオーボエ・ファゴットメーカー、
ヴェッツェルもドイツのメーカーですが、おそらく今はもうないようです。
さらに、80年後半あたりに楽器屋さんで聞いた話では、今はマリゴーだよ、
ということでした。
ちなみに全盛期のコッホはリングキー、フルオートメカニズムの典型的ドイツスタイルの
楽器を使っていました。リングキーのオーボエは現在はほとんど見かけませんが、
その特性として、音の抜けがとてもいいことで知られていました。
彼の奏法、リード、そしてドイツ系のゴツイ音の楽器が三位一体になっていたという
ことでしょうか?
さて、シュタインスは、人づてに聞いた話ですが、なんとビュッフェ・クランポン
のフルオートモデルを使っていたそうです。もちろん、最近アルブレヒト・マイヤーが
使っているクランポンのモデルとは異なり、むしろピエール・ピエルロ(ホリガーの師匠)
たちが使っていたモデルに類似していたと思われます。
あと、ついでですが、シェレンベルガーは、もともとマリゴーのフルオート、
そしてある時期からマリゴーのローズウッド、キーが金メッキのフルオート、
さらにある時期からロレーのローズウッド、キーが金メッキのフルオート
第二オクターブキーを手動で開閉可能なハーモニックスキー付きモデルです
(ロレーやピュヒナーはオプションでこれを用意しています)
に変わっています。楽器が変わるごとにどんどん音が薄くなっていっています。
さらについでですが、アルブレヒト・マイヤーはクランポン製の、黒檀の木片
を特殊な接着剤?で加工したモデルを使用しています。これは別に安物ではなく、
むしろ楽器のわれが少ない、品質が均質化するメリットを持っているといわれています。
映像でベルに緑色の印(文字)が見えると思います。そうそう、最近ドイツ人でも
現代音楽での奏法上のフレキシビリティ等からセミオートモデルを使用する人が
増え始め、マイヤーもセミオートを使用しています。
これからもよろしくお願いします。
はじめまして。
久が原と申します。
いつも皆さんのマニアックとまでいえる高いレベルの会話に圧倒されています。
そんな中に投稿するのはちょっと怖い気もするのですが暖かくお迎え下さいませ。
さて、先日久しぶりにニールセンの第4交響曲(不滅というやつ)をカラヤンの指揮するDGのCDで聴き直したのですが、ふとこのティンパニを叩いているのは誰だろうと思いました。
当時のティンパニは、テーリヒェンとフォーグラーでしたが、まさかこの2人の競演でしょうか
(どっちが第1?)。この辺のことをご存知の方いらっしゃったらお教え下さい。
よろしくお願い致します。
本日の未明に、WOWOWで放映されたようで、録画をざっと眺めたところです。
巨大な空間で、BPOが真剣かつ楽しそうに演奏しているではないですか(^_^)。
BPOお馴染みのティンパニが、何と6台も並べられて。
ラッパや打楽器は、全員出動ですね。
Fl) 1:ブラウ、2:庄田、3:ハーゼル
Ob) 1:マイヤー、2:ハルトマン、3:ヴィットマン
Cl) 1:フックス、2:ガイスラー、3:プライス
Fg) 1:トローク、2:ヴァイトマン、3:マリオン
Hrn) 前列右から:エキストラ?、ドーア、ヴァレンドルフ、ハウプトマン、マックウィリアム、
後列右から:シュレッケンベルガー、クリーア
Trp) クレッツァー、ヴェレンツェイ、プラット、クラモア、ヒルザー
Trb) ゲスリング、オット、ボイマー、チースリク
Tub) ヒュンペル
Timp) ゼーガースとヴェルツェルが交替で。
Perc) ミュラー、シュルツ、シンドルベック、シュリヒテ
1stVn) ゾンネ
2ndVn) ゲアハルト
Va) シュトレーレ
Vc) マニンガー
Cb) シュトル
弦は、一応、トップと思われる人のみ、挙げておきました。
第1コンマスは、出ていないようです。
なお、第1コンマスが出ていなくても、BPOの水準が下がるとは思っていませんので、
先週の二軍騒動のこともあり、念のため申し添えておきます(^_^)。
定期演奏会でゾンネがコンマスをやるときなど(その隣に町田さんということもありましたね)、
気合いの入った、いい演奏が聞けるかなぁと、楽しみにしているほどです。
ヴァイオリン奏者は、誰でもコンマスになれるほどのオケですからね(^_^)。
ところで、ヴェレンツェイが、珍しい形の楽器でソロを吹いていますが、何という楽器なのでしょう?
ぐ。さん、お久しぶりです。
ヤンソンス、レニングラード・フィルと来日したことがあるのですね。
ちなみに、レニングラード・フィルの仙台公演というと、
1975年、ムラヴィンスキーの「悲愴」は忘れられないですね。
ステージ左後方1列に並んだコントラバスの猛威。
イワノフさんのティンパニの勇姿....等々
そして、拍手に応え、客席の上階の方を見上げるムラヴィンスキーの眼光の鋭さ。
この時の1曲目は、モーツァルトの39番だったはずですが、
カラヤン/BPOを初めて生で見たときも、1979年普門館初日のモーツァルトの同曲。
この交響曲とは、縁があるような、ないようなですが、
ティンパニが難しそうな曲だな、という印象も残っています。
N-MALさん、貴重な情報、どうもありがとうございました。
リーバーマンの経歴については、私は下記のサイトで確認したのですが、
BPOに入団はしたものの、ソロ奏者を務めるには不適格と判断され、
修行に出された(正式採用にはならず)ということなのでしょうか。
いずれにせよ、リーバーマンという人、伝説的な大物だったようですね。
カラヤンの死因について花が咲いているようですね。
とある本で、死の当日の朝、医師が定期回診で、心電図に異常があると(この時点で不安定狭心症が疑われるのではないかと)いう既述を見たことがあります。そのとき、入院を勧められていたとのことであったが、本人は拒否し、プールで泳いでいた。その後に発作が起きて帰らぬ人となった(この時点で急性心筋梗塞が疑わしいのでは?)。
この出典は忘れてしまったので、本当かどうかは判りませんが、私はこのように記憶しております。
もし、カラヤンに糖尿病があれば狭心症の痛みを感じないので、本人は大丈夫と思ったのかもしれません。
でも本当のことは永遠に判らないのでしょうね。
ちなみに私はカラヤンの70年代のベートーヴェン全集が好きです(あの音程目着区茶なところがよい。さらに、カラヤンの速いけど重い、という晩年の録音も好きです)。
>実は脳卒中の発作で、ごくごく一部の人しか
この事実がしらされていなかった、とのこと。晩年は心臓疾患でも悩まされていたらしいとか。
後年になって、カラヤンの右手がえらい不自由だったのは、脳卒中に起因するものではなかったか、
と私なんかは思いますけど、いかがなんでしょ?
高齢者には、脳血管障害が起こっても不思議はありません。巷で言われている脳卒中(apoplexy)なる言葉は、医学的には「急激に生じた脳血管障害」のことを言いますが、あまり臨床の場では使われません。これが、脳出血をさすのか、あるいは脳梗塞をさすのか不明だからです。ただ、脳出血は多くの場合重度の後遺症を残すので、カラヤンの場合は脳梗塞であったと考えられます。脳梗塞の原因としては様々なものがあり、与えられた情報からはなんともいえません。
一方晩年の心疾患については、多発性骨髄腫から十分に説明ができます。
多発性骨髄腫の合併症の中に、アミロイド−シスという病態があり、これは消化管や心臓などに、アミロイド線維というものが沈着したものです。心アミロイド−シスの症状には胸痛や呼吸困難などがあり、末期にはうっ血性心不全で急死します。
また多発性骨髄腫の症状には、腰痛や病的骨折などがあり、晩年のカラヤンの状況を十分に説明できるものです。
以上の事から、カラヤンの死因は多発性骨髄腫と考えて矛盾は無いと思います。
(少し専門的な内容ですみません)
彼、いい指揮者になりましたね。86年に仙台に当時のレニングラード・フィルを率いて
ショスタコの5番をやったとき聴きに行ったのですが、ただの威勢のいい若者、としか
印象がありませんでした。けど、今回テレビで見る限り、オケとのコラボレーションもよく、
充実した音楽を聴かせていたと思います。聴きに行きたかった(/_;)。BPOもところどころ
カラヤン時代の響きがかいま見られたし…。一生懸命演奏する姿は、私が98年に
ベルリンで見たときと全く同じ。音楽の「呼吸」が合っている、とでもいうべきなのか、
ともかく凄い高水準の「アンサンブル」でしたし、それを引き出すヤンソンスもお見事、と
いう感じです。統一感がひしと伝わってきました(最近オケを聴いても、この印象が薄い)。
>カラヤンは、多発性骨髄腫で亡くなったとのことですが
フランツ・エンドラーのカラヤン伝には、1978年、ドン・キホーテのリハーサル中
落とした指揮棒を拾おうとして倒れたのは、実は脳卒中の発作で、ごくごく一部の人しか
この事実がしらされていなかった、とのこと。晩年は心臓疾患でも悩まされていたらしいとか。
後年になって、カラヤンの右手がえらい不自由だったのは、脳卒中に起因するものではなかったか、
と私なんかは思いますけど、いかがなんでしょ?
後で見直してみると確かに表現が悪かったですね。もう少しよい表現が見つかるとよいのですが・・お詫びいたします。
トップ奏者が不在時にトップ代理をするのを二軍というように表現してしまったわけですが・・・
トップ代理?それもなんかいやかもしれないですね。
それでも他のオケからすると羨ましいようなメンバーでしょう。
トップが全員そろっていない=「二軍」という表現なのでしょうか?
ちょっとプロ野球の二軍みたいなイメージが湧いてきてしまってイヤですねえ。
あまりに実状と言葉のギャップが大きいのでは?
最上さんの仰る通り、私の演奏スタイルはジャーマン・スタイルで、竹撥で叩いております。というのも、私の師匠の師匠が、ヴェルナー・テーリヒェンさんだからであります。
私の理想のティンパニ奏者は、テーリヒェンの音を持ち、フォーグラーの存在感を持つ奏者です。
本題入りますが、私の最も好きなカラヤンは、80年代に入ってからです。
カラヤンは、多発性骨髄腫で亡くなったとのことですが(これは、うちの大学に講義にきた血液内科の先生が言っておりました)、80年前後に発病したと思われます。この病気は、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、全身性の腫瘍性疾患に分類されます(学問的にこのような分類があるわけではありませんが)。つまり癌みたいなものなのです。
発病後のカラヤンは、何か音楽が変わったように思われます。祈りに似た静謐さと、言葉では言い表わせない独特の哀愁を漂わせた演奏をするようになったと思います。特にこの哀愁、あるいは寂莫感とも言うべき感情は、うちの病院に入院している癌患者にときに見られるものと共通したもののように思います。だから80年代のカラヤンの演奏が好きなのです。
フルートのN-MALです。
リーバーマンについて,日本のFLの長老,吉田雅夫氏が書いておられるのを探しました。
|(吉田氏がヨーロッパ留学中−1955年ごろ,クナッパーツブッシュ指揮の公演を聴いて)
|・・・大変な名演奏で,・・・その時トップを吹いていたのが,フルートはニコレであり,
|オーボエはリーバーマンなのです。
|(R.シュトラウスの「ドン・ファン」のObソロで)その音を聴いたとき,私はヨーロッパで
|フルート吹きをやめようかと思いました。オーボエ吹きになろうと思ったんです。
|一年間の留学の間にオーボエに転向しようかと思ったぐらいすごい音なんですよ。・・・
という記述があります。
吉田氏は,当時N響の首席であり,管楽器奏者ではじめて欧州留学に行かれたのではないかと
(このとき留学をすすめたのは54年にN響を振ったカラヤンだといわれる)記憶していますが,
氏のようなオケマンでも,その時のObソロがなんの楽器の音かわからないほどすごい音だった
ようです(ミュートつきのTpじゃない,ヴィオラでも,サックスでも,Vcでもない,という
表現をされていました)。
吉田氏がリーバーマンを聴いたのが,リーバーマン19歳のときだそうですが,
それから25年後というのですから1980年ごろでしょうか,東京芸大の客員教授として
来日しているようですね。
この方のエピソードを吉田氏はたくさん紹介しておられ,以下のような記述もあります。
|(吉田氏帰国の直後来日したBphのOb吹きに,リーバーマンは来ているかときいたら)
|・・・コッホさんが「今彼は修業に出している。ワッハッハ」と笑うのです。
|どうしてあの名人を修業に出しているのか,分りませんでした。リーバーマンはどこで勉強
|したかも分からない,不思議な人なんです。彼は吹き出すと夢中になって,息しないんですっ
|て。
|(リーバーマンがトップを吹くときは,2番をスタインス(シュタインス)が吹き,苦しそう
|だと,そこのところだけパッと吹いてあげるらしいが,ともかく修業に出したのは)
|オケの中で休みの勘定が出来ないんですって。「はい,お前だよ」と言われてから吹き出すん
|ですって。そして息をしないで,パーッとやっちゃうそうです。驚いた名人ですよ。
そのほか,N響でシューベルトのグレイトを吹いてもらったら(これは後年でしょうか),
|後からN響の木管のメンバーに聞いたら,彼が入ったら我々はきたない音を出せなくなった,
そうです。
|それだけ,オーケストラの中でオーボエという楽器は大事な楽器です。
ということでした。
(引用は村松楽器『季刊ムラマツ』1988年夏号,「吉田雅夫 演奏の原理を探る(20)」)
こんにちは。とっても久しぶりの書き込みになります・・・(HN忘れたので新しく)
ヤンソンス、ショスタコーヴィッチの7番(92年)は名演でした。もっともあの頃は振っている
というより「振らされている」という印象でしたが。
さて、少し気になったのですが、BPOには二軍というものは制度上も運営上も存在しないので
そのような話題はあまり意義あるものではないと思います。
意訳して「知ってる奏者が少ない(エキストラが多い?)」というのであれば、ベルリンでの
定期のほうがはるかにその傾向が強いと言えるのではないでしょうか。
日本公演は音楽監督が振っていることもあるせいか、毎度総攻撃の様相を呈していると思うのですが
いかに?
グスタフさん
今回のヤンソンスの来日公演、生では聞けなかったのですが、ヤンソンス/BPOは、
98年春にアルペン、昨秋はオケコンと聞き、なかなか相性がいいなと思っています。
昨秋のバルトークの最初のプローべでヤンソンスが登場したとき、シュトルとヤンソンスが
抱き合うようにして再会を喜んでいたのも、印象に残っていますが。
Yamazakiさん
来日公演が二軍かどうかという判断は、非常に難しいように思います。
日本公演では、ほとんどの場合、第1コンマスが2人並んで座っているようですが、
ベルリンでは、アバドが指揮する時以外は、第1コンマスは1人だけだったり、
場合によっては、第1コンマスが登場せず、第1のつかないコンマスのゾンネが
コンマスに座ったりしているのも、放送などで確認できますよね。
(9月のバルトークでは、ブラウンシュタインとゾンネが1プルトだった)
ドヴォ8の時の布陣、セカンドとヴィオラの1プルトは、先のヴェルレクとまったく同じですし、
それほど遜色があるようにも思えません。
(もちろん、往年の名物ソロ奏者たちが活躍していた時期と比べるなら、話は別ですが ^_^;)。
BPOのソロ奏者には空席が多いので、ソロ奏者がほとんど揃うのはベルリンでも多くはないようで、
99年9月、アバドがマーラー9番をやった時の批評では、Edel-Besetzung と批評にわざわざ
書かれたりもしていたようです。
doppeladler さん
リーバーマンですが、1982年出版のBPO百年史第3巻の団員名簿には載っていないのですね。
BPOの首席オーボエ奏者に就任という経歴のようですが、結局、不採用になったのでしょうか。
まあ、時期的には、コッホの直前にあたるようですけど。
Steins 1949-81
Koch 1957-92?
Schellenberger 1980-
Mayer 1992-
ご参考までに、ソロ・オーボエ奏者を列挙してみました。コッホはマイヤーと入れ替わりで、
92年退団ということでいいのでしょうかね?
maestroraine さん、こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
BPOやカラヤンのファンで、ティンパニをされているということは、竹撥でドイツ・スタイル
(右手側に低音の大きい釜を配置する)なのでしょうか(^_^;)。
この部屋は、どちらかというと、アバド時代になってからのBPOに不満がある方のために開設した
という経緯もあるので(^_^;)、辛口のコメントも、お気になさらずに、どんどん書いてください。
ドヴォ8の終楽章、1973年の来日公演のTV放送でのゴールウェイのソロには及ばなかったですね。
今日は、2年前位からこのページを拝見させて頂いておりました。今回初めてメールさせて頂きます。
私は指揮者になりたくて、でも挫折して、今は某国立大学医学部オーケストラ部で、ティンパニを叩いている者です。地域の様々な楽団にも、エキストラで参加させてもらい、地元の音楽仲間には「カラヤン君」と呼ばれております。そう、私はカラヤンとその時代のBPOの大ファンなのです。そんな私にとって今のBPOは何か物足りません。
先日のNHKで放映された演奏も(チケットが手に入らずナマは聴けなかったのですが)ストレスがたまるいっぽうでした。flはBPOのなかでは線が細すぎるように思いましたし、obのシェレンベルガーは「一体何をやっているんだ-!!」状態、Clのシュテフェンスは表現力に乏しく、trbは遅れまくっていました。
もうあの頃には戻れないとは知りつつも、ひどく寂しい気持ちになってしまいました(初めてなのにこんな生意気なメール、すみません)。
リーバーマンのBPO首席就任を44、5年?って書いたけど55、4年?間違えです。
どんな天才でも10歳ではBPOの首席にはなれないでしょう(笑)。訂正しておきます。
前日、歯を抜いてぼんやりしてます。言い訳です。
最上様、常連の皆さんご無沙汰です。
先日の放送見ました。久々に見るBPOというわけでもないですが、なんだか雰囲気が違う気がしました。エキストラもちらほらいてBPOも団員不足なのかなぁって思ったりもしました。僕としてはドボ8で、たった2、3小節のEnglischeshornのためにドミニクが出てるのか!と驚きでしたが、やっぱりソロの後では、Tutti吹いてました(笑)。クリーアも健在でよかった。Vlaにシュトレーレがトップにいたも少し驚いた。ま、ソロ奏者なのだし当たり前か・・・。でも正直Trbの女性にはビックリでした。
さて、勝手に話題を変えて申し訳ないのですが、昨日(以前から)目をつけていたオーボエ・ソロのCDを買いました。奏者はヴィンフリート・リーバーマンです。僕も今まで名前ばかり聴いていた“伝説的”なオーボイストです。噂に違わぬ美音に聴きほれてます。ソロのCDはこれが始めてのようですが、ハンブルク国立歌劇場時代のオケでの録音でソロを耳にすることができるとか・・・。
そのリーバーマンですが、1935年生まれ(コッホと同年?)。19歳でBPOの首席になったそうですが、19歳と言うことは単純に44、5年ぐらいでしょうか?在籍期間等を御存知でしたら教えてください。BPO時代の映像や録音などもあれば是非教えて下さい。
サントリーで聴いていたときは、実はハーンのヴァイオリンだけが少々不満の残る演奏会だったのですが、それを撤回しなければなりません。いやー、なんという素晴らしいソロ!
でもどうしてライヴでは不満に感じ、テレビ放送では満足する演奏だったのだろう。Pブロックに座っていたせい?
私も昨日途中まで見ました。
途中までというのは途中で耐えられず寝てしまったからなのですが。
庄田さん出ていましたね。Vaはレーザは出ていなかったようですが。来日演奏の場合はメンバーはある程度2群やエキストラになるのでしょうか。
>日本の社会や教育の体質そのものが、
>こうした番組制作の現場でまで踏襲され、なんか、情けなくなってきます。
>BS番組案内など、必ず0時15分から放送しないといけない理由でもあるんでしょうかね。
そういえば日本には未だにクラシック専門チャンネルがCSという特殊な環境を除いて存在しませんね。
少なくともインターネットラジオやFMには欲しいところですが。日本人は自分たちの文化だけでなく、外国の文化も守ろうとしないところがいけませんね。
商業も大切ですが、それだけ、というのでは。昔の人は趣味がなかったのでしょうか。
昨晩放映されたヤンソンスの演奏会、なかなかよかったですね。
ヤンソンスは、オスロ・フィルの来日公演で初めて聞いて以来、
いつも生理的にしっくりくる演奏をしてくれるので、安心して楽しめます。
アンコールは、ハーンのソロ、最後のスラヴ舞曲ともカット、完全抹殺されたようですが、
ここまでされると、怒りを通り越して、すっかり絶望的な気持ちになります。
なんでも枠に押し込まないと気がすまない、日本の社会や教育の体質そのものが、
こうした番組制作の現場でまで踏襲され、なんか、情けなくなってきます。
BS番組案内など、必ず0時15分から放送しないといけない理由でもあるんでしょうかね。
さて、今回の主要演奏メンバー表です。既にいろいろ情報を得ていたので、助かりました。
Fl) 1:シャーフ(エキストラ:ベルリン放送響)、2:庄田、3:ハーゼル(ショスタコのみ)
Ob) 1:シェレンベルガー、2:ヴィットマン、3:ドミニク(イングリッシュホルン)
Cl) 1:シュテフェンス、2:ザイファルト、3:プライス(バスクラ兼務:ショスタコのみ)
Fg) 1:ダミアーノ、2:トローク、3:マリオン(コントラ:ショスタコのみ)
Hrn) 1:バボラク(エキストラ)、2:マックウィリアム、3:ヴァレンドルフ、4:クリーア
Trp) 1:ヴェレンツェイ、2:クラモア
Trb) 1:オット、2:エキストラ(アカデミー?)、3:チースリク
Tub) ヒュンペル
Timp) ヴェルツェル
Perc) シンドルベック(シロフォン) 他1名(どちらもショスタコのみ)
1stVn) ブラウンシュタイン、スタブラヴァ
2ndVn) ティム、ゲアハルト
Va) シュトレーレ、タリルツ
Vc) クヴァント、リニカー
Cb) シュトル、ライネ
なお、ヴィオラとコントラバスは、客席(正面)側の人を左に記しています。
フルートの庄田奏美さん、このところ、ジルヴェスターやヴェルレクなどでも大活躍ですね。
テレビに写るだびに、きれいになっていくような気もしますが(^_^)。
ヴァントのブル8にも出演されたそうですが、本来、セカンドフルートには、
イェルカ・ヴェーバーという女性がいるはずですよね。
庄田さんは、この女性の代わりの臨時団員ということなのでしょうか。
女性なので、ひょっとしたら、産休なのかな、などという気もするのですが。
昨年6月、この掲示板で、"Das Orchester" の昨年3月号と4月号に掲載されていたBPOの公募を
ご紹介しましたが、
eine 2. Floete mit Piccolo
(Aushilfsvertrag 1.5. - 31.12. 2000)
これに受かったのが、庄田さんだったのでしょうかね。
期限は昨年末までですが、もっと契約が延長されたということでしょうか。
イースターの「ファルスタッフ」でも、庄田さんが出てくれることを楽しみにしているのですが(^_^)。
なにぶん、勝手な推測ですので(^_^;)、誤解でしたら、ご容赦ください(_ _)。
フォルカーの部屋の影響で(^_^;)、最近アップしている主要メンバー表、
細部までチェックされている方が、ひょっとしておられるかもしれませんので、
一応、訂正しておきます。
セカンドヴァイオリンですが、ヴェルレクでトップを弾いていた人が新人のティムとすると、
ジルヴェスターでシュターデルマンの横で弾いていた人は、別人ですね。
1月4日に書き込んだジルヴェスターのメンバー表を、下記のように訂正したいと思います。
誤:2ndVn) シュターデルマン、ティム(新人のようなので、たぶん)
正:2ndVn) シュターデルマン、オルロフスキー
私も現実的な可能性としては、サイトウキネンのファースが引退して、
フォーグラーが代わってやってくれないかなと、前々から期待しているんですが(^_^:)、
まあ、ファースもなかなか辞めそうにないですね。
イスラエル・フィルとBPOの合同演奏のLDがあるのですが
(1990年春、BPOが一度だけカラヤンによってイースターから下ろされた年)、
前半でイスラエルのスタイナーが叩いたあと、後半でフォーグラーが登場すると、
さすが、風格と貫禄が全然違うなという感じですね。
最上様、レスありがとうございました。
フォーグラーが聞きに来ているのを見て、何かのトラブルで今突然にWelzelがたたけなくなったら、フォーグラーのティンパニが聞けるのかなあ、なんて少し妄想をしてしまいました(笑)。彼のティンパニはもう一度聞きたいですね。
まあ、現実問題としてはステージでWelzelがどうにかなったら、シンドベックかシュルツが代わりに叩いたんでしょうけどね。
村田さん、お久しぶりです。
そういえば、95年のヴェルレクは、村田さんのお陰で聞けたわけですね(^_^)。
その節は、いろいろとお世話になりました。
今年はウィーンですか。またいろいろお話を聞かせてください。
私は、アバド/BPOでは、まだ一度もイタオペは聞いていないので、この最後の機会に何とか
聞きに行きたいものと考えてはいるのですが....
一応、行ける可能性の高い前半チクルスに変更してはもらいました。
ちなみに、今年のイースター、後半チクルスだと、ベートーヴェンのポリーニ4連発なのですね。
13 合唱幻想曲
14 主題と変奏他
15 皇帝
16 バガテル他
いつもは空席が目立ち、マスコミでもあまり話題にならないコントラプンクテ(室内楽演奏会)に、
今年はポリーニが初登場ということで、少しは話題になるのかどうか。
菅野さん、N-MALさん、なかむらさん、小西さん、
貴重な情報、いろいろとありがとうございました。
バイエルン州立オケのヴィーゼとのこと、私も「トリスタン」で確認しました。
やはり、「餅は餅屋」(^_^;)、今後ともどうぞよろしくお願いします。
クライバーのブラ4のビデオの方は、まだ発掘できないでいるのですが、
かわりに、93年ザルツブルク音楽祭でのショルティと「ファルスタッフ」の特集番組(TV東京)
のビデオが出てきて、これまた収穫でした(^_^)。
ザルツブルクにおける「ファルスタッフ」の系譜、トスカニーニ(1935,36,37)、グイ(38)、セラフィン(39)、
カラヤン(57, 81, 82)、ショルティ(93)に、今年は、アバドとマゼールが加わるということになるのですが、
ショルティの舞台も、ゲネプロの一部だけとはいえ、見ることができて、参考になりました。
(実際に、ファン・ダムが水に飛び込んでいた ^_^)
広瀬さん
ヴァントのコンサートの詳細なご報告、どうもありがとうございます。
特に、打楽器ネタは楽しく読ませていただきました(^_^)。
さすが、フォーグラーの威光は大きいようですね。
第3楽章のシンバル、93年秋、ミュンヘンで聞いたチェリビダッケの演奏では、
名手リートハンマーが、二つの楽器を見事に使い分けていました。
あそこは、シンバルの譜面なのに、B と Esで書かれているのですよね。
シュルツがステージ上でスコアを見ているのは、最近は指揮活動もやって
いるからでしょうかね。もっぱら、国内外のユースオケなどを振ることが多いようですが。
ショスタコ15番を聞いたときも、鍵盤楽器を担当しながら、スコアも見ていました。
アマチュアが曲から落ちないためにスコアを見ているのとは訳が違うな(^_^)とは思いましたが。
小西です。
ヴェルレクの1番は、そういえばバイエルン州立歌劇場のヴィーゼっぽいですね。
なんか見たことあるような気がしたんですけど、
クライバーのブラ4で見た人だと思われます。
たいした投稿じゃなくてすみません。