なかなか貴重な演奏記録でしたね。
ここ数年、ヨーロッパコンサートの生中継がないという最悪な状況の中、
NHKにも、こういう地道で素晴らしい作業をするスタッフもいるのかと、改めて感心しました。
ティンパニのテーリヒェンは、まだ若くて、元気のいい叩き方といった感じでしょうか。
80年代になると、もっと余裕と枯れた味わいが出てきたと思うのですが。
70年代以降、トランペット(クレッツァー、グロート)とティンパニ(フォーグラー)が
より洗練されてきた感じのするBPOのサウンドが、個人的には好きなのですが、
カラヤンとBPOの原点ともいえる57年の演奏、こうして映像で見ると、やはり圧倒的ですね。
カラヤンとBPOはシュトラウスの演奏を、この先、ますます得意のレパートリーとして
いくわけですが、今回の演奏でも、その片鱗がうかがえて、興味深かったです。
ところで、全曲演奏の前に、いろいろ他の映像も流されていましたが、その中で、
カラヤンがステージ上を指揮台に向かって歩いていくだけのシーンもありましたよね。
よく見ると、この映像での中央上段のティンパニは、11月3日に叩いたテーリヒェンではなく、
アヴゲリノス。ということで、あれは、別の日の映像ではないかと。
人間というのは欲張りなもので、今度は、アヴゲリノスがティンパニの日の映像も、
少しでも残っているのであれば、ぜひ見てみたいものと(^_^;)。
最上さん、こんばんは。
「思い出のシンフォニー」いかがでしたか?
テーリヒェンがかなりアップで出てきていたのでティンパニの奏法という面からも
楽しまれたことと推察いたします。私は重量感のある音に満足しました。
また宮崎さんの「パイパーズ」の連載情報ありがとうございました。
なかなか興味深い話題ですね。明日早速買いに行きます。
何はともあれ「20世紀の名演奏」のマイスタージンガー前奏曲と合わせて今日の2曲で、
1957年11月3日のプログラム全曲を見る(聴く)ことができで本当に良かったです。
日本でのこのような試みはドイツやオーストリアにも知られているのでしょうか?
世界的に見ても貴重な映像・音質でしょうから、ドイツやオーストリアの方々にも紹介さ
れればいいと思います。ファンも喜ぶでしょう。
最上さん
ヨーロッパコンサートのプログラム情報をありがとうございます!
少しでも早く放送されることを願うばかりです。
29日のコンサートで演奏する団員の方は11時からのコンサートを終えて
すぐに出発!ということになりますね、確かに。ハードですねえ。
去年の6月にベルリンフィルを聴きに行った時には、一月の間に
定期が2つ、モーツアルト・フェス2プログラム、ハノーファーで2公演、
更にワルトビューネがありましたから、「疲れた〜」とこぼす団員の方が
いらっしゃいました。
この方には「You are crazy」と言われましたが、1月に間に室内楽を合わせると
11公演も通ってしまったのでした(^^;)。
5,6月は本拠地でのコンサートが目白押しですので、団員の方にとっては
プローベ、本番と多忙な毎日でしょうね・・・。
>HOLZいんぺく殿、アブゲリノス様
シュパルゲルに関する書き込み、ありがとうございます。
シュパルゲルは、スーパーや屋外マーケットで売られているものも
よく目にしたのですが、イタリア産、スペイン産と書かれていたようでした。
レストラン系は、フランス産なのでしょうかね。
ところで、アブゲリノスさんのベルリン滞在日は、ひょっとして、
シノーポリがドイツオペラの指揮台で倒れた日なのでは。
私は、1989年5月29日、ミュンヘンでの「セヴィリアの理髪師」の上演中、
パターネの指揮が途中で止まり、上演が中断して、指揮台から
運ばれていくのを見たことがあるのですが、あれも衝撃的でした。
>マラドーナさん
いつも情報、ありがとうございます。いよいよ今晩ですよね。
私も多くの皆さんと同様、大変楽しみにしています。
ところで、ティンパニは、テーリヒェンだったはずですが、
カラヤンとはまだ衝突していなかった時代なんですよね。
今出ている「パイパーズ」5月号の宮崎さんの連載に、
テーリヒェンとカラヤン
フォーグラーとアバド
の衝突について、なかなか興味深く書かれています。
>Ludwig さん
お礼が遅くなりましたが、貴重な情報、ありがとうございます。
時間と労力をかけてまで入手する価値があるといいのですが。
どこかの放送局が放送してくれるのが一番助かるのですがね(^_^)。
さて、やっと連休ですが、1日、2日は授業をやるし、
3日は、春の旅行の見返りとして、東京ドーム行きを課せられ(^_^;)
あんまり、のんびりはできないのが、残念なところ。
Mikanさん、お久しぶりです。
ヨーロッパコンサート、今年も生中継されないのが残念ですね。
小泉さんが「どうしてBPOのヨーロッパコンサート、生中継しないんだ」とでも
一言いってくれると、有難いのですがね(^_^;)。
プログラムは、ハイドン:交響曲第94番「驚愕」
モーツァルト:フルート協奏曲第2番
ベルリオーズ:幻想交響曲
29日に現地入りというと、午前11時からのアーノンクールとのコンサートのあと、
その日のうちに出発するのでしょうか。
プローベは、もうベルリンで済ませているのでしょうね。
ベルリンに戻ったら、今度は5月5日から、アバドとのマーラー7番なので、
すぐまたプローベ開始なんでしょう。ご苦労様です(^_^)。
ほぼ1年ぶりに書き込みさせていただきました。
もうすぐ5月1日にイスタンブールである今年のヨーロッパコンサートは
今年はいつ放送されるんでしょう?
NHKが定期演奏会の放映契約を切ってしまったのは、NHKの責任者が
スポーツ寄りの人に代わったからと聞いていますが、BPOファンにとっては
腹立たしいばかりですよね。
ジルヴェスターだけでなく、せめてヨーロッパコンサートとワルトビューネくらい
いつも生中継してくれればいいのに・・・。
ヤンソンス指揮で、ソリストとしてかつての団員のパユさんが参加される
ようですが、どんなプログラムなのでしょうか。どなたかご存知ですか?
団員の皆さんは日曜日に現地入りのもよう。
結局、運命とドン・ファンの2曲になったようです。
一部映像と音声に不完全なところがあるそうですが、
全曲放送されるようです。
早とちりして済みませんでした。
が退団するっていう話を聞きましたが、
詳しい情報をお持ちの方はお教えください。
4月29日の「思い出のシンフォニー」の放送曲目が決定したようです。
http://cgi2.nhk.or.jp/pr/bangumi/omoban/o0429.shtml#9
1957年11月3日の旧NHKホールでのコンサートの
マイスタージンガーとドン・ファンが全曲、運命が「ほぼ」全曲放送されるようです。
マイスタージンガーを「ほぼ」にして、運命は全曲放送してほしかったです。
ちょっぴり残念!
アブゲリノス@ロンドンです。
最上さん、お久しぶりです。
私もベルリン・フィルのいないベルリン(一昨日)とミュンヒェン(昨日)でシュパーゲルを
たくさん食べてきました(^^;;;今朝のミュンヒェンは雪、0度(セルジウス)でした。
お店の人に聞いたら「今年は天候不順でドイツ産は5月に入らないと食べられない、今出して
いるのはフランス産のシュパーゲル」って言ってました。
>最上様
ザルツブルグからお帰りになったのですね。素晴らしいご旅行の様子が
伝わってくるようで、うらやましい限りです。
下の投稿で中橋さんが29日のBPOの初来日公演の放送について触れて
いらっしゃいますが、5月4日(金・祝)には、昨年の来日公演がBSで
放送されます。ETVでは2月に放送済みですが、ヒラリー・ハーン嬢の
アンコール(バッハでしたっけ?)と、オケのアンコールがカットされて
いたので、今回はそちらも含めた完全版で放送されることでしょう。
以前この掲示板で、アンコールのスラブ舞曲では、ゼーガースがトライアングルを
叩いていたという記事を見た記憶があるのですが、アンコールが放送されれば
その模様もチェックできますね。
今月は、7日と14の深夜に1996年のヨーロッパコンサートとサマーコンサートが
それぞれ放送されてましたね。サマーコンサートは録画しておきたくて、
直前のN響コンサートも録画し終わった後、テープチェンジをするつもりで目覚ましも
セットしたのですが、結局起きられず録画に失敗しました。
こういうことがあるので、最近ダブルビデオの購入を考えています。ビデオテープも
数が多くなってきて、収納スペースを確保するのに苦労しています。8mmは値段が
VHSよりも割高ですが、収納のことを考えると背に腹は代えられませんからね。
最上さま、
まず、私のペンネームは このページには似つかわしくないので改めさせていただきます。
とにかく皆さん相当に造詣の深い方ばかりで 書き込みを読ませていただいて感動しております。
それと、皆さん正統派の音楽ファンでありながらも「カラヤン否定派」でなくてよかったです。
何せ私にとっても 多少の疑問もあれど否定はしがたきヒトなもので。
ベルリンフィルの演奏としては 60年代前半のベームとの録音が一番好きな私ではありますが
とにかくカラヤンの演奏は通常のオーケストラの乗りではなく、聴いていて驚きが多かったです。
これからも楽しく読ませていただいて、また質問もさせていただこうと思っておりますので
改めてヨロシクお願い申し上げます。
29日の初来日の放送についての情報ありがたかったです。楽しみにしております。
最上さん、お帰りなさい。
音楽もさることながらSpargelを堪能されたようですね(^o^)。
この季節に欧州を訪問した時はなによりもこれが一番!
私も昨年5月に訪独した際、隙あらばこれを食す、といった感じ(^^ゞ、
地元の方たちもこの季節は本当にこれを楽しみにしているようでした。
(実はこっそり日本にも持ち帰って食べていたとも・・・)
もちろんザルツレポートも楽しませていただきましたです(__)。
P.S 先日、谷本さんと2回も飲む機会がありました。
岡山シンフォニーホール開館10周年記念、エフゲニー・キーシン ピアノ リサイタル
( 2001.4.13 ) を私のHPにアップしました。
どうぞ見てみてください。
こんばんは。追加です。
カラヤンセンターのほうは、メールオーダーできるようですので、下記の
メールアドレスにコンタクトされてみてはいかがでしょうか。
また、ホームページもあります。ご参考まで。
shop@karajan.org
最上さん
>評判の? Haus der Musik 内のウィーンフィル博物館に置いてあったもの。
>ウィーン・フィルとのプローべでの演奏風景などが収録されているようでした。
>帰りがけに、売店で、ウィーンフィル博物館に展示してあったカラヤンのビデオはないの?
>と尋ねたのですが、ええ、何それ、そんなの知らないよ、といった応対でした。
>というわけで、どなたか、内容をご存知の方がおられましたら、どうかご教示ください。
中味を直接みたことはないのですが、たった15分のリハ抜粋ビデオのようです。PALしかないようなので、日本でみるには変換が必要ですね。
メールオーダーもできますよ。Haus der Musikに注文するんですけど。ATS150で、商品番号が20000061です。
カラヤンセンターの方のビデオはちらっと見たのですが内容忘れました(すみません・・・)
ここではいろんなビデオも見ることできますし、ポストカードがたくさん。カラヤン手帳なるものもあります。(カラヤンの写真が最後にちょ
こっと入っているだけで、あとは普通の手帳ですが)。
というと、今回、ウィーンで2本ほど見かけたのですが、どちらも購入できませんでした。
一つは、カラヤン・センターのショーウィンドーに置いてあったもので、
クルト・パーレンという年輩の音楽評論家がカラヤンを紹介するという内容でした。
ウィーンに行ったのは週末で、センターが閉まっていたため、買えなかったわけです。
もう一つは、評判の? Haus der Musik 内のウィーンフィル博物館に置いてあったもの。
ウィーン・フィルとのプローべでの演奏風景などが収録されているようでした。
帰りがけに、売店で、ウィーンフィル博物館に展示してあったカラヤンのビデオはないの?
と尋ねたのですが、ええ、何それ、そんなの知らないよ、といった応対でした。
というわけで、どなたか、内容をご存知の方がおられましたら、どうかご教示ください。
最上さん、素敵なおみやげ話でした。
「ファルスタッフ」はこの時期、ガーディナーのディスク、アバドのザルツブルグでの上演、マエストロMutiのブッセットでの上演を、セットでとりあげる記事が散見されましたが、ついにアバドのが録音ですか。
ところで、NHKでカラヤンの古い映像が放映されるそうで、楽しみです。カラヤンの映像は、本人側が日本でのものは引き取ってしまった、という情報をここで読んだ記憶があるのですが。何にせよ、あのきびきびした指揮が見られるのは、嬉しいです。
第1ツィクルス4日目、11時半からの公開ゲネプロのあと、軽く昼食をとったら、
ちょうど2時になったので、祝祭劇場の見学ガイドというのに、初めて参加してみました。
これがなかなかの収穫で、フェルゼンライトシューレ、小劇場と案内されたあと、
大劇場のステージ袖にも案内され、「ファルスタッフ」の舞台装置なども見学することができました。
というわけで、普段は関係者以外は立ち入れない楽屋の入口に入ることができたのですが、
そこに「ファルスタッフ」のレコーディングのスケジュール表が張ってあったので、
これも記念に写真に撮っておきました(^_^;)。
それによると、イースター音楽祭のあと、すぐベルリンで行なわれるようで、
4月18日、19日、23日、24日、25日、5日間で計25時間も予定されています。
ちょうど、22日と23日のラトルのコンサートをはさんで行なわれる、
かなりハードなスケジュールですが、ラトルのリハーサルは20日、21日と2日あるのでしょうね。
ラトルのコンサート2日目の23日も、11時〜15時がレコーディング。
まあ、BPOとしても、本格的なオペラのレコーディングは久しぶりといったところでしょうか。
既にもうどこかで発表されているかもしれませんが、来年の予定をアップしました。
アバドの「パルジファル」とシューマン「ファウスト」の合唱は、
スウェーデン放送合唱団とエリック・エリクソン室内合唱団。
個人的には、ヤンソンスの「英雄の生涯」も楽しみですね。
ティーレマンのプログラムは、最初のヘンツェはさておき、意外とオーソドックスというか。
全体として、ドイツ・ロマン派三昧といった感じでしょうか。
イースター音楽祭の第1ツィクルスが10日に終了しました。
4月11日、午前10時ザルツ発のルフトハンザ便には、日本人の方が十数名はおられたでしょうか。
もし、ここをご存知の方がおられましたら、ご挨拶もせず失礼しました。
(何しろ、気が小さいもので)
99年の「トリスタン」の際、書き込みしていただいたことのあるLANDGRAFさんが、
実は4日間、私の隣りの席で(ご夫妻で)鑑賞されていたというのも、この日、空港で初めて知った次第でして。
というわけで、本日の朝、無事に関空に到着しました。
第2ツィクルスが13日からなので、こちらを聞かれる方は、もうザルツへ行かれていることでしょうか。
>Posaくんさん
デュッセルドルフ在住の O氏には、今回もいろいろとお世話になったのですが、世の中、
いろいろ縁があるものですね。
これからも、BPOの思い出話など、いろいろ聞かせてください。
こちらこそ、よろしくお願いします。
>宮武さん
アバドのベートーヴェンですが、まあ、想像通りという感じではありました(^_^)。
そんな中、印象に残ったのは、「ファルスタッフ」以外の日は、ベートーヴェンも含めて3日とも、
金髪の女性がヴィオラのトップに座っていたことですね。
近年入団したばかりのダヌータ・ヴァスキーヴィッツという人のようですが、
最近、トゥッティからソロに昇格したようです。
「ファルスタッフ」は、レーザがトップで、ダヌータ嬢がその内側でしたが、
皇帝と7番の日は、ダヌータ嬢がトップでレーザが内側、
ブル4(メータ)と最後のベートーヴェン(Vn協、S4、合唱幻想曲)では、
ダヌータ嬢がトップで清水さんが内側でした。
清水さんがトップの日はなかったのですが、それにしても、後半2日のプログラムでは、
ヴィオラの1プルトが女性二人と、今までのBPOにはなかった新しいスタイル。
なかなかの活躍ぶりで、今後が楽しみです。
(もっとも、音は後ろのプルトの方から、たくさん聞こえてましたが ^_^)
デュッセルドルフご在住の小山田さんといわれる方の部下の「近藤 里美」という者から
このページを紹介してもらいました。
ふざけた名前で申し訳ないですが、名前の通りPosaunistです。(アマチュアです)
まず 相当な「カルトさ」に驚き、懐かしい奏者名や場所の名前に胸踊っています!
私は当年42歳で大阪在住です。
BPOは大阪で、Berlinで数度ききましたが、圧巻は’77にカラヤンが大阪に来た時の
「英雄の生涯」でした! (どなたか聴かれた方はおられるでしょうか?)
レコードではニキシュのモコモコ録音から80年代くらいまでは よく聴いていました。
ですから「お仲間」の末席においてもらってもお邪魔じゃないかな?と自分で思っています。
ということで 今日の話題は まずというか当然「ベルリンフィルのトロンボーン」のことですが
普通のオケのトロンボーンとは違った音を発してると思われた方がおられたらウレシイです。
あの楽器は ほとんどブレーメンにある「レッチュ」という工房で手作りで作られていて
生で聴くと音の周りにフリルの付いたようなこの上もなく不思議なきれいな音です。
ところが録音の段階では「マイク乗り」の関係で、「芯の音」ばかり拾ってしまって残念です。
具体的にはヨハン・ドムスさんはレッチェ、ウテッシュはエアフルトのクルスペですが
クルスペの方がさらにそれは顕著です。ホントはもっと広がりのある音なのですが・・・
と、Posauneの話題から始めましたが
ベルンブルガーシュトラーセ詣(もうで)も した者なので これからもヨロシク御願いします。