ベルリン・フィル掲示板
2002年5月


Re:Berliner Philharmoniker 投稿者:キートン先生  投稿日: 5月30日(木)20時46分56秒

BPOが上記名称に統一とは、小生初耳です。ということは、BPOという略語は使えないと思ったんですが、これ、よく考えると、独逸語じゃなくて英語の略語だと思うんですが、どうでしょう。ちなみにウィーン・フィルはWiener Philharmonikerで「VPO」なんですよね。だから、引き続きBPOでもいいかと・・…。(^^;

最上さん
今夜はケンペ&BPOのブラームスですか。いいですね。小生の方は多分、またアッバードのマラ9とマラ7になりそうです。徹夜のお仕事頑張って下さい。


Berliner Philharmoniker 投稿者:TW  投稿日: 5月30日(木)17時58分12秒

いつのまにか、逆に憶えていました。失礼しました。
最上さん、ご説明ありがとうございました。
これからは、名称が統一されて使われるのですね。
今までずっと使われてきた正式名称をやめて、Berliner Philharmonikerになるというのはおもしろいですね。
BPOが法人として独立するということも、ラトルの契約を少し遅らせた要求の一つだったの
でしょうか?


Re: 名称の件 投稿者:最上  投稿日: 5月30日(木)01時57分58秒

どうも,説明不足で失礼しました(_ _)。

2001年12月31日までは,ベルリンの州の公務員としての仕事の場合は,確かに,
Berliner Philharmonisches Orchester と名乗っていた訳ですが,
2002年1月1日より,独立した団体としての
Stiftung Berliner Philharmoniker と組織が変わったようなのです。

Stiftung というのは財団法人ということでいいのでしょうかね。

ちなみに,今シーズンのブレッターも,昨年出たものの表紙には,
Berliner Philharmonisches Orchester と書かれているのですが,
今年出たものは,表紙も Berliner Philharmoniker となっています。

PS.
今夜の徹夜の友は,ケンペ/ベルリン・フィルのブラームス交響曲全集。


 投稿者:icida  投稿日: 5月30日(木)01時12分29秒

はあ。おっしゃるとおりです。

ただし逆だと思いますが。


名称の件 投稿者:TW  投稿日: 5月29日(水)18時53分46秒

今日は。いつも、このページを楽しく拝見しております。
ベルリンフィルの名称の件ですが、以前どこかで、Berliner PhilharmonikerBerlinerと Berlin Philharmonisches Orchesterは別団体(使い分けている)と聞いたことがあります。
すなわち、前者はベルリン市に属し(団員は公務員)であり、定期演奏会などはこちらを使用し、後者は、レコーディングや演奏旅行などに利用する時に用いる、というものです。
自分できちんと確認したことはありませんが、確かに使い分けているなあ、と感じたことがあります。
どなたか、真偽のほどを教えていただけると幸いです。間違っていたら、ごめんなさい。


W杯ドイツ優勝ジンクス如何に? 投稿者:マラドーナ  投稿日: 5月28日(火)01時18分18秒

最上さん、お久しぶりです。

いよいよW杯も近づき日韓両国盛り上がりを見せていますね。
BPOに絡めたことでは「BPO常任指揮者交代直近のW杯でドイツは優勝する」
というジンクスが続くか否かというところが少し注目です。

旧西ドイツ優勝:1954年スイス大会(フルトヴェングラー→カラヤン)
  同    :1974年西ドイツ大会(カラヤン全盛期)
  同    :1990年イタリア大会(カラヤン→アバド)

個人的には、ドイツの優勝は厳しいと思いますが、ベスト4にはいくのではないかと
予想しています。何といってもドイツは2006年の地元での大会で絶対優勝したい
のではないでしょうか?

過去ドイツが優勝する時は、必ずその時点で最高の選手を擁するチームを抑えて優勝
しているので、2006年は決勝で、絶頂期を迎えたオーウェンのイングランドを抑えて
ドイツが優勝する、という可能性も十分にあると思います。もしそうであれば、ラトルの
心中もさぞ複雑なものとなるでしょうね。マスコミの話題になるかもしれません。

日本でのW杯開催は残りの一生の中で恐らくもう1回あるかないかでしょうから、
1ヶ月間思い切り楽しみたいと思っています。


アッバードのマーラー 投稿者:キートン先生  投稿日: 5月26日(日)23時12分37秒

最上さん
どうも、お疲れ様です。
シェーンベルクの「ペレアス」、小生も興味有ります。せめて、CD化でもしてくれないものでしょうかねぇ。小生この曲自体未聴なので、余計に是非ともアッバード&BPOの演奏で聴いてみたいものです。ドビュッシーの方は出てるんですけどね。いつか出るんでしょうか。勝手な妄想してる今日このごろです。
ところで、アッバードのマーラー9番、いいですね。VPOとは違ったBPO独特の重量感が出てましたねぇ。カラヤン時代のサウンドとは異質にはなってますが、やはり、他のオケと比較すると重みを感じますねぇ。あと残り2,4,6番ですが、過去の放送用録音もあるでしょうからね、どうせここまできたなら、BPOと全集作って欲しいです。と、これまた、勝手な妄想を抱いてる今日このごろです。


深夜のチャイコフスキー 投稿者:最上  投稿日: 5月26日(日)01時11分18秒

>キートン先生

書き込み,どうもありがとうございます。
アバドは,やはり,シェーンベルクの《ペレアス》が生で聞けなかったのが痛恨です。

さて,チャイコのCD,現在,2巡目です(^_^;)。
ちなみに,自宅は団地なので,私のところには高価なオーディオ装置もないですし,
ラジカセか,ヘッドフォンでのディスクマンです。

ただ職場だと,深夜はほとんど人がいないので
(もっとも,最近は,何故か,深夜のキャンパス内で遊んでいる学生が多くて,うるさい)
1万円の小型スピーカ(^_^;)の音量を高く上げて聞いているという次第です。
ということで,オーディオ環境は,いたって貧弱ですので,念のため。


お久し振りです 投稿者:キートン先生  投稿日: 5月26日(日)00時48分20秒

最上さん
お久し振りでございます。
以前数回投稿しました、キートンでございます。
とうとう、アッバードはBPOの音楽監督を勇退しましたですね。アッバードのいちファンである小生にとって、いやはや、感無量です。
思い起こせば、今より8年前の1994年10月14日。場所はサントリーホール。この日、アッバード&BPOの来日公演があり、私は大学の先輩に連れられ、初めて世界に冠たるBPOの生演奏を耳にしました。それまで、指揮者オーケストラの違いなど気にもしなかった私は、この日を境に急に本格的なクラシック愛好家へ変貌し、同時に熱烈なアッバード・ファンになったんですね。それからというものの、毎年大晦日のジルベスター・コンツェルトは欠かさず録画するわ、CDは月に20枚近く衝動買いはするわで、今に至りますが、いやはやあれからもう8年も経つのかと思うとしみじみ感慨に耽ってしまう今日このごろです。

ところで、「テンペスト」私も好きです。シカゴ響との録音もいいんですが、BPOとのモノはBPO独特の重量感があるし、管楽器もうるさくない程度にキチンとなってるし、シカゴのときよりも感情移入しているようで、よく聴きます。
だけど、今、書込みしながら聴いてるのは、新譜のマーラー9番です(^^;
最上さんのように大音量で聴ければいいんですが、ディスクウォークマンでコソコソ聴いてます。深夜で近所迷惑も考えると、どうしても・・・・・。

最近季節はずれの風邪が流行ってるようです。お体にお気をつけて、深夜のお仕事頑張って下さい。


テンペスト 投稿者:最上  投稿日: 5月25日(土)23時51分23秒

Abonnement のパンフレットも欲しいよぉ,とメールを出したのですが(^_^;),
返事が来ないですな。送ってくれるのか,それとも,無視されるのか。
もし送ってくれなかったら,BPOの部屋はもう止めにしましょうかね。
でも,その方が,せいせいされるのだったら,止めるわけにもいかないか(^_^)。

ちなみに,ベルリン・フィルは,今年1月1日に,Berliner Philharmonisches Orchester から
Berliner Philharmoniker に全面的に改称(改組)しているので,BPOというの略称は,
もう古いのでしょうかね。BPh という略称がいいのかどうか。
慣れるまで時間がかかりそうですが。(どなたか,アドバイス下さい。)

ところで,アバドとベルリン・フィルのCDで,珍しく?最近はまっているのが,
チャイコフスキーの幻想曲《テンペスト》。
残りの有名な3曲よりも,演奏のテンションが高くていいですね。
もちろん,この曲を初めて知ったのも,アバド指揮のヨーロッパコンサートでの映像。
アバドとベルリン・フィルの演奏で1曲選べと言われたら,この曲かな(^_^)。
このところ,深夜も職場で仕事をしていることが多いのですが,
このチャイコフスキーのCDをよく大音量でかけています。今も(^_^)。


Einladung zum Abonnement Saison 2002-2003 投稿者:広瀬  投稿日: 5月22日(水)13時15分11秒

最上さんこんにちは、広瀬です。
僕もフォアシャウが届かないものですから、連休明けにチケットオフィスにメールでお願いしたら、「スケジュールはホームページでみて下さい」と例年になくつれないお返事。ううむ、手にとってパラパラ見るのが楽しいのに・・・と思いつつ、報道センター(presse)にメールを出したら、早速Einladung zum Abonnement Saison 2002-2003が送られてきました。基調が黄色系になって従来とはイメージが変わり、中身も日にち順ではなくて定期公演のシリーズ毎になっていて、見にくいこと夥しい。でも、Berliner Philharmoniker Orchestra主催の室内楽も乗っているので、これが去年までのフォアシャウだと思います。メンバー表にパユもバボラクも載っていました。それとは別に後日Philharmonieとしてのスケジュール冊子が出るとのこと。それもメールでお願いしておきました。ただ、今年は切手代を請求されましたが・・・


ヨーロッパコンサート 投稿者:最上  投稿日: 5月22日(水)00時40分57秒

今年のパレルモでのヨーロッパコンサートのプログラムですが,

 ベートーヴェン:エグモント序曲
 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(シャハム)
 ドヴォルザーク:新世界

と,協奏曲が変更されたようです。
ドイツでは放送されているようなので,そのうちDVDになるとは思いますが。
なお,辻野さんのアバド資料館での情報によると,アンコールで
《シチリア島の夕べの祈り》序曲も演奏されたとか。

ケント・ナガノのDVD,確か,最初の《キャンディード》序曲とかがカットされたんですよね。
どうせなら,パイオニアから出て欲しかったです。

ところで,下のアブゲリノスさんの書き込みを改めて読み直してみると,
やはり来シーズンのBPOのフォアシャウは,ちゃんと存在するような。
BPOの事務局の姉ちゃんに,だまされたのかな。うーむ。
編集済


ごぶさたしてます♪ 投稿者:マーブル  投稿日: 5月21日(火)09時24分54秒

 しばらくロムらせてもらってました(^^; ヨーロッパ・コンサートのテレビ放映はないんですね(T_T) アルゲリッチ観たかった〜。けど、DVDは出るんでしょうか?
 あ、こないだ遅れ馳せながらケント・ナガノのヴァルトビューネのDVDゲットしました。(・∀・)イイ!! 林英哲さんがベルリンっ子からあんな風にスタオベもらってるのを観ると、何だかすごく嬉しいというか、誇らしい気持ちになりますね(^^)


来シーズンのBPO 投稿者:最上  投稿日: 5月19日(日)11時21分16秒

広瀬さん,素早いご紹介,ありがとうございました。
例年,冊子(Vorschau)が届いてから,ゆっくり手にとって眺めるのを楽しみにしているのに,
今年は全然届かないので,問い合わせてみたら,

 Sehr geehrter Herr Mogami,
 wir bieten einen neuen Service für unsere Gäste an.
 Es wird in diesem Jahr erstmals eine Spielzeit-Vorschau erscheinen,
 in der alle Konzerte der Berliner Philharmoniker und die
 der Gastveranstalter enthalten sind.
 Diese erscheint am 19. Juni 2002.

従来の Vorschau はなくなるのですね。それじゃ,辻本さんのサイトで紹介されていた冊子は?
と気になって,じっくり字を眺めてみたら,

 Einladung zum Abonnement Saison 2002-2003

アボ(定期会員)への招待。それにしても,BPOの定期会員って,空席待ちというようなこと
はないのでしょうかね。チェリ時代のミュンヘン・フィルは空席待ちとか聞きましたが。

という話はさておき,来シーズンからは,BPOだけの Vorschau がなくなって,
フィルハーモニーで開催されるコンサートが全部載った冊子になるようですね。

ちなみに,今度のインテンダントのオーネゾルク,前(カーネギー)の前の職場が
ケルンのフィルハーモニー。彼がここのインテンダントをしていた時代の Vorschau(1999/2000)
を,以前,デュッセルドルフ在住の親友O氏に送ってもらったことがあるのですが,
厚さが2センチもある,とても分厚いものでした。
今後は,ベルリンのフィルハーモニーも,BPOの本拠地としてばかりではなく,
ベルリンの文化施設の一つとして,グローバルに考えていくということなのでしょうかね。
(その考え方自体は,決して悪くはないと思うのですが,BPOだけのVorschauも,
 やっぱり欲しいような。分厚くなると,保存も大変だし ^_^;)

というわけで,まだあまりプログラムを詳細にチェックしたわけではないのですが,
ざっと見たところ,リヒャルト・シュトラウスの多さが目につきましたね。
シュトラウスは,やはりBPOの十八番として欲しいところなので,好印象を受けました(^_^)。
現代曲が増えるのも,打楽器に関心のある人間としては,大歓迎です。

ラトル/BPOの演奏は,2000年9月のヤナーチェクしか聞いたことがないのですが,
《タラス・ブーリバ》の終楽章,タンタタ,タンタタのリズムが繰り返すところなど,
ここまでテンポを速くするかと,びっくりするような攻撃的な演奏。
他方,弦楽器だけで優しく演奏するような個所では,いい顔をしながら
うっとりするような指揮ぶりも見せていたので,サウンドとしてはアバドよりも
楽しめるのではないかと期待はしています。
(《グレの歌》の録音でも,結構,後期ロマン派的なサウンドが楽しめるし)
このヤナーチェクもレコーディングしていたような感じだったのですが,
CDにはならないんでしょうかね。

http://www.kiwi-us.com/~tujimoto/Text/ab2002/ab020425.html


アバドの最後のコンサート 投稿者:最上  投稿日: 5月19日(日)10時26分00秒

アブゲリノスさん,hirobouさん

ベルリンでのアバドのラストコンサートのご報告,ありがとうございました。
楽員の世代の違いによるアバドへの反応の違い,大変に興味深かったです(^_^)。

《パルジファル》,私が見た前半チクルスはポラスキがクンドリでしたが,
マイアーの方が(ポラスキとは違い,衣装もスケスケのようだし ^_^;)
熱演でよかったようですね。うらやましいです。

マイアーは,イゾルデでは聞くことができたのですが,その時は,
地味な衣装のせいか,だいぶオバサンになったなぁという印象を受けました。


ウィーンでも,5月12日と13日,アバドとBPOの最後のコンサートが無事に終了したようですね。

個人的には,アバドが退任しても,それほど感慨もないのですが(_ _),
シェーンベルクの《ペレアス》は大好きな曲なので,
生で聞く機会がなかったのは,残念に思っています。

それにしても,今年の5月1日のイタリアからのヨーロッパ・コンサート,
日本では放送されないのですね。困ったものです。
昨年のヤンソンスのヨーロッパ・コンサートは,モーストリーの予定では,
6月8日未明にBS2で放送されるようですが。


アバド&ベルリン・フィル/フェアウェル・コンサート 投稿者:hirobou  投稿日: 5月 3日(金)20時10分10秒



25日朝に日本を発ち、25日夕刻ベルリン着、ホテルに荷物をブチ込んで
フィルハーモニーザールに直行、20:00開演のアバドがベルリンで指揮する
最後のコンサートを聴きました。

スウェーデン放送合唱団と共演したショスタコーヴィチの「リア王」が特に
素晴らしく、鋭角的で立ち上がりも速く、しかも一点の濁り、曇りもない、
こんなテンションの高い音を引き出せる、指揮者として今まさに絶頂にある
アバドが引退してしまうことが惜しくてたまりません。

マイアーの素晴らしい歌で聴いたマーラーの「リュッケルト・リーダー」、
いつまでも、この音楽が終わらないで欲しいと祈りながら聴きました。

客席は皆、いままさにピークにあるアバドが指揮活動の第一線から引退
することを心から惜しんでいたのでしょう、ショスタコーヴィチの
「リア王」が終わった後の全員総立ちのスタンディング・オベーション
では涙を拭っている人があちこちにいましたね。

ちなみに長らくソロ・ホルン奏者が空席だったベルリン・フィルに、
来シーズンから満を持してラデク・バボラクが入団するとのことです。


PS:
マイアーのクンドリ、リンデン・オパーで聴きましたが、あまりの素晴ら
しさに、しばらくクチが利けなくなりました。
特に第二幕で少年パルジファルを誘惑するシーンでの香しい色気、華のある
声、天井桟敷まで轟き渡るのに「決して強くない声」といい、そんじょそこら
の歌手では逆立ちしても真似出来ないでしょう。

客席が皆、同じ思いだったのでしょう、Very Good!、 Wonderful!との
言葉があちこちから飛び交い、まだ第二幕が終わったばかりなのにスタン
ディング・オベーションが沸き起こる有様で、いわんや終演後は誰も帰ろう
とはせず、床を踏みならす人も大勢いて、カーテンコールが延々30分間も
続く凄まじい熱狂ぶりでした。

来年のフェストターゲでは、4月13、21日にマイアー&ヘップナー主演の
「トリスタンとイゾルデ」が聴けますし、4月25、28日はラトル指揮する
「フィデリオ」が上演されますので、来年のゴールデンウィークもベルリン
に行っていそうです。


Solo Tp 投稿者:ヘボモンケ  投稿日: 5月 2日(木)01時59分18秒

アブゲリノスさん、こんばんは。

4月24日にソロTpのプロベシュピールがあったものの誰も受からなかったということですか。
貴重な情報ありがとうございます。

どのような方が受けられたのでしょうか。非常に興味があります。
また、関連情報等がございましたら、宜しくお願いいたします。


Re:配布CD 投稿者:ヘボモンケ  投稿日: 5月 1日(水)21時48分08秒

最上さん、こんばんは。

マーラー7番は、BS朝日の方も2001年5月5〜7日となっていましたからひょっと
したら、同じ音源なんでしょうかね?昨夜も再放送をやっていてまた見てしまい
ましたが、やはり良い演奏ですね。

ロ短調ミサの方は、FMで放送されたのはザルツブルクの方ではなかったですか。
録音を探してみましたがどうも見つかりませんでした。(途中の話が長くて、
2時間テープぎりぎりに収まった放送でしたよね。)あの演奏のグロート氏、
最上さんもおっしゃっていたと思いますが、ミスはあったものの、引退を飾るに
相応しい演奏をされていたと記憶します。そして(おそらく)2ndを吹いている
クラモー氏との掛け合いも素晴らしい。あの演奏と同時期の別録音だとすると、
大変興味があります。*** していただけるようであれば、是非お願いしたいと
思いますが・・・(***って***のことですよね。^_^;)

BPOの音の厚みとクリストの話の件、大変興味深いです。クリストは首席就任
の時からあのような髪型(?)をされてましたので、あまり歳をとられたように
思っていなかったのですが、もう20年以上首席奏者を勤めていたのですよね。
最上さんがおっしゃるように、今のBPOでも70年代のような分厚いサウンドが
出せないことはないのでしょうけど、指揮者も、奏者達自身も、違う方向性を
指向しているのでしょうね。

BPOに関しては、最上さんや常連の皆様からの質・量ともに得難い情報がここでは
得られるため、頻繁にお邪魔をさせていただいています。ですから、ここが
なくなってしまうのは、私も一参加者としては非常に残念です。是非これからも
存続していただくことを希望いたしますが、現状や将来には希望が持てず、
過去の良かった時代を懐かしむだけのような状況になってしまうのであれば、
やはり空しいかもしれませんね・・・


Solo Horn 投稿者:アブゲリノス  投稿日: 5月 1日(水)21時39分25秒

最上先生、度々失礼しますm(^^)m
ゾロホルンにバボラークが受かりました。すでに来シーズンのフォアシャウに載っています。
ゾロトロンペーテは4月24日にプロベシュピールがありましたが誰も受かりませんでした。
それにしても新しいフォアシャウ、レイアウトが変わってしまって以前のに慣れている私は
読み辛いです。では。


Abbadoベルリン最後の演奏会 投稿者:アブゲリノス  投稿日: 5月 1日(水)19時30分21秒

最上先生、ご無沙汰です。
先日、クラウディオのシェフとしてのベルリン最後の演奏会を聞いてきました。ショスタコーヴィッチは、ビューネの上空に4枚のスクリーンを設置し、映像を見ながらの演奏でした。
マーラーのヴァルトラウト・マイアーは、相変わらずの安定した歌唱で恐れ入りました、って感じ。同時期にシュターツ・オーパーのフェストターゲでクンドリーも歌っていました。
終演後、クラウディオは聴衆から盛大な拍手と沢山の花をもらっていました。(花は上から投げつけられていたように感じたのは私だけでしょうか?)オーケストラが退場してから一度だけビューネに呼び出されて聴衆に挨拶していました。
オケの若手楽員はクラウディオに対して拍手していましたが、カラヤン時代からのメンバーは全く拍手していなかったのがとても印象的でした。
現在のベルリン・フィルに対するご意見、私も全く同感でございます。残念ながら‘上手な普通のオーケストラ’になってしまったと思います。往年のエネルギーはもはや感じることは出来ません。非常に残念でなりません。サイモンはあの重厚なサウンドを取り戻してくれるでしょうか?