こんにちは、ユウキのちちです。
最上さま、歓迎いただきありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
さて、ベルリンフィルの新シェフとしてのラトルの登場が本当に待ち遠しい今日このごろですが、初めて彼がベルリンフィルを振るのを見たのは、WOWOWで中継した97年の「幻想交響曲」でした。あれは本当にすばらしい演奏で、特に第5楽章のアッチェレランドの凄まじさは、オケが崩壊寸前でかろうじて持ちこたえたという感じで、ヴィルトゥオーゾ集団を(いい意味で)あんなに緊張感を持たせるのはすごいと思ったものです。(しかもラトル自身はなんて楽しそうに振っていること!)
以前の投稿で、「ラトルのドライブ力に期待」と書きましたが、彼の一番の才能は、正にオケを引っ張っていく能力ではないでしょうか。オケに本気を出させる能力と言い換えてもいいかもしれません。ベルリンフィルもやはり今一度カリスマの登場を求めたというところでしょう。
カラヤン、アバド、ラトルの中で、指揮の分かり易さという意味では断然70年代までのカラヤンでしょう。数々の映像では、目をつぶり自分に酔っているようにしか見えないかもしれませんが、運動神経に優れた振り方で、実は演奏する側にとっては本当に分かりやすい指揮でした。有名な77年の第9の映像はその白眉で、例えば、fgへの手首のほんの小さな合図で始まる第3楽章や、凡庸な指揮者なら「ワン、ツー」と休符の部分を振って始める終楽章の冒頭を「ウーン」と手を振り上げるだけで始めるなど、一見理にかなってないような指揮振りなのに、演奏者にとってみると不思議にそのやりたいことが伝わってきて非常に分かりやすく、正に天才の仕業としかいいようがないものでした。
対してアバドは、真摯に音楽そのものを追求するあまりか、先振り(=指揮者がオケをドライブするため、通常、オケよりよりほんの少し先に振っていくこと)の度合いが年々ひどく(オケなどお構いなしに)なっていき、残念ながらオケにとっては分かりにくさが年々増してしまっていました。小生が見学の機会を得ることができた96年の日本公演のシンフォニーホールでのリハーサル(そのときの曲目も第9!)でも、早振りのやり過ぎとあまり運動神経がよくないのに指揮を簡略化することでオケが危うくなり、ついには曲が止まってしまい、ステージ上でflのパユがオケを代表してアバドに直訴し振り方を変更してもらうという出来事がありました。(本番の演奏も淡泊な感動のないものでした。翌日の「復活」は本当に感動的だったのに…不思議)
さて、ラトルもかなり先振りが激しい方ですが、オケに集中力を持たせるようかなり意識的にそうしているような気がします(推測ですが)。BPOに初登場となった87年のマラ6(必至でエアチェックした小生の愛聴テープ)でも、終楽章でやはり彼のスピードにオケがついていくのが精一杯で危うい部分もありますが、曲が曲だけに崩壊寸前で何とか持ちこたえているオケが正に鬼気迫る演奏を聴かせ、これがラトルの狙いなのかなと思ったりしました。
皆さんは、どう思われますか?
いずれにせよ、本当に楽しみなラトルですね。
※ ラトルの「幻想」については、クレッツアー(tp)の第2楽章の見事なオブリガート吹奏や例の鐘の様子、hrの見事な飛び出しなど、本当に見どころ(聴きどころ)満載の演奏会でした。詳しくは、BPOの4種類の「幻想」を比較した拙文(99年拙オケの演奏会プログラムに掲載したもの)の中で記載していますので、興味があればご覧ください。
http://member.nifty.ne.jp/musikferein/pastconcerts/essay_14.html
ではまた。
最上さん、今晩は。
57年のベルリン・フィル仙台公演の情報有難うございました。
カラヤンが病気、シュヒターに気を使った、プロペラ機を怖がった、等々色々な事が言われているのですね。
今から45年前の事、真実はどうだったのでしょう。
何れにせよ57年の仙台公演はカラヤン指揮ではなかったということで演奏史のほうは解決です。
有難うございました。
86年の小澤指揮/ベルリン・フィルのサントリーホールの公演は私も聴きに行きました。「英雄の生涯」とブラームス1番の2日です。
カラヤンのブルックナー9番とベートーヴェンの3番の2日間のチケットをやっとの思いで入手したのですが、カラヤンが来日できずに残念でした。
演奏終了後「ザ・オーケストラ」という本に楽団員にサインをしてもらいました。
hirobou さん
詳細なご報告,大変に興味深く読ませていただきました。どうもありがとうございました。
ラトルと後期ロマン派との相性も,そう悪くはないのかなという気もしてきているので,
私も一応,今後の活躍を楽しみにしてはいるところです。
イースターもワーグナーの『指環』が始まったら,また行こうかなと思っています。
また今後ともどうぞよろしくお願いします。
Concolorさん,
先週は,夏休みでその仙台に帰省していたので,コメントが遅くなり失礼しました。
(それにしても,高松─仙台間の直行便が今年からなくなったので,移動だけで疲れてしまった。
私もたまに喫煙するけど,混雑期の新幹線の指定席は,全部禁煙席にして欲しいもんですな。)
ロメリアンさん,詳しいご回答,どうもありがとうございました。
57年の仙台公演をシュヒターが代わって指揮したという話は,大町陽一郎氏が今から20年位前,
仙台の某大学オケで「ドン・ファン」を指揮した演奏会のプログラムでも書いていて,
それで初めて知った記憶があります(たぶん,曲目も「ドン・ファン」に変更になったのかも)。
このプログラム,今回実家で探してみたのですが,もう処分してしまったようです。残念。
57年の来日公演に関しては,細野達也『ブラボ! あの頃のN響』(三省堂教育開発)も
詳しいですね。いろいろと面白い話も多く,参考になります。
この本では,シュヒターについては,以下のように書かれています。
あとになって関係者の間では,「カラヤンがシュヒターに気を使って,一晩チャンス
を与えるために,仮病を使ったのさ」という噂も聞こえてきたが,さて真偽の程は,
どうだったのだろう。
『別冊レコード芸術1998』に載っている大町陽一郎の文章では,
当時,羽田─仙台間の空の便は単発か双発のプロペラ機が使われ,それを怖がった
カラヤンがシュヒターに仙台行きを命じたのが真相である。NHKとしても全部カラヤン
に指揮してもらいたかったが,咳をして病気だと言い張るカラヤンには勝てず,
シュヒターが代役となったのである。
と書かれています。まあ,いろいろ事情があったのでしょうね。
ヘボモンケさん,
クレッツァー氏による貴重なお話,ありがとうございました。
こういった過去の証言は,大変に興味深いので,またよろしくお願いします。
ユウキのちちさん,
またまた心強い方のご登場,大変うれしく思います。
「ローマの松」も「英雄の生涯」もベータなので,近々デッキを買って再視聴するつもりです。
さすが,トロンボーン奏者だけあって,ヴィーヴィナーの件もお詳しいですね。
あの自殺したという話は,結局,どこから出たのでしょうかね。
都市伝説ならぬ,ベルリンフィル伝説とでもいうべきか。
今後とも気軽にどうぞよろしくお願いします。
ヘボモンケ殿、やはりバレましたか(わかるっちゅーに)。
BPOBQの演奏会の後は所用ですぐ帰ってすいませんでした。またよろしくどうぞ。
ところで、小ネタを一つ。
かなり以前の話で恐縮ですが、過去ログを見て、カラヤンの日本公演でボレロでボロボロになったposaune奏者/Eckart Wiewinner氏の話題が出ておりましたが、彼は現在も健在で、ハンブルクフィル(=ハンブルク歌劇場オケ)で吹いているようです。
よかったですね。
ではまた。
またマニアックなお方、誰かと思えばxxxxではないですか。(ちなみにHNの「ちち」は「乳」ではなく
「父」ですな。)先月のBPOBQ名古屋公演でまた会えるかと思っていましたが、会えませんでした。
終演後合流したTpのxxxの話では「会場で誘ったけど帰った」とのこと。あの後メンバーと御一緒したので、
残念でした。また、こちらでも宜しく。(私信になってしまいました。皆様、すみませんです。)
ふたたび「ユウキのちち」です。
オザワ/BPOの「英雄の生涯」の話を記憶で書いていて、やはり聴きたくなり当時録画したビデオテープを探しまくったところ、何回かの引越によってなくなったものとあきらめていたテープが見つかり久しぶりに見てみました。
まだ40代若き(?)オザワともっともっと若き安永氏の力演に感動が蘇ってきましたが、一部記憶違いがありましたので訂正します。
KLのトップはライスターではなくブラントホーファーでした。
ちなみに弦のトッププルトは、1st:安永/スタブラーバ、2nd:マース/ヴェストファル、va:レーザ/クリスト、vc:ファウスト/ボルヴィツキ、kb:ツェペリッツ/シュトールというカラヤンの演奏会そのままにすべてソロ奏者で固めていました。
あと、E-hrはシュテンプニクがすばらしいソロを聴かせてくれていました。
ではまた。
こんばんは、「ユウキのちち」と申します。
ワタクシ、名古屋のアマオケでtrbを吹いておりまして、ヘボモンケ氏とは多分古いつきあいの者です。
今春ブロードバンドに乗り換えインターネット環境が改善して、数ヶ月前にやっとこのようなすばらしいHPを発見し、皆さんの興味深い話に耳を傾けて(?)おりましたが、4半世紀にわたり愛してやまないベルリンフィルについてのうんちく話にワタシも参加したく投稿しました。よろしくお願いします。
さて、hirobouさん、初めて聴かれたナマの「英雄の生涯」って77年のフェスティバルホールですか?いや、まさか、73年のNHKホール?ゴールウェイがトップ吹いてたという?いずれにせようらやましい限りです。
ところで、BPOの「英雄の生涯」といえば86年サントリーホールのこけら落としでカラヤンの病気代役でオザワが振った演奏会もよかったですね。(カラヤンの当初予定だったブル9が聴きたくて1時間以上も電話してやっとチケットを取ったにもかかわらず仕事が入り、友人に泣く泣く譲った思い出の演奏会でもありましたが、曲が英雄の生涯に替わって、結局TVで鑑賞しました)
「戦場」のところでは、Es-trpのトップのクレッツアーが、同じ旋律を1回目と2回目でB管とC管を持ち替えていたり、B-Trp(グロート他)の旋律にもかかわらず、カメラが何も吹いてないクレッツアーをずっと撮していて妙におもしろかったり、hrの横あたりのマイクが音を良く拾っていたせいで、普段きこえないようなhrの低音が妙に目立ったりと、なかなかおもしろい映像でした。他の管では、flツェラー、obコッホ、klライスター、fgピースク、hrザイフェルト、trbはたしかウテシュ、ドムス(2nd!)、チースリクという面々でまさにカラヤン黄金期のサウンドが健在でした。そうそう、田宮堅二さんもエキストラで吹いてましたっけ。いずれにせよ感動的な演奏で、曲の最後の方のザイフェルトと安永氏の掛け合いは本当に涙もんでした。
来年のラトルの演奏会も、彼のオケのドライブ力で往年のサウンドを蘇らせて欲しいものです。
ではまた。
今日は。
ロメリアンさん、今日は。お教え頂き有難うございます。お手数をおかけしました。
仙台公演ではカラヤンは指揮しなかったのですね。
ヨーロッパの大雨、被害も甚大なものになっているようで、お見舞いの言葉すら思いつかないぐらいです。もう少しで2002/2003シーズンが始まろうという時期ですが、何とか復旧してほしいものです。人々の生活も音楽界も。
私の手元に人からもらった古い「音楽の友」のバックナンバーがありまして、その中に、大町陽一郎氏の回想録らしきものが連載されています。この人、57年のBPO公演に通訳兼助手として参加していまして、仙台公演について以下のように書いています。
「(カラヤンは)風邪をひいてしまったとして、仙台の音楽会には、代わりに(副指揮者として参加していた)シュヒターが行くことになり、私(大町)も同行した。」
後日談もついでに引用しておきます。
「(シュヒターは)北ドイツ風の実にいい音楽を振っていた。これで見込まれてN響の録音を振り、シュヒターが日本に来る機縁となった。」(そう言えばこの人、N響の指揮者でしたっけ)
BPOとは全く関係のない話題ですが、ドレスデン旧市街が水没している写真を見て、唖然としています。オペラハウス再開のめどがたたないというのも、致し方ないでしょうね。
こんにちわ、hirobouです。
いま、ルツェルンにおります。
9月からベルリン・フィルの芸術監督に就任するラトルの、フリー
ランサーとしての最後のコンサートで「英雄の生涯」が取り上げ
られるため、もう堪らず、12時間かけてルツェルンまで来ました。
朝10:00から始まったラトル&バーミンガム・シティ交響楽団の
ゲネプロが、さきほど、終わったところです。
もう素晴らしいの一言です。
これを聴くために、はるばるルツェルンまで来た甲斐がありました。
「英雄の生涯」のナマ・ステージは、私が高校生の時、カラヤン&ベル
リン・フィルの来日公演で聴いたのを皮切りに、多くのマエストロの
指揮で聴いて来ましたが、今夜、2時間後にラトルが指揮する「英雄の
生涯」は、間違いなく生涯、記憶に焼き付いて離れない、「英雄の生涯」
の最高のステージとなることでしょう。
リハーサルの間、ずっと鳥肌が立ったままで、4年前、東京オペラ・シティ
で「何だ、これは!」と腰を抜かして聴いた、ラトルの、あのマーラーの
交響曲第7番を、まざまざと思い出させてくれました。
バーミンガムが相手なので英語でのリハーサルでして、ラトルの指示と
楽員の反応が、私でもリアルタイムで理解出来るため、非常に面白かった
です。
昨年から今年にかけて、ラトルがウィーン・フィルやフィラデルフィア
管弦楽団を指揮したステージを聴きましたが、ラトルの音作り、彼の
やりたい事をバーミンガムが十分に体得していることもあるのでしょう、
細部に至るまで抜群の仕上がりでして、今夜はヘンツェの交響曲も上演
されることもあって、ルツェルンに来る前に、地元でみっちり仕上げて
きたことがありありと分かります。
6月の最後のステージから40日ぶりに現地集合して、数時間のゲネプロ
を数回やっただけで、夏休みボケが抜けないまま、各地のフェスティヴァル
で本番ステージに臨んだMETオケとはエライ違いです。
過去に聴いたラトルのステージから「戦場の英雄」でパワーを全開させる
スペクタキュラー路線を想像していたのですが、さすがにベルリン・フィル
の新しいシェフに選ばれるだけのことはありますねえ、最後の「英雄の引退」
を聴かせる全体設計でした。
ラトル先生、やっぱり奥が深いですわ。
単なる過激派のオニイチャン指揮者ではないことを改めて思い知りました。
「英雄の引退」ではスコアの指示より、さらにテンポを落とすよう、執拗に
指示しても音楽の緊張が途切れず、ピーター・トーマスのヴァイオリン・
ソロが良いこともあって、ここまでタップリと歌い込んで、音楽を横揺れ
させる叙情的なラトルを初めて聴きました。
「英雄の引退」は7〜8分の箇所ですが、ここだけは何度か繰り返して
いましたから、ラトルのこだわりもここなのでしょう。
勿論、音のエッジをガンガン立てて3倍速で煽りまくるラトルも大健在
で、リハーサルを見学していた人が10数人だったこともあってか、それ
こそ「戦場の英雄」ではホール全体が揺れていました。
豪放磊落な一筆書きを一切排除して、細部にこだわり、ユニークなデフォ
ルメを施すのも相変わらずですが、トゥッティでどれほど大音量の咆哮に
なっても細部の解像度が落ちないキチッとした音作り、アンサンブルの
要求精度の高さ、
妥協せずに楽員にそれをキッチリと要求し、短時間で実現させるコミュニ
ケーション能力、分かり易いバトン・テクニック等々を目の当たりにして、
ラトルが現代の指揮者の最高峰であることを痛感しました。
昨夜聴いたレヴァイン&METも素晴らしかったのですが、まあしかし
ゲネプロとは言え、こんな段違いなものを聴かされると、どんな演奏も
吹っ飛びますね。
ラトルはベルリン・フィルでは2003年3月の定期公演で、この「英雄
の生涯」を指揮する予定ですが、もう一度ベルリン・フィルでも聴いて
みたいものです。
1月の定期公演で指揮する予定の「ロメオとジュリエット」「春の祭典」
ともども、楽しみにしています。
ラトルのベルリンでの大きな成果を期待したいものです。
今晩は。
1957年のカラヤン/ベルリン・フィル来日公演について質問があります。
最上さんのご好意で1957年来日公演のプログラムを参照する機会を得ました。有難うございました。そのプログラムによると1957年11月21日に仙台公演が予定されています。
KARAJAN CENTRUMの記録では公演都市が"TOKYO?"になっています。
ONTOMO MOOKにはこの日の演奏会の記録はありません。
Huntの"philharmonic autocrat 2"にはこの仙台公演はWilhelm Schuechterが指揮したとあります。
実際の所この日の演奏会の指揮はカラヤンだったのでしょうか。ご存知の方がいらっしゃいましたら是非教えていただきたくお願いします。
皆様、今晩は。
tomohiさん、早速の御返答ありがとうございました。84年大阪公演の録音の音質、やはりあまり良くは
ないのですね。でも、当時の地上波の録画ビデオの音質に比べれば随分良いようですし、皆様からの情報
ではDVDでの発売も予定されていないようですので、CSで放送されたものの録音は貴重な音源なのですね。
誰か録画をした者が廻りにいないか探してみます。
ソニーに電話をかけて、確認をしてもらいました。
本国(ということはハンブルクの本社?)で発売予定はない、との返事でした。
以前どこかで見たことがあるのですが(ここ?)、映像の状態がよくないために
リリース不可能なのか、よくわからないのですが、いずれにせよ日本のソニーでも
あまり深入りして質問できなかった、といわれてしまいました。
1979年の北京ライブの映像も残っていないのでしょうか?
宮崎さんのPIPERSの文章によれば、カラヤン自身もテレビ撮影の実地指導をしたとのこと。
文章と写真よりモーツァルト39&ブラ1、ベト4&7のコンサートは確実にテレビ映像収録
しているようです。(ドボ8&展覧会は不明)
個人的にはフォーグラーが「狂乱の酒神バッカスの化身となってティンパニを叩きまくっている」ベト7を是非見たいものです(録音だけでもいいのですが)。当時北京でTVを見た方はいない
でしょうか?最近中国で大量の海賊盤を押収・処分していましたが、あの中に録音でも残ってい
ないのかなぁと想像してしまいます。
あと79年の普門館でのマラ6ライブの写真を見ると天井からマイクが釣り下げられていますが、
放送はなかったものの試験的に録音されていないのかなぁと微かな期待を持ってしまいます。
第一楽章の繰り返しの有無もハッキリしますし。
こんばんは、はじめて投稿します
話のつながりがあまりないんですが、DVDで思い出したのですが、
去年と今年のヨーロッパコンサート等のDVDは発売されないんですか?
どなたか情報を持っている方がいましたら、教えてください。
私と行き違いでの投稿となったようです。
下でも投稿させていただきましたが,音質ははっきりいって良いとは言えないですね。
以前友人に,地上波のビデオテープを見させてもらったときに比べたら音質は段違いに良いのですが・・・。
衛星放送の音質の良さに慣れてしまうとちょっと気になってしまいます。
Concolorさんからの情報を見させていただいて,DVD発売が期待薄となってしまったことは少し残念です。
しかしながら,大阪公演でのローマの松ライヴその他は,クラシックファンの間では(少なくとも私の周りでは)知らない人がいないほどすばらしい演奏で,DVD化すればかなり評判を呼ぶと思います。
たしかに放送時における音質は衛星放送にしてはあまりよくなく(ボリュームを上げるとザーザーうるさい。衛星放送は音質がいいはずなのですが・・・),発売には躊躇するのかもしれませんがぜひ発売していただきたいものです。
ソニークラシカルさん,重ねてお願いいたします。
tomohiさん、Concolorさん、今晩は。
84年の大阪公演、84年当時とカラヤン追悼番組で再放送されたものの録画を所有して
いますが、演奏はドンファン、ローマの松ともに素晴らしいですね。当日会場におられた
方々の感想も素晴らしかったとのことですね。この演奏、元々映像を発売する予定だった
にも関わらず、その後、発売されていないそうですが、何か理由があったのでしょうかね?
このままお蔵入りしてしまったのでは、頑張って口パクをしたプラット氏の努力(?)も
報われないですね。今年の正月にCSで再放送されたよう(残念ながら当方視聴ができない
)ですが、この音源、画質はともかく音質は良好に記録されているのでしょうか?
当時の地上波の音質は非常に悪かったので、この演奏、一度良い音質で聴いてみたいと
思っています。
今晩は。
「ローマの松」の話題が出ているので少し参加させてください。84年の来日時の大阪ライヴは同好の士にヴィデオをダヴィングしてもらって鑑賞しています。「ドン・ファン」と共に是非正規映像で発売して欲しいと願っています。
ソニーが全34タイトル怒涛の発売と謳って来年まで次々にDVD発売をアナウンスしていますがLDで既に発売されているものだけのようです。大阪ライヴや「ミサ・ソレムニス」「ベートーヴェンとブラームスの序曲集」はLDの時発売予定ありとされたまま未発売状態の3点は今回の34点には含まれていません。
是非ともDVDでの発売を望みたい所です。
ヘボモンケさんのローマの松についてのコメントを見て思い出したのですが,最近,「テレモンディアルがソニークラシカルに残したカラヤンの映像を全34タイトルDVD化!」ということで,ソニークラシカルから続々とDVDが発売されていますね。(とりあえず「英雄の生涯」買いました。)
かの大阪公演でのカラヤン「ローマの松」もテレモンディアルが原版を持っているらしいので,そのうちDVDで発売される可能性が高いと私はふんでいます。
クラシカ・ジャパンでは今年の正月にすでに放送され,「ローマの松」ファンの私にとってはとてもうれしい出来事でしたのでDVD化されたら真っ先に購入するつもりです。
ソニークラシカルさん,よろしくお願いします。
以前こちらで議論になりました、84年の大阪での来日公演でのローマの松のカタコンブの
Tpのオフステージソロの奏者について、先月クレッツァー氏にお話を伺う機会がありました
ので、御本人に確認をしてみました。この演奏会は、グロート氏と同様「カラヤンが振り
間違えた」ということで大変印象に残っているようで、その時のカラヤンの様子をうれしそ
うに話してました。(カラヤンのチョンボが団員には余程うれしかったのでしょうかね。)
で、カタコンブのソロについては、やはり舞台裏でクレッツァー氏が吹いたそうですが、
「舞台裏用にカメラが用意出来なかったので、舞台上のカメラを使って、プラット氏が吹く
真似をしているところを映した」そうです。「プラットは吹くカッコだけをしていたんだ」
と、とてもうれしそうに話してくれました。やはり、カラヤンが自分とTpのベルが重なった
映像を自分で希望した模様ですが、舞台裏では上手く映せなかったのではなく、当日朝日
放送側が舞台裏用の余分のカメラを用意していなかったのが、その理由なのですかね。
今年のヴァルトビューネですが22:00からの「芸術劇場」の枠内での放送だそうです。
10月20日に今年のヴァルトビューネが放送されるんですね。楽しみですー♪ こないだの、今年のヨーロッパコンサートもなかなか良かったですね。シャハムのブラームスも気に入りました(少なくともBPO来日の時のムローヴァのよりは私はスキ)。マイヤーのソロもナイスだったし☆ さすがに「新世界」も上手かったけど、アンコールの「シチリア島の夕べの祈り」序曲が一番まとまってたような(^^; 会場の雰囲気もステキで、「私も現場へ行って、メンバーに花ぶつけたかったなぁ」なんて思ってしまいました(笑)。
さて、秋はベルリン・フィル関係のアンサンブルがまたちょこちょこと来日するようなので、忙しくなりそうです(^^;;;
ベルリン娘さん
最新情報,どうもありがとうございます。
まったくの時期外れですが,まあ,何とか今年中には放送されるわけですね。
ヤンソンス指揮の《ワールド・アンコール》。しかしまあ,よく20曲も演奏したもんですね。
私も楽しみですが,教育TVということは,今度は地上波先行なんでしょうか。
ちなみに,ハイビジョンで放送されたヨーロッパコンサートは,もちろん鑑賞済みです。
会場が非常に沸いていた雰囲気は,よく伝わってきましたが。
(序曲に関しては,アバドのベートーヴェンは,相変わらずつまらないなという印象。
ウィーン・フィルとのときは,全然よかったのにね。
協奏曲は守備範囲外なので,コメントは省略。たぶん,よかったのでしょう。
「新世界」は,アバドが曲に共感して取り上げていることは,よくわかったけど,
オケがベルリン・フィルである必然性が感じられない演奏だったというか。
ドミニクのイングリッシュホルンは絶品でしたけどね。)
お久しぶりです。毎日暑い日が続きますね。
ところで、10月20日にNHK教育テレビで今年のサマーコンサートの模様が放送されるそうです。ちょっと時期外れのような気もしますが・・・。昨日もBSで'99のヨーロッパコンサートを今ごろ放送してるしあまりベルリン・フィルには力を入れてはいないようですね。とりあえず10月の放送を楽しみにしたいと思います。
今週は,ボンのライン=ジーク大学から,集中講義のために,フェ−マース教授が来られ
http://www.fh-bonn-rhein-sieg.de/personen/femers.htm
(一緒に来日したご主人も,ベルリン工科大の教授)
私も小豆島に一緒に出かけたりしました。それでは,最近の近況ということで(^_^)。
たぶん,来週中に帰省すると思います(いわゆる帰省ラッシュが過ぎて,やや空いた頃に)。
8月の第3週は,仙台にいるはずですが,8月20日だけは上京して,なぜか東京ドーム。
やはり,家族がいると,面倒ですな。
本当は8月11日に,東京に寄ってから,仙台に帰れるとよかったのですが。
14:00〜 フィルハーモニア・スプレンディダ
ニールセン「不滅」他
18:30〜 ジャパン・フレンドシップ・フィルハーモニック
サン=サーンス「オルガン」他
昼はもちろん「不滅」のティンパニに興味があるし,夜はゼーガースに師事されてる方が
ティンパニを担当するそうなので,勉強のためにも,聞いてみたかったのですが。
恥ずかしながら,全然,行ってません。
7月12日 大阪フィル定期(ベルリオーズ:レクイエム 秋山和慶)
7月18日 広島響定期(ショスタコ:S7「レニングラード」 井上道義)
この二つは,非常に食指をそそられたのですが,結局,仕事が片付かず,断念しました。うーむ。
どこかで,話題になっているサイトはありませんかね。
ベルリン・フィル関係のアンサンブル,ぶらあぼ7月号でも紹介されてましたが,
http://homepage1.nifty.com/bpo/bilder/bph0207.jpg
この近辺に来てくれませんと,なかなか行けませんね。
この中のフィルハーモニア・カルテット・ベルリンは,11月来日なんですね。
11月19日が徳島公演。この日は火曜日で,私の徳島への出向日。これは,ラッキー!
と喜んでいたら,この日は,高松では年に一度の外来オケ公演の日。
http://www.kimai-net.gr.jp/kyouiku/kenminhall/event/etebori2.htm
ヤルヴィ/エーテボリ響で,マーラー「巨人」他。
(しかも,職場の厚生予算から,チケットが配られる可能性が大)
隣県とはいえ,こんな田舎で,バッティングしないで欲しいもんですな。
徳島でもベートーヴェンの後期作品が演奏されるなら,オケよりもカルテットに
したいような気持ちもありますが,どちらにしましょうかね。
そろそろ,カラヤンのDVDも揃え始めようかと動き出してるのですが,
ユニバーサルのベートーヴェン全集(ユニテルの方)が,もう廃盤だとか。うーむ。
まあ,分売で買えばいいのでしょうが,分売を箱に入れてセットで出たのが欲しかったのにね。
このセットの全集は,雑誌で確認したら,限定盤だったとか。うーむ。
カラヤンのソフトは,やはり,今でも売れるんでしょうかね。
いよいよ8月ですが,まだまだ学期末の業務が残っていて,
落ち着けるのは,もう少し先です。うーむ。
その間,掲示板での問い合わせにお答えいただいた広瀬さん,ロータリーさん,ぐ。さん,
いろいろありがとうございました。
ヘボモンケさん,いつもながらの有益な情報,今後ともよろしくお願いします。
ハーベスさん,カラヤンが四国に来たのは,1966年4月のようですね。
私もあのホールに行くたびに,ここでベルリン・フィルが演奏したのか,といつも思っています。
最上社中の写真は,私のHPからたどっていくと,どこかで見れるはずです(^_^;)。
Concolorさんのカラヤンのサイト,まだご存知ない方にはお薦めです。
私も楽しみにしています。
http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/2889/
さて,FMでのベルリン・フィル・シリーズ,だいたい1日遅れで録音を聞いていますが,
パルジファル・ツィクルスの曲は,難しい曲ばかりですね。
とはいえ,聞けるのは,ありがたいことだと思っています。
フィルハーモニーの新しい分厚い Vorschau に,おそらく久しぶりの団員の集合写真が
載っています(数えると95人なので,全員ではない)。
このぐらいの解像度で,2週間ぐらいだけならいいかなと,
下記のところで見れるようにしておきました。
下の写真で腕を組んでいるのは,ホルンのヴァレンドルフとサラ嬢ですね。
上の写真の後ろの右の方に,あごひげを生やしたパユも写っているような気がするので,
4月以降に撮った写真でしょうかね。
写真の中で名前を知りたい団員の方がおりましたら,掲示板なりメールなりでご質問下さい。