僕も同感です、ラトル・ベルリンフィルは間違いなく世界で一番上手なオーケストラだと
いえると思います。ただカラヤンの時代のオケは同じ世界一のオケとしても別格でした。
一部マニアの方には、アンチ カラヤンだといわれる人がいるようですが、
大曲やオペラなど曲全体のバランスと構成、またカラヤンが作り出す絶妙なサウンドは、
これを超える音楽を作り出す指揮者はざらにはいないと思います。
帝王カラヤンならではの、キャスティング、良くぞここまで超一流の歌い手を集めたものだと、
残された遺産を聞き、彼の偉大さを実感しております。
こんにちは。カラヤンの普門館ライブを聴きました。
私は、当時中学3年生でした。それまでクラシック音楽は学校での音楽の時間以外には聴いたことがありませんでしたが、たまたま自宅で見つけた運命のレコードを聴いて衝撃を受けました。カラヤン・ベルリンフィルの演奏でした。カラヤンの名前は聞いたことすらありませんでした。
数ヶ月後、ゴールデンウィークにNHK-TVで小曲を中心としたジルベスターコンサートでのカラヤン・ベルリンフィルの姿が放送され、以来、取りつかれてしまいました。
間もなく、カラヤンの来日を新聞で知り、学校を休んで、北海道から聴きに行きました。今思うと、不良少年ですね。未完成、チャイ5,ドボ8、展覧会の絵、そして第9。今回のCD、特に演奏直後のブラボーの絶叫を聴くと当時のことがまざまざと思い出されます。コッホが大きな体を揺すりながら吹いている姿が今でも目に浮かびます。カラヤン・ベルリンフィルの当に絶頂期でした。
カラヤンの演奏を最後に聴いたのは、亡くなる前年のザルツブルクでのブラームスのレクイエム、そして、ルツェルンでのブラ1でした。前者では、開演直前までコッホが一人舞台でずっと練習していた姿が、後者ではコンマスのシュヴァルベの美しいソロがとても印象に残っています。
プロムスでラトル・ベルリンフィルを聴きましたが、間違いなく世界で一番上手なオーケストラなのでしょう。でも、懐古趣味かもしれませんが、カラヤン・ベルリンフィルは別格だった、と感じます。
CDをあらためて聴いて、つくづく、いい時代に生きていて良かったなあ、と思います。
長くなり、失礼致しました。
フリッツェは1937年5月生まれですから,もう66歳。残念ながら,退団されたんでしょうね。
昨シーズンから名前が消えているようです。
オヤジ軍団というと,思い出すのは,1992年の来日公演。
この頃は,年輩の奏者がまだたくさん在籍していて,一緒に聞きに行った女性が
「ベルリン・フィルって,おじさんばっかりね」と言っていたのが,今では懐かしいです。
(ちなみに,この女性はウィーン・フィルのファンで,その頃,ウィーン・フィルは
すでに若返りが始まっていたと思う。)
1994年は,シュピーラーが引退しており,ツェラーもパユに代わったりしていましたからね。
最近のベルリン・フィルについては,少し前に Kuroさんの「ベルリンフィル雑感」にも
あるように,大幅に女性奏者も増えており,楽しみ方を変えようかと思っています(^_^;)。
ちなみに,小澤のヴァルトビューネ,ヴァイオリンは2プルト内側の女性が
よく映っていたように記憶していますが(コンマスの隣りのゾンネ氏のうしろ),
フェリシタス・ホーフマイスターさん(1972年生まれ)ですよね。
グレイ氏のディスコグラフィーで調べてみると,1962年1月4日と8日の録音ですね。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲というと,その少し前の1961年6月末から7月上旬にかけて,
BPOはケンプとライトナーで全曲録音(DG)しているので,全集の計画については,
どうだったんでしょうかね。まあ,対抗意識はあったのでしょうけど。
ちなみに,1962年の1月7〜8日と,クリュイタンスはBPO定期に登場してますけど,
プログラムはベルリオーズの《キリストの幼児》です。
クリュイタンス/BPO,ガブリエル・タッキーノ ピアノで,ベートーヴェンの第3番協奏曲のレコードがあったのですね。初めて手に入れました。EMIは,クリュイタンス/BPOの交響曲全集に続き,協奏曲全集を計画していたのかな?それとも同時期でしょうか。
こんばんは。久しぶりに公式ページを覗いてみたのですが、ヴィオラのウルリヒ・フリッツェの名前が消えていました。野村克也系のちょっと怖い顔ですが、しなやかなヴィヴラートで悠然と楽器を弾く姿がかっこよくていつも注目してみていたのですが、残念です。年代的にそろそろかなとは思っていましたが、遂にといった感じですね。こんな事を言ったら女性に怒られそうですが、オヤジ軍団の凄みというのでしょうか、そういうのがだんだん無くなってきてちょっと寂しいです。
今日手に入れました。これから聴くのですが、とても楽しみです。
皆さんはお聴きになられたのでしょうか?またこのCDについても感想を語り合いましょう!
>SUPERBASSさん
早速の情報,ありがとうございます。見逃さないようにしたいと思います。
>白いフレームの楽器
それにしても,白いフレーム,BPOのオリジナルということはないのでしょうかね(^_^)。
石川さんのティンパニ,まだテレビでしか見たことがないですが,なかなかかっこいいですね。
>ぐ。さん
もう,ベルリンでしょうか。
気が向いたら,ローマ字でも何でも結構ですので,何か書いてくださいね。ではまた。
管理人様、こんにちは。
以前、ヤマハがBPOモデルのティンパニを発売し、スーパーワールド・オケの
日本公演でゼーガース氏が使用していたことがこの掲示板で話題になりましたが、
N響でも使用されているようです。
先週のN響定期公演で新人の石川氏が白いフレームの楽器を叩いていたので、
おそらく間違いないでしょう。この定期は明日(9/27)BSデジタルで
放送されます。
また、スーパーワールド・オケの日本公演ですが、10/11にBS2で
ようやく放送されます。ゼーガース氏の至芸、実演は聴き逃してしまいましたので
この放送は忘れずにチェックしようと思います。
大阪へ出られたほうがベターです。タワーとHMVが競っていますから。おっと上新電機も品そろえはいいですよ。それに,中古店も多く,先月の新譜の新古盤も出回ります。
体調を崩し(鬱になっちゃいました(/_;))、休暇をもらい、主治医の許可を得て
今からベルリンへ旅立ちます。ともかく一人になって体と頭と心をオールリセットしたく
なってしまったのです。この数年、あまりにも自分にいろいろなことがありすぎました。
ベルリンからヴィーンへ移動し、向こうの空気をいっぱい吸ってきて、音楽に触れ、
リフレッシュしてきます。takuyaさんと多分お目にかかれると思います。
今日、飛行機が時刻どおりにテーゲルに到着できれば、ケント・ナガノのツァラを聴きます。
明日はラトルのハイドン。あさってはリンデンでトゥーランドットのプレミエ。
この2つはズーヘねらいです。取れればいいなぁ・・・。
またベルリンかヴィーンのネットカフェからアクセスします。では、いってまいります(_ _)。
昨日は,そのあと気を取り直して,某フランス料理店のサロン・コンサートで料理と演奏を満喫。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~pauke/genzo/provence200309.html
冷たいフォアグラがたっぷり食べれたのは最高だった(^_^)。
下記のページに「Klassik」を置いている店舗一覧が載ってましたが,四国は一つもないようです。
http://www.universal-music.co.jp/classics/ucps/main_ucps.html
ユニバーサルなUMにとっては,四国は日本ではないのでしょうな。
TW さん,情報,ありがとうございます。
「Klassik」という小冊子は,夏に仙台に帰省したときに初めて見ました。
今日も,こちらの新星堂とヤマハと行ったのですが,置いてませんでしたね。うーむ。
外資系のCD店が一つもない田舎都市の悲哀ですな。
まあ,来月の17〜19日と,珍しく仙台へ学会で行くので,その時まで我慢します。
で,第2楽章冒頭のソロの音程を変えるのですか。まあ,高いと言われれば高いですが,
そう気になるほどでもないですけどね。どう変わるのか,楽しみにしています。
気になるといえば,むしろ第4楽章冒頭のティンパニ。上のDの音が最初は高めで,
すぐにペダルで音程を下げているのがよくわかりますね。
(普門館は,5000人近くの人間の呼気が出るわけで,よほど合わせにくかったのか。)
第九というと,最近,4枚組の裏青盤で1976年ザルツブルク音楽祭のライブも購入したのですが,
こちらのティンパニも迫力満点ですね(こちらの音程はバッチリ)。
今日は。
カラヤンの普門館ライブが話題になっていますが、レコード店に無料で手に入る「Klassik」という小冊子に、その制作に関わったという「篠原部長」のお話が出ています。オリジナル・テイク一つだけなので、変更できるのはバランスだけで、大きな変更点は第2楽章冒頭のティンパニの部分で、ある機材を導入して高めだった音程を調節した、と書いてありました。ファンの方には興味深い特集号なので、興味のある方は是非レコード店で入手してみては如何でしょうか。
BPOのHPのラジオ放送予定の情報ありがとうございました。
ポリーニ、サヴァリッシュのコンサートも収録されるようで、
後はNHKでの放送を期待するだけです。
ところで明日15時30分から2時間枠でアバド指揮のコンサートの放送があるようです。
いつも「突然」という感じで放送するので、BS朝日のHPは普段から要チェックですね。
タイマー録音がちゃんと成功していたので,すぐにCD-Rにしました(^_^)。
シンバルなどの打楽器の迫力は,この録音が白眉でしょうね。
ティンパニの音がうるさいという人もいるようですが,フォーグラーのティンパニがあっての
カラヤン/ベルリン・フィルでしょうに(^_^)。(しかも,第1楽章再現部は2人)
CDへのマスタリングでは,ティンパニの音を弱めるなどの小細工をするのでしょうか。まったく。
「20世紀の名演奏」で,発売されたディスク以外の音源が放送されたのは,初めてではないでしょうか。
その点では,快挙だという気がしますが,マラドーナさんご指摘のような問題もあったのですね。
第2楽章と第3楽章の歌手入場のところをカットしたので,ついでにカットしたのでしょうか。
マラドーナさんの願いが通じたのか,公式HPに,ラジオの放送予定は載ったようですね。
さて,BS朝日の番組ですが,最初の4本(マゼールのワーグナー,バレンボイムのブラ1他,
アバドのマーラー7番,アバドのワーグナー他)は,BS朝日の自前の番組という感じで,
現地で放映されたという話は聞いていません。
ところが,最後の2本(アバドの合唱幻想曲他,ラトルのヨハネ)は,ZDFだったか収録して,
現地でも放映されるという話が,BPOのブレッターにも載っていました。ということで,
最近はZDF頼みかと思っていたのですが,それすらもだんだんあやしくなってきたのでしょうかね。
Concolor さん
無事に入手できましたか。私もうれしく思います。
更新に役立ってくれることを楽しみにしています。
他にもう1店,売りに出している古書店があるようですので,メールいただいたら,
どなたでもお教えしますよ。
Takuya さん
期待通り(^_^;)の書き込み,ありがとうございます。
一応,今シーズンも「全プログラム」が出たのですか。
うーむ,マガツィンを年間予約購読しているというのに,何で送ってくれないのだろう。
まあ,たいした情報が載ってなければ,別に構わないのですけど。
さて,おっしゃることには,すべて同感です。
最近では,私もティーレマンの時の満足度が一番高かったですし。
> 言うことを素直に聴いているときのベルリン・フィルは....
ということで,アバド/BPOも,病気前の方が,個人的にはまだよかったように思っています。
最近のアバドのルツェルンでの録音,アバドの新境地として高く評価したいと思いますが,
こういう演奏が理想の指揮者が,なんでBPOの音楽監督になったんだというのは疑問ですね。
(BPO以外のオケでのアバドの演奏は,結構,いいのが多いと思う ^_^;)
今シーズンのプログラム,私もあまり魅力は感じませんね。
私としては,《リング》が始動するまでは辛抱という感じかも。
とはいえ,《イドメネオ》は,いろいろな意味ですごかったようですね。
演奏評はいつも参考になります。
さて,ベルリンでは,今日から12月まで,ベルリオーズ生誕200年祭ですね。
今日は,ノリントン指揮で《ベンヴェヌート・チェリーニ》全曲(演奏会形式)とか。
BPOは12月のデュトワとの《ファウストの劫罰》だけのようですが,
最終日12月11日のドームでの《レクイエム》(ヤノフスキー)は,すごそうですね。
ベルリオーズというと,来年5月にビシュコフの指揮でBPOが幻想交響曲が演奏するので,
ロビーに飾ってある鐘が,やっとベルリンでも初披露といったところでしょうか。
今晩は。
管理人様、今晩は。
以前教えていただいた書籍"Herbert von Karajan und die Salzburger Festspiele. Palladion. 1994"ですが、ご助言もあって無事入手できました。
有難うございました。
実に貴重な記録集ですね。いい本です。
有難うございました。
管理人さん
今後ともよろしく御願いします!!
マラドーナさん
情報有難うございます!
チケットの争奪戦に勝ち抜かないと…。
>管理人さん、Takuyaさん
ご回答いただきありがとうございました。
BPOのHPを見るとまだ昨シーズンの放送予定しか入っておらず、
もし今シーズンのシーズンプログラムが出ていれば分かるかもしれないと思ったのですが・・・
HPの更新を待つしかなさそうですね。
因みに昨シーズンのTV収録は、ラトル就任、ジルヴェスター、ヨーロッパ、
ワルトビューネの4つのプログラムで収録があるとHPに出ていましたが、
他のコンサートのTV収録はあったのでしょうか?
この4つのコンサートはNHKで放送されたので、もしBS朝日が収録しているとすれば
この4つ以外の別のコンサートを収録しているのではないかと思ったからです。
放送されるとすれば来年年始かと思われますが、気になるところです。
>たかさん
時期は11月、詳細は未定と聞いています。招聘元はフジテレビで各地方はその関連企業になる
と思います。正式に発表されたらテレビの宣伝が派手になりそうですね。
それから普門館の第九ですが、第四楽章の前半部分の合唱が終わり行進曲に入る際、
数秒の間があるはずなのですが、それが全く無く変な編集がなされていたようです。
当時の生放送のエアチェックやSARDANAの裏青で確認してみたのですが、
これには間がありました。また今度リリースされるDG盤がどうなのか気になったので、
CD屋でDGのサンプル盤を聴いて確認させてもらいましたが、これにも間があり問題無し
でした。結局昨日の放送用として編集されたテープにのみ問題があったのでしょうが、
音楽の途中なのになぜあのような編集をしてしまったのか疑問が残る放送でした。
個人的希望ですが、折角ですからDGには、次はヴェルディ「レクイエム」とかチャイ5
あるいはパワー溢れる1966年来日公演等の正規盤を頑張ってリリースしてもらいたいものです。
お久しぶりです。
本日のライブ、凄まじいクライマックスでしたね。
観客の反応も凄まじかった(笑)
この演奏については(というより普門館についてと言う方が正確?)
微妙な感想しか聞いたことがないのですが、これほどの聴きごたえ
のある第九とは驚きです!(リマスタリングの精度がいいのは承知です)
私、実は遥か昔普門館での演奏経験がありまして(吹奏楽ですが)、
自分の出す音を全く掴めないまま悔いの残る演奏を晒してしまった記憶
があります(笑)
あのバカでかい普門館を当時のBPO団員達はどのように思っていたのか、
演奏してどうだったのかを聞いてみたいきがしますね。
カラヤン氏は普門館をよく使いましたが、何か理由があるのでしょうか?
既にネタになっていたらすみません。
カラヤン最後の来日は1988年でした。
普門館ライブ
べートーベン交響曲第9番「合唱」。
迫力満点の演奏でした。
普門館ライブを聞き逃してしまいました。楽しみにしていたのですが。どの曲の演奏が放送されたのか、お教えくださいますでしょうか。
今日のFMで普門館ライブ 聞きました。
まだ僕が小学校にあがる前にこんなゾクゾクする演奏会あったのですね。
一時期カラヤンの演奏が嫌いになった時期があったのですが、
やはり、この壮大なサウンドをきかせるような指揮者は現役指揮ではみあたらない感じです。
ただそういった意味では、洗練され整いすぎた現在のベルリンフィルのサウンドに
物足りなさを感じてしまうときがあります。
86年の最後の来日公演で初めてカラヤンの生演奏に接しましたが、
意外にやわらかくやさしく重厚なサウンドに少し驚いたことを思い出します。
でも今となっては貴重な体験となってます。
京都のKuroと申します。
小生カラヤン時代よりBPOの熱烈サポーターを自認しております。
自分以外にもみなさんのようなディープなBPOファンが大勢いらっしゃるのは
うれしい限りです。
さてそんなみなさんに私が昨今のBPOについて感じていることを述べたいと思います。
改めて言うまでもなく、BPOはその圧倒的なテクニック、合奏力、音量、表現意欲が
最大の魅力だと思いますが、最近はメンバーの定着率が低すぎるのが少し気がかりですね。
BS朝日での映像で見ても見慣れたおなじみの顔は数えるぐらいで、
なにやらどこかのオケからのエキストラとおぼしき若者や女性奏者がやたら目に付きます。
一見しただけではどこのオケなのか分からなくなりつつあります。
まあエキストラはどこのオケでもあることだし、以前からちらほら見られましたが
これほどで多くはなかったと思うのですが。
彼らのうち正式メンバーってはたしてどれぐらいいるのでしょうか。
最近ホルンの天才といわれるバボラクが入団し喜んでいるのですが、
彼もインタビューで、そのあまりのビジネスライクな体制にがっかりしている
と発言しており、いずれ退団してしまうような気がします。
90年代からアバド、ラトルと時代が大きく変わるのにともなうメンバー
の入れ替わりも仕方のないことですが、あまり多いのも危機的状況
なのではないかと思います。
みなさんはどうお考えでしょうか。
お久しぶりです。多分発言が期待されていると思って(笑)、出て参りました。
今年も出てます、あの「全プログラム」。
ただ、厚さは前回の三分の一くらいです。
やっぱり厚すぎた前回が不評だったんでしょうか。
あれがあると、DSOとかカペレなんかの冊子をいちいち別に参照しなくても
プログラムが一目瞭然なので、コンサートゴーアーとしてはとても
重宝しています。
でも、放送予定はのってないみたいです。
ラトルが言っているのは、ダス・オケのことなんかを指しているんでしょうね。
ホールの稼働率が上がればそれでいいじゃないか、なんてレベルでは満足できない
のはすごいとは思いますが、まああれで「ああ、クラシック聴いた」と満足して
帰る人が相当数いることを考えれば、それでいいのかなとも思ったりします。
私だけかもしれませんが、今シーズンのベルリン・フィルのプログラム、
這ってでも行かねば・・・というような魅力溢れるプログラムがあまりないような・・・
アバドのマラ6くらいでしょうか・・・
以前も直接お話ししましたが、言うことを素直に聴いているときのベルリン・フィルは、
たとえその演奏レベルが超高水準でもあまり面白くないですね。
ラトルの言うことを、ちょっと素直に聞きすぎのような気がします・・・
って言ったらファンの方々にはったおされるか?
ティーレマンとか、ジンマン、ミッコ・フランクみたいに、客演でぽっと来て、
オケのポテンシャルを最大限に引き出すような演奏会・・・そういう指揮者が、
今シーズンあまり見あたらないので・・・ビシュコフとかヴェルザー=メスト
あたりにとりあえず期待したいと思います。
長々と失礼しました。
ポッケさん,タカさん
> いつも掲示板をたのしく拝見させていただいてます。
> 掲示板の情報を楽しんで読んでいます。
どうもありがとうございます(_ _)。
世の中,みんながそういう方ばかりだと大変ありがたいのですが,残念ながら,
すべての人が楽しく見てくれているわけではなさそうです。
> BPOのディープなファンへの深みにはまりつつあります。
どんどんはまってください(^_^;)。
私自身は,ティンパニ奏者のフォーグラーが退団してからは,BPOへの興味は半減してます。
どなたか,BPOのHPを開設したいと思っている方がおられましたら,
遠慮なく作っていただけたら,ありがたいのですが(^_^;)。
Yuji さん
プロムスの貴重な報告,ありがとうございます。
バルトークの曲は,久々にスコアに見ながら聞きましたが,
速いテンポでの変拍子の一糸乱れぬ演奏,さすがにすごいなとは思いました。
もっとも,プロだったら誰でもこのぐらい演奏できて当然という気もするので,
BPOだから,というわけでもないのでしょうが。
《英雄の生涯》は,まあ,音色に関しては,アバドよりも豊かという感じで(パレットの色彩が
豊富という感じ),その点ではいい印象を受けました。
筑和先生とは,なつかしいですね。確か,一緒にソフトボールもやったことがあるような。
札幌には 90年9月までいたので,第1回のPMFでバーンスタインが聞けたのは,幸運でした。
こちらこそ,今後ともよろしくお願いします。
マラドーナさん,ご返事が遅れ,失礼いたしました。
昨シーズンは,春に年間プログラムを紹介する冊子が出たあと,
夏になってから,厚さが2センチ以上もある分厚い Vorschau が出て,
ご存知のように,フィルハーモニーでのすべての演奏会が紹介されるようになったのでした。
ラジオとテレビの放送予定は,この分厚いプログラムに載っていたのですよね。
たぶん,最近出たラトルの評伝での,以下のようなラトルの発言と関係するのでしょう。
「ベルリン・フィルが10月にツアーに出ているとき,もしベルリンを訪れた人がいたら,
フィルハーモニーで行なわれているものを見ることになるでしょう。しかし,
その中身はひどいものなので,世界で最も偉大な都市としては恥じねばならない状況です。
これはやめなければいけません。」(248頁)
そのため昨シーズンから,フィルハーモニーでのシーズン全部の催物を収録した分厚い冊子を
出したのでしょうね。でも,あんまり意味があるとも思えないのですが。
3月に行ったときも,入口のロビーの書棚にゴソット残っていましたしね。
(あんなに分厚いと,お土産に持って帰る気力も起きない?)
今シーズンは,この分厚いプログラムが出たという話は聞いてないのですが,どうなのでしょう。
現地にお住まいの方に教えていただけると,ありがたいのですが。
ということで,残念ながら,放送予定は不明です(_ _)。
さて,今日は,このあと6時から《トスカ》のゲネプロ。明日と明後日が本番。
まあ,演奏をしっかり楽しみたいと思います(^_^)。
ところで,第1幕は,上の方のティンパニの音が E だったり,Es だったり。
なんでそうなっているのかと考えると,スカルピアのテーマが Bで始まりEで終わるという
トリトヌスの音程になっているからのようですね。
ちなみに,トリトヌスというのは,カラヤンとBPOのショスタコ10番の輸入盤のドイツ語の解説で
触れられていて,この曲がムソルグスキーの《ボリス》(鐘の場面でトリトヌスの音程が出てくる)
との関連で論じられるなど,珍しく作品の理解に益する内容のあるCD解説だったですね。
札幌のラッパ吹きで高(タカ)と申します。
掲示板の情報を楽しんで読んでいます。
皆さん詳しくて、勉強になります。(笑)
札響の松田先生に師事して以来、
BPOのディープなファンへの深みにはまりつつあります。(笑)
来年の札幌公演ですが、今から、すごく楽しみです。
時期や興行もと、曲など、噂でもOKですので、
どなたか情報ありましたら教えていただけますか?
いつも掲示板をたのしく拝見させていただいてます。
モーストリークラシック(たしか先月号だったと思うのですが…)にアバドのインタビューの記事があって、その中でアバドは、「来年にマーラー6番と4番の録音の予定があり、BPOとのマーラー全集を完成させる」とありましたね。ご覧になった方いらっしゃいますか?
2番はどうするんでしょうね…?もうすでに録音してあるのでしょうか?だとしたら、1996年あたりですかね…。(日本公演のプログラムでもありましたし。)
昨シーズンのBPOのプログラムにはTVとラジオのライブ収録予定が記載されていましたが、
今シーズンはどのコンサートが収録されるのか、もしプログラムに記載されていたら
教えていただきたくお願い申し上げます。
10月のポリーニの「皇帝」の放送を期待しているのですが・・・
NHKあたりでご自慢の日欧間デジタル回線を使って収録してくれないものでしょうか。
(サヴァリッシュとは関係も深いことだし)
始めて投稿します。米国より先のPromsに出掛けた者です。演奏は放送を聴いて頂ければ判るものなので、当方が見た範囲で以下の通りTWさんの情報に補足させて頂きます。
1.「春の祭典」冒頭の携帯
本当にDamianoのソロの一音目に舞台向かって右方向のボックスの1階か2階から携帯が鳴ってしまい、Rattleは演奏を中断しました。演奏に集中していたDamianoは何が起きたのか判らず驚いた様子で、隣のTrogから説明を受けていました。Damianoは動揺することも無く、再度冒頭から完璧なソロを演奏していました。演奏終了後1回目のカーテンコールでRattleはDamianoのところに駆け寄り、「さっきは本当に気の毒なことをして悪かった」という様子で抱擁していました。
2.「英雄の生涯」終了直後のブーイング
演奏は緊張感と立ち昇る熱気をも孕んだものだったと思います。ところが演奏終了後誰よりも早くブーイングをする人が一人いました。前日の携帯と同じ方向から聞こえました。このホールのボックス席は年間全ての公演を企業か個人が買い切る仕組みになっているので、同じ人かもしれません。数日後の新聞評で「あのブーイングはフェアではない」と書くものもありましたが、まったくその通りだったと思います。これらが意図的な反ラトルのアクションだとしたら嫌な感じがします。
3.演奏者など
管理人様のご推察を含み、1日目のティンパニはWelzel、トロンボーンはOtt、オーボエは多分Kelly。2日目のクラリネットはSteffens、ファゴットはSchweigert、トロンボーンはGössling、ユーフォニウムはOttでした。トランペットは両日ともKretzer。またLigetiの協奏曲は途中でオカリナとスライド・ホイッスラーがコラールを奏でていましたが、スライド・ホイッスラーはティンパニからWelzelが降りてきたのに加え、Seegersが担当していました。
4.アンコール
1日目のみサティのジムノペディ3番が演奏されました。
(管理人様へ)
私は昔日にエルムの学び舎におり、管理人様には親近感を持っておりました。筑和先生に習ったドイツ語をもっとやっておけばと、今になって後悔しています。
というのが,できたのですね。
パイパーズ9月号(フォルカー氏が載っている)に,ゼーガースのインタビュー記事があり,
スーパーワールドオケ日本公演でゼーガースが使用したヤマハのティンパニの写真が
載っているのですが,これが,BPOのティンパニとそっくり(白いフレーム)。
ヤマハがBPOのティンパニを真似して作ったのかと思っていたのでした。
その後,ヤマハが出している広報誌レガートを見たら,ヤマハがBPO用のティンパニを
数年前から開発していたのだとか。「本拠地での登場も間近」とか。
ということは,そのうち本格的に使われるようになるのでしょうかね。
まあ,楽しみではあります。(私も叩きたいが,無理だろうな ^_^;)
ちなみに,スーパーワールドオケの放送が,9月13日にあるようですね。
ティンパニもしっかり写っているといいのですが。
http://homepage1.nifty.com/bpo/pauken.jpg
驚いたというと,クレンペラーとベルリン・フィルの《田園》の1964年のライブ録音も凄いですね。
リハーサル風景も,なかなか興味深いですし。
《田園》も凄い曲なんだなという感じがしますね。
ライスターの回想録にも(今,手許にないので,きちんと紹介できないが),
最初は遅いテンポに戸惑ったが,慣れてくると,だんだん凄さがわかってきたみたいなことが
書いてったような。
シュトレーゼマンの本では,この2年後の1966年,最後のベルリン・フィルとの演奏となった
ベートーヴェンの4番,5番が凄かったと書いてあるので,この録音もあればぜひ聞いてみたいもの。
このCDを買った仙台の新星堂には,クレンペラー/BPO(1954年)とベーム/BPO(1977年)のベト7も,
それぞれ980円で売られていたので(どちらも裏青),躊躇せず購入。演奏も満足度高し(^_^)。
という雑誌が,いつの間にか,出ていたのですね。
仙台への帰省中,丸善のクラシック書籍コーナーで,「特集:カラヤン」と書かれた雑誌を見て,驚きました(002号)。もちろん,即購入。
木之下晃氏の貴重な写真も豊富に掲載されているし,買っておいても損はないでしょう。
カラヤンのインタビューも,BPOとの関係が絶好調の1981年のものなので,読み応えがあると思います。
(まあ,気になった点については,後日,書くことにします。)
この雑誌,石原さんという方が大半を執筆されているのですが,その労力には敬意を表したいですね。
これからも続くことを期待しています。
いよいよ今月発売ですね。
Kさんのカラヤンのサイトでの情報を見て,「カラヤン読本」という特典がもらえるという
タワーのサイトで注文したのですが,ちゃんと送ってくれるのでしょうかね。
(一応,特典数が満了になる前に予約しているはずですが。)
「20世紀の名演奏」というFM番組は,ディスクで発売されている(今回は,される予定の)
音源以外は放送されたことがないように思うので,今回もあんまり期待していないのですが...
先日,1957年11月3日のカラヤン/BPOの日本公演の録画を,演奏曲目順に並べたDVDを作成したのですが,
1曲目の《マイスタージンガー》の冒頭は,どうしても黒田恭一と重なってしまいますね。
どうしてあんな放映の仕方をしたのだか。ブツブツ...
マラドーナさん,みきちょさん,TWさん
いろいろな情報,ありがとうございます。NHKのサイトによると,放送予定は以下のようですね。
9月7日(日) 15:00〜18:00
− ラトル&ベルリン・フィル“プロムス”初登場 −
▽プロムス2003 から
「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」 バルトーク作曲
「バイオリン協奏曲」 リゲティ作曲
(バイオリン)タスミン・リトル
「バレエ音楽“春の祭典”」 ストラヴィンスキー作曲
(管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)サイモン・ラトル
<ロンドン ロイヤル・アルバートホールで収録(8月31日)>
(イギリス放送協会提供)
▽プロムス2003 から
「聖アントーニのコラールによる変奏曲」 ブラームス作曲
「交響詩“英雄の生涯”作品40」リヒャルト・シュトラウス作曲
(管弦楽)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(指揮)サイモン・ラトル
<ロンドン ロイヤル・アルバートホールで収録(9月1日)>
(イギリス放送協会提供)
私はその時間は《トスカ》の練習なので,タイマーを使ってDATの倍速で
録音するしか方法はないのですが,楽しみですね。
BBC Radio 3 は,パソコンの調子が悪いのか,うまく聞けません。うーむ。
TWさん,貴重な情報,ありがとうございます。それにしても,ハルサイ冒頭で携帯ですか。
うーむ,いったい,どうなってるんでしょうねぇ。
《英雄の生涯》は,3月は安永さんがコンマスでしたが,今度はスタブタヴァがソロなのですね。
フルートが2日ともパユということでしたら,パユのファンの方々は大喜びでしょう。
クラリネットの?は,Steffens,ティンパニの?はWelzel でしょうかね。