フォーグラーの音楽優先、というのは、よくわかります(^_^)。 とにかく、演奏がいつも生き生きとしている訳ですね。 ミスを恐れて、こじんまりと演奏することがないのです。 ですから、逆にいうと、演奏ミスも、よくやっています(^_^)。 たぶん、BPOの録音通の方は、結構、ティンパニの派手ミスにお気づきのことでしょう。 そういうのを、私はすべて許容することにしています(^_^)。 ティンパニの音程云々は、おっしゃる通りで、たぶん和音におけるどの声部を 担っているかを、常に意識しないといけないとは思っています。 (アマチュアだと、なかなか、そこまで気がまわりませんが。) ただ、プラステックのヘッドの楽器には、微調整レバーは普通はついておらず、 牛皮の楽器にだけついているはずで、本皮だと、音がすぐ変わりやすいという こともあるのかもしれませんね。
73年時は、ビデオはまだまだ目玉が飛び出すほど高かったことでしょう。 ただ、だいぶ以前のレコ芸で、確か、評論家の佐川吉男さんだったか、別の方だったか、 イタリアオペラやBPOを録画するために、この時期、無理して購入したようなことを 書かれていて、ずいぶんと感心した記憶があるのです。 ですから、特別な方はお持ちなのでは、と感じている次第です。 77年も、そういえば、放送があったかもしれませんね。 この年は、浪人中だったので、実はあまりよく覚えていないのです。 (浪人しなかったら、BPO聞きに行けたのに、とか思ってて ^_^;;) ワイセンベルクの協奏曲は、何となく、見たような覚えはあります。 ただ、この頃からの録画は、カラヤン自身が映像に口を出すようになって、 だいぶユニテル化し始め、個人的にはがっかりしたような印象もあります。 その点、73年のNHKの録画は、音楽の友に載ったBPO団員の話: 「カラヤンは、一つのカメラアングルには、絶対に別のカメラは写らないようにするが、 今回の放送は、そうした制約に縛られず、かえって自然でよかった」 からもわかるように、自然なアングルで、ずいぶんと楽しめたように思います。
高橋さん、またまた貴重な情報、ありがとうございます。 あのファゴットですが、手許の写真から、ローテンシュタイナーに間違いないと思います。 なかなか個性的な顔ですし、もう少し生きていたら、人気が出たかもしれません。残念です。 手許の資料(ムックの100年誌)から、ローテンシュタイナー(Rothensteiner)も チェロのポゼッガ(Posegga)も、1962年11月21日に、フランスの Agen という場所で 亡くなっていることが確認できました。ですから、やはり事故だったのでしょう。 ホルンのケップは、1928年生まれで、92/93シーズンまで在籍したのでしょうか。 1992年まで、来日公演にも参加したようです。
最上様 前回書き忘れたので追記します。 ファゴットのオスカー・ローテンシュタイナー氏のことですが、 あの映像が本人かどうかについては私も自信がありませんが、 1962年、当時のベルリン・フィル八重奏団の演奏旅行で移動中、 自動車事故で首席チェリストのW.ポゼッガ氏と共に亡くなられたと 昔何かで読んだ記憶があります。 同乗していたG.ケップ氏(Hr)は九死に一生を得たとのことです。 ローテンシュタイナー氏はピアノの名手でもあり、クラリネットのビュルクナー氏らと共に モーツァルトの室内楽(K498・K292など)をかつてEMIに録音しており名演でした。 CD化が期待されます。
最上さん、こんにちは。 レッスンの様子、たろうさんに続き僕も報告させていただきます。 と言っても、僕はティンパニーの専門家でないので、詳しいことは分かりませんが。 僕は、オケ(第九)の方だけを聞きました。 まず、第一印象として、たろうさんとは逆に、音が少し小さいと思いました。 フォーグラーの時と比べてのことですが、 フォーグラーがオケが何であれ、自分の音楽をみんなに聞いてもらおう、 と言うのではなく、ゼーガースはオケの技術、音量などをみて、 そこで、最良のバランスを考えたりしているのかな、と言った感じに僕には聞こえました。 要するにベルリン・フィルでたたいているときは、もっと大きい音でたたいているだろう、 というように思ったのです。 (フォーグラーはたぶんレッスンの時も、あまり押さえていなかったのだろう。) 野性的とも言えるくらいの迫力と音楽で圧倒する、フォーグラー、 正に冷静で知的な切れ味鋭い音楽の、ゼーガース、 とでも申しましょうか。 一番印象に残っていることは、 音程の取り方、合わせかたでした。 同じ音を連打しているところでも、いつも音符ごとにレバーで音程を調整。 要するに、平均律で音を取っていないのでしょう。 これは、ティンパニーの人にとっては当たり前のことなのでしょうか。 それとも、ただ楽器の音程が安定していなかっただけなのか。
77年と81年のビデオを持っている人がいらっしゃるのは聞いたことがありますが、73年は厳しそうですね。 ビデオデッキって何年ぐらいから発売されていたのでしょうか? もしビデオがあれば音源とシンクロさせて自家製ビデオCD(DVD?)の制作が、 デジタル機器の発達により近い将来可能になると思います。
たろうさん、始まりましたね(^_^)。 それこそ、細かいところまで、よろしくお願いします(_ _)。 (フォルカーの部屋のホルン情報並に ^_^;) あと最終的に、どこかのページにまとめられるようでしたら、 リンクも張りたいと思ってますので、楽しみにしております。 それにしても、ゼーガース、ヴェルツェル、シュリヒテ、 ティンパニのマレットに3人ともオレンジのゴムを付けてますが、 バランサーというのですね。
マラドーナさん、北島さん、高橋さん、 今回の映像に関する貴重な情報、ありがとうございました(_ _)。 私個人だけでは、どうしても情報に限界がありますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。 >高橋さん シュヴァルベとコッホに同意を得まして、心強い限りです(^_^)。 チェロですと、先日、神戸に来たヴァインツハイマーも弾いているはずですが、 この日本公演の直前に、ベルリンで独日協会主催のパーティーだったか 日本語講習会だったかがあり、ここで知り合った女性と、その後、結婚したようです。 以前、ここで触れたスザンナ・フジ・ツァヘルトさん(母親が日本人)の本に載っていた、 微笑ましいエピソードです(^_^)。 >北島さん やはりシュテールの可能性が高そうですね。ご指摘、ありがとうございます。 67年頃のクーベリックの「英雄」でも、彼がトップを吹いているようです。 この時期の木管陣だと、あと、有名なフルートのニコレや オーボエのシュタインス(ベームのグレートなどの録音で吹いているとか)の 演奏映像も見れればと思っているのですが。 >マラドーナさん 57年のドン・ファンの断片は、ONTOMO MOOK の「カラヤン」にも載ってますが、 ドリームライフの「世紀の指揮者 20」に収録されているようです。 ここにも、ベルリン市製作の広報フィルムよりと書かれています。 もう日本には残ってなくて、こういう形で2分52秒だけ残っているのかもしれませんね。 新聞の縮刷までお調べになられたとは、頭が下がります。 66年はベト7のコントラバスが凄かったとか、大昔、テレビで大木正興?が 言ってたような覚えがありますが、私が見たのは、73年以降ですね。 この時のブル7(前半はバッハのブランデンブルク1番の弾き振り)、 ドヴォ8、トリスタン、タンホイザーは、テレビで見ただけですが、圧倒されました。 そのあと、81年にTBSで5日連続の特別番組があったのですが、 この時は、ベルリンやザルツブルクのずいぶんと貴重な映像が流れたものでした。 この映像は、どうなってるんでしょうかね。これを録画するために、 当時はまだ高価なビデオを買ったという方が松山にお住まいのようです。 (73年、81年は、個人でお持ちの方が、おられるかもしれませんね。) あと、84年の大阪公演は、テレ朝系?で放送され、数年前、ソニーから LDでも出るという話が、レコ芸にも載ってましたが、立ち消えですね。 どうも、最近のソニーは、採算ばかり気にして、全然LDを出す気がなくなったようです。 これは、偽さんに教えていただいたのですが、チェリビダッケのウィーンでのブル4も、 もういつでも出せる状況にはあるものの、全然出す気がないようです。 (ひょっとして、アバドの「ランスの旅」も同様なのではとかんぐっている^_^;) 「忠臣蔵」のLD、発売半年後くらいに注文したのですが、もう品切れだとかで、 びっくりしたこともあります。ブレスも少しだけしかしないのでしょう。 (「ドン・カルロス」なんかが安く出た時も、発売直後に注文したのに、買えなかった。) 昨秋のベルリン・フィルの来日公演では、ソニーは協賛からも撤退したようですが、 ソニーは本当にこんなことでいいのでしょうかね。 数年前にDGから引き抜いたブレーストを、クラシック部門の採算悪化を理由に 解雇したときから、どうもおかしくなってるような気がします。 昔からレコード会社は、ポピュラー部門で儲けて、クラシックは赤字覚悟でやってる という話は聞いたことがあるのですが、ソニーはどういうつもりなのでしょうか。 生前のカラヤンに最後に会ったのも大賀さんなんですから、 その辺、もっと再考していただきたいものです。 と、最後はソニーへの苦言になってしまいましたが(^_^;)、 往年のBPOの貴重な映像の発掘に向け、今後ともよろしくお願いします(_ _)。
>実は、たろうさんという打楽器の方が、密着取材されたはずなのですが、 >どうも秋以降、仕事が超多忙のご様子で、なかなか取材報告が読めない >のです。(たろうさんも、ひとつよろしくお願いします ^_^;) その多忙なたろうでございます。今日も徹夜です。 大阪に多くいますので、そのうちお会いして飲みましょう(^^) 全部は一度にはとても書ききれないので、今日はまず大まかにガイドラインを。 T学園のほうですが、 まずシンドルベック氏によるスネアのレッスン。 シェーラザード、ボレロ、キージェ中尉、ハインリヒ・クナウアーからなど が題材。大学の学生さんが受講されました。 スネアはドレスデンモデルの本皮。非常にいい感じの音がしていました。 シンドルベック氏のプレイは非常にメカニカルというか完璧というか。 あとシロフォンも、ポーギーとべス、ペトルーシュカなどいろいろ披露されて いました。 その後ゼーガース氏のティンパニレッスン。 ライン・ブラ1・タコ5が題材。 なかなか個性的?なたたき方で、ばちは非常にゆるくもち、投げつける ような奏法。ばちも握りの部分にバランサーがついていまして、非常に 軽量です。 T音大のほうは、学生さん3人相手のレッスン。クナウアーなどのエチュード でした。おっしゃることはT学園のときと共通のことがいくつかでてきてました。 その後、第九の公開レッスン。非常に大音量で、そばで一見すると荒い感じ がしなくもないですが、これが離れてきくとちょうどいいのでしょうね。 細かいことはおいおい書いていければと思います。 それでは。http://www.bekkoame.or.jp/i/ppm
いつも楽しく読ませて頂いております。初めて投稿させて頂きますが先日のBPOメンバーについて、 私が確認できた人だけお知らせしたいと思います。 まずコンマスはミシェル・シュワルベ、オーボエのトップはローター・コッホ、 クラリネットのトップは北島氏ご指摘の通りヘルベルト・シュテールに間違いないと思います。 あとはあまり自信がないのですがファゴットの端の方にギュンター・ピースクらしき顔も見えました。 弦楽器ではチェロの最前列のエーベルハルト・フィンケと後ろの方のペーター・シュタイナーくらいでしょうか。 もう一回ビデオを見直してみてわかりましたら御連絡します。
最上さん、いつもながらの「雑感のペ−ジ」楽しく読ませて頂きました(^^)。 ところでクラリネットですが、2年後の59年にライスタ−がビュルクナ−の代りに首席として入団しています。 そしてビュルクナ−は2番に降りたわけですが、そうした年齢上の問題や私の持っている写真で見比べると、 もう一人の首席、ヘルベルト・シュテ−ルのような気もします。(といっても私もあんまり自信ないですけど(^_^;)) 機会があれば、BPOのメンバ−に聞いてみようと思っています。(もしかしたら2月に会えるかも・・・) それにしても中々興味深い映像でしたね。 個人的にはウィ−ンフィルの映像も楽しませて頂きました。 若き日のプリンツの姿を見て、思わず感慨に耽ってしまいました。
確かに後年の楽器の不自然なアップ等よりはオーソドックスな57年、59年の放送録画の方が見やすいです。 ああいう撮り方はやはりコスモテル・ユニテルで映像作品を手がけるようになってからなのでしょうか? 66年も来日公演のTV放送がされていますが、この時は57年、59年のような撮り方をしていたのでしょうか? ご存知の方がいらっしゃればお教えいただきたいです。 ところで、以前57、59、66年の来日公演のTV放送がどのくらいあったのか、 図書館で新聞の縮刷版で調べていたら、演奏曲目は殆ど(全部?)放送されていたようです。 実に羨ましいことであり、その殆どが消されてしまったのは残念なことです。
57年の「ドン・ファン」は、「ベルリン市が広報のため制作した映画よりとられている」と 佐々木豊氏のレコ芸に連載されていたディスコグラフィーに書かれています。 どういう内容のLDか知らないのですが、そのLDの「ドン・ファン」は部分しかないということで、 あくまでも推測ですが、「運命」全曲に比べると残っている可能性が低そうな気がします。外れるといいのですが。 57年、59年の来日で残っていると思われる映像は、 57年 ・マイスタージンガー前奏曲(確定) ・運命第1、3、4楽章(確定)、第二楽章(微妙) ・ドン・ファン(微妙) ・アンコール:G線上のアリア(微妙) 59年(WPh) ・ブラームス交響曲第1番第2、4楽章(確定。但し4楽章前半は微妙) ・ 同 第4番第1楽章(確定) ・ブラームスの上記以外の楽章(微妙) といったところでしょうか。上記はカラヤン没後追悼番組で放送されたものと今回放送されたものに当たります。 またステレオ音声はかなり残っていそうな感じがしますので、是非FMで放送してほしいです。 あるいはどこかのレコード会社にCD・LDとして発売してもらうのもいいと思います。 いずれにせよ何らかの形でファンが聴けるようになればいいですね。
北島さん、いつも情報、ありがとうございます。 それで、来日公演のブルックナーでは、クラはエキストラが吹いていたのですね。 イースターは、97年に続き、またライスターあたりが、トラで出るのでしょうか。 BPOの厳しさが伝わってくるような話ではあります。
マラドーナさん、お久しぶりです。 こんぐらで、最近のマラードナさんのご活躍も知りましたが、 私も大変に興味ある内容なので、これからも期待しております(^_^)。 昨日の放送ですが、私の感想は、先程、雑感の方に書いておきました。 カラヤンも、確か、映像の威力は、日本で開眼したんですよね。 ただ、彼自身が作った膨大な映像よりも、こうしたオーソドックスな放送録画の方が、 カラヤンの演奏の魅力が伝わってくるというのが、どうにも残念なところです。 その意味でも、貴重なものだし、素晴らしいと思っています。 残りの曲目の「ドン・ファン」「運命」も、どの程度残されているのか、私も注目しています。 ウィーン・フィルも、ボスコフスキーやら、クラのプリンツやら、 過激さんだったら、涙ものだったことでしょう。
最上さん&読者の皆さん、今年もよろしくお願いします。 さて、BPOのメンバ−募集ですが、 クラのマルコ・ト−マス氏は昨年の来日公演直前にNGが出ていました。 最近のドイツ・オ−ストリア系のクラ吹きは、フランス系に比べて 「すごく良い」人が少ない感じがします。 BPOに限らず、他のオケでも似たような状況が多いようですね。
最上さんお久しぶりです。いつも拝読させていただいておりますが、お邪魔させていただくのは2回目です。 昨日の教育テレビでのカラヤンとベルリン・フィル、ウィーン・フィルの演奏は音声がステレオだったこともあり、 楽しさも倍増でしたね。ともに堂々とした素晴らしい演奏だったと思います。 24日にもベルリン・フィルの演奏がありそうなのでこちらも期待しています。番組冒頭の種々 の映像から察するに、57年のベートーヴェンの交響曲第5番は放送されるような気がします。 加えて他に何が出てくるか、ということも楽しみの一つです。
まあ、今日において、戦前からの演奏解釈にのっとったような演奏を、 無批判に繰り広げる訳にもいかないのでしょうから、 ベートーヴェン演奏は難しい時代なのでしょうね。 もっとも、みんなが伝統的な解釈に背を向けたような演奏ばかりになると、 これまた、つまらない時代になると思うので、個人的には、 ヤンソンスなどのように、うまく調和のとれた演奏が好みではあります。 なお、打楽器ですが、小編成の中でいくら活躍してくれても、 大編成の曲の中で活躍の方が、好ましいと思っています(^_^)。 それはさておき、今晩、教育テレビで放送された、1950年代後半の カラヤン指揮のベルリン・フィルとウィーン・フィル、なかなか楽しめました(^_^)。
どうも、情報を総合しますと、T学園のものとT音大のものと、2回あったようですね。 ということで、情報をすべて把握していたという訳ではなかったようでした。 たぶん、後者がオケ付きの第九だったのでしょうか。 お差し支えなければ、その時の様子なども教えていただけますと有り難いです(^_^;)(_ _)。 実は、たろうさんという打楽器の方が、密着取材されたはずなのですが、 どうも秋以降、仕事が超多忙のご様子で、なかなか取材報告が読めないのです。 (たろうさんも、ひとつよろしくお願いします ^_^;)
ウィーン・フィルのベートーヴェンですが, ラトルとのシリーズがいよいよはじまりますね。 しかし,これが小編成なんです。 ムジークフェラインは残響が大きいのでそれでいいのかもしれませんが, ウィーン・フィルともなれば,大オーケストラでやっても 室内学的になるはずなんですが・・・ それはともかく,ラトル=ウィーン・フィルのベートーヴェンは フォルカー氏の聖地巡礼日記によると感動ものだったようですね。 2001年の来日公演がひょっとしたらラトルなので, そのときの楽しみとしておきましょうか。 しかし,最上さんの場合,小編成にした方が, 打楽器が活躍するので好みにあうのではないですか?
うーむ、お話をお聞きしているだけで、その凄さが彷彿されますね(^_^)。 それにしても、カラヤンの録画のほとんどが、フォーグラーのティンパニは、 撥の先しか写っていないというのが、本当に残念でなりません。 昨秋のゼーガースは、事前に情報はあったのですが、平日なので休講する必要もあるし(^_^)、 また、その後の週末に横浜、名古屋に行くことになっていたので、結局、断念しました。 ゼーガースもオケ付きで第九でしたか。やはり、無理しても行くべきだったかな(^_^)。 フォーグラーだったら、まあ、絶対に行ったことでしょうが。 2000年にも開催されるようなら、ぜひ行くことにしましょう(^_^)。 その折には、よろしくお願いします。
ugganoさん、書き込み、どうもありがとうございます。 ポストホルンですが、ザルツブルクで吹いていた人と、日本公演の人とは別人のような印象は あるのですが、残念ながら、名前までは調べがついておりません(_ _)。 どなたか、ご存知の方、おられませんでしょうか? なお、第1楽章の舞台裏のスネアは、シンバルから引っ込んで叩いたシンドルベック、 N響の久保さん、元ベルリンドイツオペラ(今は東フィル主席客演?)の佐野さんの3人 だったという話は、うかがっているのですが。 (あの録画、シンバルは2〜3人で叩いてるところ、ちゃんと映して欲しかったものですが) ということで、お役に立てず申し訳ありませんが、今後ともよろしくお願いします。
最近聞いた演奏では、ヤンソンス/オスロ・フィルの「英雄」が出色でしたね。 木管は倍管ではなかったかもしれませんが、コントラバスは9本もあり、 このオケの方が、往年のBPOを彷彿させると思われる、厚みのある響きでした。 伝統的な演奏解釈を切り捨ててしまうこともなく、久々に満足のいくベートーヴェン。 ブリュッヘンの第9の演奏にも、それなりに感銘を受けたし、古楽器オケの演奏スタイルも、 もちろん高く評価しておりますが、いわゆる名門といわれる大オーケストラなら、 わざわざ編成を少なくしたり、小細工したりしないでやって欲しいものと私も思っています。 アバド/ウィーン・フィルのベートーヴェンは、私もサントリーホールからの 生放送を連日聞いていて、その素晴らしさには感心の連続でしたが、 ベルリン・フィルとのベートーヴェンは、あまり成功しているという感じは受けません。 「運命」の第3楽章なんか、すっぽり繰り返しまでやって、ずいぶん長かったですね。
最上さん、こんにちは。 「エロイカ」の最後、 フォーグラーがどのようにたたいていたかは残念ながら覚えていませんが、 コーダで、とにかく猛烈な勢いでまいたの覚えています。 とにかく、弦楽器の32分音符が弾けるか弾けないかと言うくらい。 もう、指揮者なんか関係ない! そして、コーダを何度も何度も、やるものだからとても疲れました。 本人は、とても愉しそうでした。 去年のゼーガースは、「第九」をやりました。 僕は降り番で、見ているだけでしたが、運良く、ティンパニーのすぐ後ろだったので、 とても、興味深く見せてもらいました。
はじめまして。宇賀野剛史と申します。アマオケでウィンナ・バス・トロンボーン 吹いてます。アバド&BPO(昔は個別だったのに!)ファンです。 古い話で申し訳ないですが、去年のマーラー3番のポストホルンソロの方はどなた なんでしょう。トラですよね。今回のジルヴェスターでの「そり滑り」を聴いてし まうと...^^;)。よろしくお願いします。スペルもわかると嬉しいなぁ。
ベートーヴェンの演奏法としては,大編成でやってほしいですね。 勝手な願望ですけど,管楽器の数を倍にしてやるのが好きです。 ベートーヴェンの第九の初演も確かそうだったはずです。 最近は小編成でやるのがはやってますが, ベートヴェンはバロックじゃないのでいただけませんね。 アバド・ベルリンのベートーヴェンにはなにやら裏で 糸を引いている学者がいるとかいないとか。 アバドはヴィーン・フィルとの演奏の方が格段によかったと思います。 まあ,当時,当団のベートヴェンチクルスを仕切っていたのが 他ならぬヘッツェル先生だったことがいいたいだけなのですが・・ (くどい性格ですね私)
Das Orchester の 98年12月号の広告によりますと、 BPOは、ソロ関係では、コントラバス(これは第1ソロ)以外に、 トランペットとクラリネットも出ていますね。 トランペットは夏頃からも出ていたようですが、グロートあたりが、 そろそろソロをおりるのでしょうかね。 クラリネットは、マルコ・トーマスが駄目だったのでしょうか。
せっかくご質問いただいたのですが、まだそのCD、持ってないのです(_ _)。 やっぱり、買ってみましょうかね。 ただ、音だけ聞いても、ドミニクの音かどうか、私にはちょっと識別できないと思います。 (どなたか、木管楽器にお詳しい方のコメントをうかがいたいところ _ _) このCDを直接、本人に見せて、これを吹いているのは、あなたですか? と尋ねるしか、今の私には方法が思い浮かびません。 (サルツブルクで聞いてみましょうか ^_^;) ちなみに、私がドミニクに感心したのは、97年のマタイ受難曲でのオーボエ・ダ・カッチャ。 マタイの白眉のソプラノソロ(新全集49番)、ブラウのフルートと2本のこの楽器だけの 伴奏の曲も見事でしたが、その後の「ああ、ゴルゴタ」(新全集59番)からのソロも 絶品でした。そのうち、マタイの音源を調達しましょうか(^_^)。 それはさておき、主席指揮者の指揮する演奏会だったら、やはり、コールアングレも、 エキストラではなく、ドミニク自身が吹くと考えていいのではないかと思うのですが。 ただ、98年のイースターだけは、ドミニクは、体調上、プライベート上、 どちらの理由かは知りませんが、全日にわたって欠場し、マーラー3番の コールアングレも、ハルトマンだったかヴィットマンだったか、代わって吹いてました。 こういうのは、ちょっと例外のような気がします。
すなふきんさん、 どうも貴重なお話、ありがとうございます(^_^)。 96年のサントリーでの第九の翌日に、オケつきの公開レッスンがあったという話は、 こちらに戻ってから知って、非常に残念に思っていた次第でした。 ヴィオラのトップをされたとは、羨ましいですね。 このシーズンは、フォーグラーはもう66歳、定年で退団しているはずだったのですが、 オーディションで後任がなかなか決まらず、1年間、特別契約で延長になったという話、 N響の久保さんから、お聞きしたことがあります。 (もっとも、第九は前から6列目の席で、フォーグラーの手が見えず、心残りでしたが。) 「英雄」のフォーグラーは、カラヤン、アバド、バレンボイムと3つ映像が残ってますが、 82年のカラヤンのが、何と言っても、一番、精彩がありますね。 特に注目は、全曲の一番最後。終楽章の最後から4小節前のトレモロ。 ここは、いわゆる伝統的な指揮者は、他のパートにあわせて16分音符で叩かせている はずですが、カラヤンの指揮では、フォーグラーもこの伝統的奏法が見事に決まってます。 しかし、アバドの時は、編成も小さく、音量も押さえられてる感じで、 この最後のところも、スコア通りのトレモロ。 何とも、つまらなさそうに叩いているという印象を受けます。 何はともあれ、今後とも、どうぞよろしくお願いします(_ _)。
最上さん、こんにちは。 質問がございますの。 BPOの「新世界より」で、コール・アングレのソロをしているのは、ドミニクなのでしょうか???? お城で、このネタで盛り上がっていますの。 どうぞ、教えて下さいまし。
はじめまして、BPO大好きのヴィオラ弾きです。 団員のページ書いてある、フォーグラー。数年前の公開レッスン、オケで参加しました(ヴィオラのトップで)。 曲は、「エロイカ」。とにかく、凄い! オケの音が、かき消されるくらいの音量と、それでも汚い音は絶対に出さない、 すべての音楽の主導権を握ってしまうような感じでオケを引っ張るような感じすらありました。 そして、なんといってもすべてが音楽的、オケがとても弾きやすく感じました。 去年のBPOの来日の時も公開レッスンがある予定だったのですが、病気のため来日できず、 代わりにゼーガース!が公開レッスンを行いました。 今回もジルベスター、良かったですね。まだ、録画しておいて全部は見ていないのですが。 特に、ロッシーニは最高!
Anjaさん、お気に入りのドミニク、念のためにご紹介しておきますと、 コールアングレのドミニク・ヴォレンヴェーバーのことです。 BPOのコールアングレ奏者というと、カラヤンの「トゥオネラの白鳥」で、 必ず名前が表記されたシュテムプニク(1924年生まれ)という名手がいましたが、 その後任を立派に務めている若手で、私も高く評価しています。 ジルヴェルターの最後の「ローマの謝肉祭」も絶品だったと思います。 BPO入団後ですが、1996年9月、ミュンヘン音楽コンクールでも、 オーボエ部門で、1位なしの3位を獲得したようです。 私は、シェレンベルガーより、当然、うまいと思っています(^_^)。
なかなか粋な名前に改名されましたね。 アニア・シリアという歌手がいて、この方も、正確にはどう発音するのか知りませんが、 Anja Silja と書くようです。ドイツ人なら、アンヤ・ジルヤとか読むのではないでしょうか。 そういえば、70年代初め頃のFMでは、ドイツ語風に紹介されていたような気もしますが。
実は、元旦の夜は、ポケモンにテレビもビデオもとられてしまい、 ちょっと横になっていたら、いつの間にか、「ドナウ」が始まっていました(^_^;)。 寝不足の上、飲んだり食べたりばかりしてましたからね。 打楽器奏者とのやり取りとか、見たかったのですが。 ところで、日本語の後の盛大な拍手、今回はよくわかりませんが、 一般的には、むしろ欧米人の方がするようにも思っています。 93年9月、フォルクスオーパーで、「チャルダッシュの女王」を見たのですが、 最後の方で「ヨイママ、セカイハ、ボクノモノ」みたいに歌うところ、 歌手の人が、会場には日本人も多いようなので、日本語で歌います、といって 歌い始めたのですが、日本人は、皆、キョトンとしていて、むしろ、 欧米人の観光客の方々に大受けで、大拍手でした。 私もずいぶんと驚いた覚えがあります。 もっとも、会場に日本人が多いのは、相変わらずなのでしょうね。 イースターも、ここ数年、だいぶ増え始めているようですし。
偽さん、昨年は、何度も向こうへ行かれたのですよね。羨ましい。 ヴァント/BPOは、4番も9番も実演制覇されるし(^_^)。 さて、私のこの春の予定ですが、今回はたぶんあまり長くはいれないと思うので、 ザルツブルクの前に、久々にミュンヘンに少し寄れる程度かなと考えています。 レヴァイン/ミュンヘン・フィルでマーラー9番があるとか(3/27,29,30)。 しかし、オペラの方は、キーロフバレエの客演ばかりですね。うーむ。 (あと、ゲルトナープラッツもあるけど。) ベルリンでのモーゼとアロン(ブーレーズ/シカゴ響)は、未だに未練が残るのですが、 翌日4/2の午前11時半から、ザルツブルクで公開プローベもあるようなので、 やはり断念せざるを得ないようです。うーむ。 この時期、何か、他にいい情報ありませんかね(^_^)。
最上さん、こんにちは!! ジルヴェスターのドミニクを教えて頂いて、有難うございます。 ところで、 このたびHNを、AYAからAnjaにかえました。「アンヤ」と読みます。 どうぞ、よろしくお願いいたします。
過激です,あけましておめでとうございます。 いやー,ジルヴェスターのフレーニはよかったですね。 もうフレーニが歌い始める前から興奮してしまいました。 ベルリンの観衆がうらやましい! 当団(ヴィーン・フィル)のニューイヤーとの対決は, BPOの勝ちですね。(笑) BPOもプログラムの並びが今年に限ってコンセプトなしでしたが, アバドも自分の得意な曲をきっちりと入れて存在をアピールし, BPOの管楽器の凄みもちゃんとアピールする周到さ。 さて当団はなにやら新人のお披露目を派手にやっていましたが, それは事情をよく知っているマニアだけに受けるのであって, ふつうの人が見ると醜悪なマゼールのはしゃぎぶりに 唖然としていたのではないでしょうか。 まあ,新年ですし「あけましておめでとうございます」 とマゼールが言ったので許そうかとは思いますが。(笑) それにしてもニューイヤーは日本人が多かったようですね。 マゼールの日本語の挨拶のあとに盛大な拍手が入っていましたから。
>> ところで、一番下のフィルハーモニーの住所ですが、まだマテイ教会通りのまま。 >> 春から、カラヤン通りに変更になったはずなんですが(^_^)。 昨年09月に、道路標識がカラヤン通りになって居るのを確認しました(^_^;) あ"っ、今年もよろしくお願い致します (_._) > allhttp://www.bekkoame.ne.jp/~hippo/
どうも、職場のサーバーが止まってるようなので、こちらに書いておきます。 個人的には、ここ数年では、一番満足度が高い内容でした(^_^)。 会場で聞きたかった、という気になったのは、ワーグナーの時以来でしょうかね。 前半の小編成のモーツァルトから、快調。 「魔笛」からは、全曲中の白眉と言われるあの二重唱が歌われるし。 キーンリーサイド、なかなかいいですね(^_^)。 (鈴は、全員が鳴らしてるとこ、ちゃんと写して欲しかったけど) アルルの女のサックス、先のボレロと同様、またまたクラのプライス。偉い(^_^)。 ロッシーニ、ヴェルディの序曲、こういうのを演奏されたら、 まあ、アバドに文句は言えませんね(^_^)。 ここまででも素晴らしい演奏の連続でしたが、やはり頂点はフレーニでしょうか。 「オネーギン」の手紙のアリア、オペラの筋から言うと、若い乙女の歌ですが、 こういうベテランの貫禄十分の歌というのも、説得力をもって聞かせてくれますね。 アリアの最後の「悲愴」第1楽章の第2主題みたいな旋律のところ、 オケもばっちりで、新春早々、いいものを聞かせてもらったという感じ。 テノールはパヴァロッティの抜けた穴を、無難に埋めていたといったとこでしょうか。 それにしても、フレーニのベテランの味のある歌を聞いて感心するにつれ、 パヴァロッティには、怒りが込み上げてくるというか、がっかりするというか。 だいたい、出演したとしても、数曲、得意の歌を歌うだけのことでしょう。 それなのに、健康上の理由ではなく、ただ、ギャラが税務署か裁判所かに 差しさ押えられるかもしれないから?という理由でキャンセルするとは、 ちょっと、人間として、あるいは音楽家として情けないという印象です。 (何なら、ギャラはどこかに寄付するとかすれば、人徳も上がったでしょうに) なお、演奏前に、ステージから客席へのアナウンスがありましたが、 「オネーギン」のあとの乾杯の歌、合唱の個所は、会場みんなで歌うと 言ってたのでしょうか。コーアプローベがどうこうとも言ってたようなので、 開演前に、客席で練習があったんでしょうかね(^_^)。