2001年1月までの情報 (公式ホームページによる)
1. Violinen
1937年生まれのペーター・ヘルマン(Peter Hermann)が昨シーズンで退団し、今シーズンより新たに、3名が加わっている模様。 ヴォルフラム・ブランドル(Wolfram Brandl: 1975- )、 アリーヌ・シャンピオン(Aline Champion: 1971- )、 フェリシタス・ホーフマイスター(Felicitas Hofmeister: 1972- )の3名(男性1名、女性2名)である。 ジュネーブで生まれ育ったアリーヌ嬢は、2000年9月にBPOに入団する前は、ケルン放送響のコンマス嬢を務めていたとのこと。 また、2000年4月に入団したフィリシタス嬢は、ケルン放送響とバイエルン放送響で演奏していたとのこと。
2. Violinen
トップ奏者(1. Simmführer)としてトーマス・ティム(Thomas Timm: 1973- )が入団。
また、トゥッティでは、試用期間後の投票で不採用となった方が2名程おり、少々残念である(特に女性の方)。
Bratschen
ヴィオラの第1ソロは、空席のまま。 空席の多かったトゥッティでは、3名が新たに入団した模様。 ユリア・ガルテマン(Julia Gartemann: 1975- )、 セバスティアン・クルニース(Sebastian Krunnies: 1974- )、 ダヌータ・ヴァスキーヴィツ(Danuta Waskiewicz: 1973- ) の3名である。 ユリア嬢は、2000年11月に入団するまで、オーケストラ・アカデミーの学生エキストラとしてBPOの演奏に参加、 セバスティアン君は、2000年2月に入団するまでは、マーラー・ユーゲント・オケやEUユース・オケなどで演奏、 ダヌータ嬢は、1999年11月入団までに、マーラー・ユーゲント・オケやフランクフルト放送響に在籍していたとのこと。
Kontrabass
1999年1月の更新で、エスコ・ライネ(Esko Laine: 1961- )が空席になっていた第1ソロに、内部から昇格したと紹介したが、 今シーズンより、結局、トゥッティに戻ったようである。 第1ソロは空席。
木管楽器
1994年秋よりソロ・フルート奏者として活躍してきたエマニュエル・パユ(Emmanuel Pahud: 1970- )が、昨シーズンで退団した。 ジュネーブでの教授職と、世界各地でのソロ活動に専念するためのようである。
長らく空席だったソロ・クラリネット奏者に、2000年4月よりカール=ハインツ・シュテッフェンス(Karl-Heinz Steffens: 1961- )が就任した。 バイエルン放送響からの移籍とのこと。
ホルン奏者
サラ・ウィリス(Sarah Willis: 1968- )という女性奏者が、最近、ベルリン州立歌劇場オケから移籍した模様である。 ディヴェルティメント・ベルリンというBPOメンバーによるアンサンブルのホルン奏者として来日したこともある。