まず、テレビの放送予定ですが、5月1日のヨーロッパコンサート、今年は周知のように、クラカウのマリア教会からで、ドイツでは、11時〜13時に生中継されるようです。指揮者は当初の予定通り、ハイティンクとなっています。
Dirigent: Bernard Haitink日本の音楽雑誌では、ソリストなどはまったく同じですが、アバドの指揮でシューマンの第4交響曲が演奏されるとのこと。どちらが正しいのか、当日まで楽しみに待ちたいと思いますが、日本の情報の方が新しいのではという気もしています。
Solisten: Christine Schäfer(Sopran), Emanuel Ax (Klavier)
Mozart: Exsultate, Jubilate; Et incarnatus est aus der Messe c-Moll
Chopin: Klavierkonzert Nr.2 f-Moll
Schumann: Symphonie Nr.1 B-Dur op.38
今月はまた、後任候補の一人とされるサロネンが、本日23日から25日までBPOを振ることも話題となっております。なお、これまでBPOに登場したのは、まだ2回だけのようです。
1985年10月95年の演奏会の方は、WOWOWで放映されたので、ご記憶の方も多いかと思いますが、85年の「不滅」もぜひ見てみたかったもの。ティンパニ奏者2名が大活躍する曲ですからね。録音だけでも残っていれば、聞いてみたいものです。なお、今回は、ロス・フィルのために作曲して、97年1月に初演し、98年のヨーロッパツアーでも各地で演奏したという自作の "LA Variations"をBPOと演奏するのも興味深い。
Haydn: Symphonie Nr.99
Liszt: Klavierkonzert Nr.1 (Zimerman)
Nielsen: Symphonie Nr.41995年6月
Bartok: Violinkonzert Nr.2 (Tetzlaff)
Ravel: Suite"Ma mere l'oye"
Sibelius: Symphonie Nr.5
1999年4月コンサートは3日とも20時開演ですが、初日の今日は、18時半からサロネンとのプレトーク(Gespräch vor dem Konzert mit Esa-Pekka Salonen)も予定されているようです。
Salonen: LA Variations
Ravel: Klavierkonzert G-Dur (Mustonen)
Strawinsky: Der Feuervogel
あと、 イースターでの上演オペラリスト、2002年は「パルジファル」との現地での情報に基づいて手直ししておきました。
さて、BPOの公式ホームページ でも、来シーズンのプログラムが発表されたようです。 同時にメンバーの異動も掲載されていますが、 Vorschau と同じ内容、すなわち、4月中旬時点での情報のようです。 すなわち、名前が消えているのが、ブラッハー(コンマス)、タウビッツ(セカンドトップ)、あと定年を迎えられたヴィオラの土屋さん。 その後の団員の異動については、Berliner Zeitung紙の この記事で、ブラッハーと並んで、クリストの退団も話題となっております。 Tagesspiegel紙の この記事によりますと、「BPOにとっては、アバドの後任を決めることばかりではなく、団員の補充も重要な課題である。目下、10名が欠員で、そのうちの6名は、ソロ奏者である」とのこと。 欠員のソロ奏者のうち、私が確認できているのは、下記の5つ。