新シーズンのブレッターの申込み用紙が送られてこなかったので、公式ホームページのプレスのところからメールを出したのですが、ちゃんと書類がワード文書添付の形で送られてきたのには感心しました。 で、早速、銀行から送金しようと思い、某地方銀行本店に出向いたら、4月から法律が変わり、送金するには、免許証か保険証が必要だとか。身分証明書では駄目。 私はペーパーなので、免許証は家に置いてあり、結局、本日は送金できず、がっかり。 それにしても、私の職場などでは、免許がないという人も結構いるのですが、何かにつけ免許証が必要になってきたら(レンタルビデオなどは仕方ないと思うけど)、免許証のない人は肩身が狭い思いをするような世の中になるのでしょうかね。 それにしても、1万円にも満たない額を送金するのに(そのくせ手数料が馬鹿高い!)、どうして免許証が必要なのか、事情をご存知の方がおられましたら、掲示板かメールで教えていただけると有難いのですが(_ _)。
ベルリン芸術週間でのマーラー全曲というと、実は1982年にも一度やられているようです。 ということで、82年と99年を比較するのも面白いかと思い、当時のプログラムを、ご参考までに載せることにしました。
3.9 | 1. Sinfonie | Muti/Philadelphia O. |
6.9 | 5. Sinfonie | Abbado/London SO. |
8.9 | 8. Sinfonie | Atzmon/BPO |
9.9 | 10.Sinfonie | Bernstein/WPh |
13.9 | 3. Sinfonie | Haitink/Concertgebouworkest |
14.9 | 7. Sinfonie | Haitink/Concertgebouworkest |
17.9 | 6. Sinfonie | Karajan/BPO |
24.9 | 4. Sinfonie | Dutoit/Junge Deutsche Phil. |
26.9 | 2. Sinfonie | Kubelik/SO.des Bayerischen Rundfunks |
30.9 | 9. Sinfonie | Karajan/BPO |
アバドが当時は、ロンドン響と5番というのが、時代を感じさせますね。 8番は、手許の資料ではテンシュテットとなっているのですが、年末だったかのFMで、アツモン指揮ということで放送されていた記憶があるので、ここだけ変更しておきました。 バーンスタインが10番だけというのはちょっと寂しいような(後半はブラームス2番)。 カラヤンの9番はライブ録音が有名なCDになってますが、実際の演奏会当日のライヴではないという話を、新日フィルの近藤さんが、どこかで書いておられたように思います。 皆さんのご感想は、如何でしょうか?
演奏前などに、日本人奏者をよく写していたようですが、日本へ生中継するからという配慮なのでしょうかね。 まあ、安永さん、土屋さんはお馴染みですが、他に今年2年目の第1ヴァイオリンの女性(Machidaさん?)も目立ってました。 あと、フルートとオーボエのそれぞれ3番の女性も、東洋人っぽい感じでしたが、団員名簿に載っている人ではないので、アカデミーの学生なのでしょうか。 ご参考までに、木管奏者について、まとめてみました。
フルート | ブラウ | デュンシェーデ | アカデミー学生? |
オーボエ | シェレンベルガー | ハルトマン | アカデミー学生? |
クラリネット | トーマス | ガイスラー | アカデミー学生? |
ファゴット | ダミアーノ | トローク | ユンク |
シェレンベルガーのオーボエは、相変わらず?、上手いのかそうでないのか、よくわからない感じでしたが(^_^;)、デュンシェーデのフルートは、相変わらず存在感がありますね。 ちなみに、94年秋にアバドがブランデングルク協奏曲の4番をやったとき、リコーダーを吹いたのが、シェレンベルガー(1番)とデュンシェーデ(2番)だったそうです。 ところで、たまたまでしょうが、木管のトップは、昨年のアバドの時と、全員同じでしたね。 ファゴットは3人ともそっくり同じ。
あと、オケの配置が、チェロを外側に置く配置だったり、通常とは異なっていたようです。 特に独特だったのは、金管楽器の配置かと思いました。 チューバが中央のティンパニの前。 その左がホルン8人。 右がトロンボーンとトランペット。 で、ホルン奏者ですが、「未完成」で1番を吹いていたマスクニティ(後半は5番)が、昨シーズンは後ろに束ねていた髪を切り落としたのか、短い髪だったのが、アレレといった印象でした。 その隣は、イェツィールスキだと思うのですが、彼は頭を剃ったのでしょうか。 なかなか目立っていたような。 生中継を見た翌日、録画をスコアを見ながら聞き直したのですが、8人のホルンのパートにも注目していたら、大変面白かったです。 そこで、ちょっと誤りがあるかもしれませんが、メンバーを表にまとめてみました。
ドーア | シュレッケンベルガー | ヴァレンドルフ | ハウプトマン | マスクニティ | イェツィールスキ | マックウィリアム | クリーア |
間違いがありましたら、ご指摘いただけますと、大変有り難いです(_ _)。
コントラバスは、アバドが10本だったのに、ヴァントは通常の8本でしたが、今回の方が重低音がよく聞こえてきたように思うは、気のせいでしょうか(^_^;)。 コントラバスはトップが前列右端のヴァッツェルだと思うのですが、放送では、前列右から3人目の白髪のランケと4人目の眼鏡のリーゲルバウアーが一番よく写っていて、実際、一番活躍していたような印象。 94年の日本公演のマーラー9番、終楽章のアダージョで、このランケがツェペリッツ以上に楽器を大きく動かして、あの名演をリードしていたことも思い出しました。
という訳で、いろいろ見ごたえのある中継だったと思います。 ところで、今度の日本公演ですが、名古屋のブルックナー5番は、ひょっとしたら行けることになるかもしれません(^_^)。
パソコン通信、及び某サイトの掲示板を通して、ベルリン・フィル来日公演、22日の横浜のマーラー、23日の名古屋のブルックナーのチケット、無事に確保できそうです(^_^)。 お譲りいただいた方には、この場を借りて、改めてお礼申し上げます(_ _)。 前回の時もそうだったのですが、本当に通信社会の恩恵をつくづく感じます。
あと、これは、まったく別の話ですが、ゴッツィの部屋に載せた「トゥーランドット物語の起源」と題する拙文が、その参考文献にも挙がっている「必携アラビアン・ナイト」の翻訳者のNさんの目にも触れ、その方の勤務先の大阪の国立民族学博物館の研究会で、11月に私も拙い発表をすることになりました(^_^;)。 これも、インターネットの時代ですね。
結局、今月も、このページはあまり更新できませんでしたが、その代わり、上述のゴッツィの部屋や言語と情報のページを作成したりしました。 国内言語学関連研究機関WWWページリストの西日本編とドイツ語編に、私のホームページも光栄なことに(^_^;)登録されたので、まったく言語に関するページがないのは、ちょっとまずいかなと思って、慌てて簡単に入口だけは作っておいた訳です。 もっともっと勉強しないといかんですな、といった感じですが(^_^;)。
新シーズンのブレッターも届いたので、昨シーズンの最終号とあわせて、そのうちニュースも更新したいと思っています。 ということで、いよいよ10月(^_^)ですが、またよろしくお願いします(_ _)。